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World War Z 2 : 元FOX のパラマウント映画の新CEO ジム・ジアノポリス氏が英断 ! !、ゾンビ・アクション大作の続編「ワールド・ウォーZ 2」の新監督に、友人のデヴィッド・フィンチャー監督を起用 ! !



デヴィッド・フィンチャー監督の起用に二の足を踏んでいたパラマウント映画ですが、新しいCEOは早速、会社の建て直しに動いたようです!!


いったい、どういう考え方をしたら、「モンスター・トラックス」に巨額の約1億2,500万ドルもの製作費を投じることができるのか?!、サッパリわかりませんが、その児童向けのブロックバスター映画の大失敗と、ハリウッド版「攻殻機動隊」の「ゴースト・イン・ザ・シェル」が嫌われてしまい、今年2017年は赤字続きのパラマウント映画を建て直すべくと言って差し支えがないかと思いますが、今月はじめの4月3日に新たにCEOに就任したばかりのジム・ジアノポリス氏が、まず手始めの仕事として、「ワールド・ウォーZ 2」の新監督にデヴィッド・フィンチャー監督を起用するつもりであることを、Variety のジャスティン・クロールがレポートしてくれました…!!


大胆な撮り直しを行ったことで、2013年の公開で大ヒットになったゾンビ・アクション大作「ワールド・ウォーZ」は、続篇のメガホンを託すことにしたファン・アントニオ・バヨナ監督をあろうことか、ライバルのユニバーサル映画の「ジュラシック・ワールド 2」(2018年6月22日全米公開)に引き抜かれる…!!という掟破りを食らったことから、製作が中断し、主演を兼ねるプロデューサーのブラッド・ピットが、代表作の「セブン」(1995年)、「ファイト・クラブ」(1999年)、「ベンジャミン・バトン」(2008年)でコンビを組んだデヴィッド・フィンチャー監督の担ぎ出しに乗り出したのですが、製作・配給のパラマウント映画の前 CEO のブラッド・グレイ氏が躊躇し、プロジェクトを保留にしてしまいました…。

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前 CEO のブラッド・グレイ氏としては、製作費に約1億9,000万ドルを注ぎ込み、さらに宣伝費を上乗せした「ワールド・ウォーZ」の興業の結果が、全世界のトータルで約5億4,000万ドルという、どうにか収支の釣り合いがとれたかもしれない微妙な成績であったことから、続篇に駒を進めるのはリスキーな賭けだと思案をしていたようなのですが…、


元20世紀FOXの代表として、デヴィッド・フィンチャー監督の「ゴーン・ガール」(2014年)を成功させた実績のある新 CEO のジム・ジアノポリス氏は、前述の「ファイト・クラブ」が FOX の作品だったこともあり、同監督とは長年にわたって親密な関係であることから、「ワールド・ウォーZ 2」のメガホンを託すことに、ためらいはなかったようです…!!


それに新 CEO として最初に GO サインを出す企画を絶対に失敗をしたくはないでしょうから、そういう見方からすると、友人のデヴィッド・フィンチャー監督を起用するのは、ジム・ジアノポリス氏にとっては、むしろ安心なのかもしれません…!!


先週末にお伝えした「007」シリーズ第25弾の配給権をめぐる競りにも、パラマウント映画は参戦しなかったように、同社はジム・ジアノポリス氏の新体制の準備を整えていますから、どうやら、そうした手続きの段取りを要するため、「ワールド・ウォーZ 2」の製作とデヴィッド・フィンチャー監督の起用はまだ正式の承認には到っていませんが、ジャスティン・クロールによれば、新 CEO は数週間のうちに同監督との契約を済ませて、製作準備を進め、来年の2018年のはじめにはクランクインをしたいつもりのようです!!

そうした総ての段取りが見込み通りに進めば、今のところ2019年のラインナップにおいて、実写映画は「トランスフォーマー」シリーズの第7弾しか発表できていないパラマウント映画は、「ワールド・ウォーZ 2」という強力なタイトルを加えることができるものと予想できそうですが、CIA リーダーのみなさんは、いよいよ現実に動き出すかもしれないデヴィッド・フィンチャー監督のゾンビ映画の出来栄えに、どのような期待の想像をお持ちになっているでしょう…?!

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