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Box Office : 8月10日~12日の全米映画ボックスオフィスTOP5の第1位


ジェイソン・ステイサム VS 先史時代の巨大なサメの対決を描いたモンスター・パニック映画「ザ・メグ」が沈没予想をくつがえし、大浮上のヒットを果たした驚きの初登場第1位 ! !


第1位 (初) 「ザ・メグ(1億3,000万ドル)

$44,500,000−(4,118館/$10,806)−$44,500,000

TV Trailer : The Meg


RT支持率は評論家 49 % , 観客 63 % / Metacritic スコア 45 / 出口調査の CinemaScore B+

SF作家のスティーヴ・オルテンが、1997年にスタートした同名小説シリーズを下敷きとする「ザ・メグ」を、中国のプロダクションと共同で製作し、北米で配給したワーナー・ブラザースが、週末3日間の封切り成績として、約4,450万ドルの金額を発表したことから…、


業界筋がせいぜい、2,000万ドル前後だろう…と見込んでいた予想を裏切って、その沈没成績の2倍以上もの金額を叩き出し、巨大なサメの図体にふさわしい大ヒットのデビューを飾ってくれました…!!


当初に起用された残酷映画の作り手のイーライ・ロス監督から代わって、メガホンをとったジョン・タートルトーブ監督(「ナショナル・トレジャー」シリーズ)と主演のジェイソン・ステイサムらは、過激描写を抑えて、実際のところ、視聴制限なしと言える PG-13 のレイティングに仕上げられた「ザ・メグ」の内容には、やや不満を持っているようですが、オープニング成績の結果を踏まえると、観客の市場拡大を優先して、大人向けのR指定の映画にしなかったのは正解だったのかもしれませんし、また…、


先史時代に存在したとされる巨大ザメのメガロドンが出現し、その図体がシロナガスクジラ並にデカい!!という従来のサメ映画のスケールを文字通りに超えた奇想天外な設定や、荒唐無稽な展開が呆れるのを通り越して、ウケる!!というホメてるのか、けなしているのか?!、よくわからないような評価に寄りそい、モンスター・パニックのアクション映画として、まともに売り込むのではなく、あえて、ホラー・コメディの要素をアピールすることにしたワーナー・ブラザースの開き直り?!が功を奏して、「ザ・メグ」は思いがけない逆転の大ヒットにつながった!!と考えられていますから…、


トンデモ・ディザスター映画の「ジオストーム」(2017年)の失敗などから学んだのかもしれませんが、ただし、「ザ・メグ」は製作費の図体も、サメ映画としては並外れた巨大であり、ワーナー・ブラザースが発表した公称の約1億3,000万ドルを超えて、恐らくは約1億7,800万ドル以上が投じられているものと考えられています…。

いきなり約4,450万ドルを売り上げたオープニング成績の実績と出口調査の好評の B+ のスコアを踏まえると、おもしろい!!という口コミが拡散しそうな「ザ・メグ」は、北米での最終的な売り上げが、1億5,000万ドルに近い金額になるのでは…?!と期待されていますし、中国では北米の結果を超えた約5,030万ドルのオープニング成績を稼いでいます!!

Featurette : How The Meg Was Born


よって、製作費を約1億3,000万ドルとすれば、そう悪くない結果に落着しそうですが、約1億7,800万ドル以上と見なせば、黒字をあげて、真に浮上するまでには苦戦しそうかもしれません…?!


なお、同じく巨大生物を相手にして、ドウェイン・ジョンソンが対決した今春公開のワーナー作品「ランペイジ」の封切り成績は約3,575万ドル(4,101館)でしたから、「ホブス・アンド・ショウ」(2019年7月26日全米公開予定)の前哨戦?!は、ショウの勝利となっています…!!


さて、ひとまずは大ヒット!!とホメられるスタートを切った「ザ・メグ」は、ジェイソン・ステイサムが演じた海軍将校のダイバー、ジョナス・テイラーが活躍するシリーズへと発展することになるのか…?!、先史時代の巨大生物が出現!!という「ジュラシック・ワールド」的なコンセプトの方に則れば、いろんなタイプの生物を出現させることが出来そうかもしれませんね…!!

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