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Avengers :「ガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシー Vol.2」のジェームズ・ガン監督が、「アベンジャーズ」シリーズについてのガモラのゾーイ・サルダナの発言をめぐるマスコミの憶測報道を一蹴してくれた ! !



現在撮影中のコミックヒーロー大集合映画「アベンジャーズ : インフィニティ・ウォー」の結末を、ゾーイ・サルダナがうっかりとしゃべってしまい、ネタバレしたのでは?!という憶測の記事が昨日からネット上で飛び交うのを静観していたのですが、案の定、ジェームズ・ガン監督がカタをつけてくれました…!!

ゾーイ・サルダナは「アベンジャーズ」の何をしゃべって、ネタバレをしたと言われたの?!については、まず初めにマーベル・シネマティック・ユニバースの仕掛け人のプロデューサー、ケヴィン・ファイギの発言を知っておかなければなりません。
ケヴィン・ファイギの発言は、「ガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシー Vol.2」の封切りに向けて設けたプレス取材の日に、CinemaBlend のエリク・アイゼンバーグから尋ねられた質問に対する回答です。

エリク・アイゼンバーグが、ケヴィン・ファイギに尋ねたのは「題名未定のアベンジャーズ 4」は、どうして題名未定なのか…?!ということです。

「アベンジャーズ 4」のタイトルは当初は第3弾の「インフィニティ・ウォー」の続篇として、「インフィニティ・ウォー Part 2」と発表されました。

しかしながら、「Part 1」と「Part 2」の前後編の2部作に分かれた映画について、どうせ「Part 1」は尻切れで終わるし、ひとつの話を2本の映画に分けて、年月を空けて観せられるのは満足感が薄い…といった風に覚り始めたらしい観客が拒否反応を示し始め、ジェン主演の「ザ・ハンガー・ゲームズ」シリーズ最終章「モッキングジェイ」の「Part 1」(2014年)と「Part 2」(2015年)の興業が今ひとつ振るわなかったことや、シェイリーン・ウッドリー主演の「ダイバージェント」シリーズが完結に到る前に挫折して、途中終了を余儀なくされた…という事態も考慮されたのかもしれませんが、「インフィニティ・ウォー」は前後編の2部作ではないとして、「インフィニティ・ウォー Part 2」は単に「題名未定のアベンジャーズ 4」に改められた…という経緯があります。

仮りに「Part 1」&「Part 2」が嫌われるから「インフィニティ・ウォー Part 2」の題名はやめにしたとしても、だったら、別に新しい題名を考えて発表もできるはずが、どうして、あえて「題名未定のアベンジャーズ 4」のままに置かれているのか?!について、エリク・アイゼンバーグは…、

とても興味があるのですが、ひょっとして、その理由はネタバレだからですか?!

…と尋ねたところ、ケヴィン・ファイギは…、

あぁ、まったく、その通りなんだ。

…と応じました…!!、つまり、「題名未定のアベンジャーズ 4」の “ 題名未定 ” の部分は、「インフィニティ・ウォー」で描かれる決定的な出来事の結果を示しているため、それをあらかじめ言ってしまうと、「インフィニティ・ウォー」の展開と結末を言ったも同然のネタバレになる!!ということです…!!


なので、「題名未定のアベンジャーズ 4」の裏に隠された真の題名は「インフィニティ・ウォー」のネタバレなので、けして、口にしてはいけないのですが、現地のロンドンで昨日の月曜日=4月24日に行われた「ガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシー Vol.2」のプレミア上映のレッド・カーペットで、BBC のリッツオ・ムジンバから「アベンジャーズ」の撮影状況について訊かれたゾーイ・サルダナは…、

いま撮影してる最中なのよ。私が思うに「インフィニティ・ウォー」に関しては、ガーディアンズは自分たちの出番だけを撮影して、それが…「Part 1」って言うのかしら?!、それから私たちは今年の後半に「ガントレット」のために、また戻ってくることになるわ。

…と答えて、「インフィニティ・ウォー」を「Part 1」と言い表わし、その続きを「ガントレット」と言いました…!!

このゾーイ・サルダナの発言はとりもなおさず、かつて「インフィニティ・ウォー Part 2」と言われていた「題名未定」の第4弾の真のタイトルは「アベンジャーズ : インフィニティ・ガントレット」だと、うっかり口を滑らせて言ってしまったものと見なされ、冒頭のように憶測の記事が飛び交うことになったのですが、CIA リーダーの方の中には、ケヴィン・ファイギは「アベンジャーズ 4」の真の題名は「インフィニティ・ウォー」のネタバレと言ったんでしょ?!、「インフィニティ・ガントレット」のどこがどうネタバレなの…?!と疑問を持たれて、ピンとこない人もいるかもしれません。

「インフィニティ・ガントレット」というタイトルが示した “ インフィニティ ” = “ 無限大 ” のパワーを持つ “ ガントレット ” = “ 騎士が手にはめる防具の手袋 ” 、つまり、剣道の小手、もしくは甲手は、下 ↓ の動画のように、すでに「アベンジャーズ」の前作「エイジ・オブ・ウルトロン」(2015年)の結末に登場しています。



マーベル・シネマティック・ユニバースのファンの方は、これまでの複数のヒーロー映画を通して、ジョシュ・ブローリンが演じる宇宙の悪の親玉のサノスが無限大のパワーを手に入れるために、“ インフィニティ・ストーン ” と呼ばれる計6個の宝石のようなものを集めて、自分のガントレットに装着しようとしている…というストーリーが背景に存在し、徐々に語られてきたことを承知していると思います。

「インフィニティ・ウォー」では、そのマーベル・シネマティック・ユニバースの真のテーマだとも言える “ インフィニティ・ストーン ” をめぐる物語が、ついに表立って描かれることから、マーベルのヒーロー映画の集大成と言われているだけに、ファンはとっくに “ インフィニティ・ガントレット ” のこともわかっています。

なので、今さら「アベンジャーズ 4」の真の題名が「インフィニティ・ガントレット」だと言われても、何がネタバレなのか?!、よくわからない…ということにもなるわけですが、しかし、“ インフィニティ・ストーン ” をめぐって、サノスとアベンジャーズ、そして、ガーディアンズたちが争奪戦の “ インフィニティ・ウォー ” を戦ったとして、その続きが「インフィニティ・ガントレット」なのであれば、とりもなおさず、計6個の宝石はすべて集められて、無限大のパワーを持つ甲手は完成することになる…!!という展開と結末が示されたことになります。

そして、“ インフィニティ・ガントレット ” を完成したいのはサノスなわけですから、「インフィニティ・ウォー」で、それが達成されたとなると、アベンジャーズとガーディアンズは悪役に敗北し、続編で再戦のリベンジを目指すことになるのか…?!というのも察せるわけですし、黄色の “ マインド・ストーン ” は、ザ・ヴィジョンの額に埋め込まれていますから、それをえぐり取られてしまったザ・ヴィジョンは死ぬのか…?!、同ヒーローを演じているポール・ベタニーが自分の出演契約について明らかにしていないのは、それが残り1本=「インフィニティ・ウォー」だけだと言うと、ザ・ヴィジョンは、おでこの石を盗られて死にますよ…と言っているのも同然だから…?!と解釈できることになってしまいます…!!


よって、「アベンジャーズ 4」の真のタイトルが「アベンジャーズ : インフィニティ・ガントレット」だと言ってしまうのは充分にネタバレにも成り得るだけに、映画のマスコミは即座に食いついたのですが、果たして、ゾーイ・サルダナはうっかりと口を滑らせてしまったのか…?!と言うと…、


イギリスの Yahoo! Movies のトム・バトラーから真偽を尋ねられたジェームズ・ガン監督は…、

それは題名じゃないよ…。

…と開口一番に否定をしてしまったあと…、

ゾーイは単に言い間違えたと思うよ。今日これからゾーイと話してみるけれど、ぼくの想像ではゾーイは「インフィニティ・ウォー」と言おうとして、「インフィニティ・ガントレット」と言ってしまっただけだと思う…。

…と、自分の映画のキャストのガモラを気づかうような素振りを見せて、彼女のほんのひと言から端を発した「アベンジャーズ」に関する憶測報道を一蹴してしまいました…!!


このジェームズ・ガン監督の否定を真に受けると、「インフィニティ・ウォー」に続く「アベンジャーズ」の第4弾のタイトルは、けして「インフィニティ・ガントレット」ではないことになりますが、だとしたら、どうして、ゾーイ・サルダナはいきなり、“ ガントレット ” という言葉を使ったのか?!、その言い間違い?!の素になった拠り所が気になってしまいますが、CIA リーダーの映画通のみなさんは “ ワーキング・タイトル ” という言葉を聞いたことがあるはず。

“ ワーキング・タイトル ” というのは、現在撮影中の「スター・ウォーズ」アンソロジー第2章の「ヤング・ハン・ソロ(仮)」(2018年5月25日全米公開)が「赤いカップ」と名乗って製作をしているように、話題の映画が素性を隠すような目的のために使う仮りのタイトルのことです。

「題名未定のアベンジャーズ 4」は恐らく内輪では、「題名未定のアベンジャーズ 4」と、いちいち言うのは煩わしいので、「題名未定のアベンジャーズ 4」ではなく、仮りの “ ワーキング・タイトル ” として「ガントレット」と呼ばれているのではないでしょうか…?!

ゾーイ・サルダナはうっかりと内輪での題名を言ってしまったのでは…?!と考えられるわけですが、この話のそもそも発端と言えそうなケヴィン・ファイギと CinemaBlend のエリク・アイゼンバーグの対話に舞い戻ると…、

サノスは両方の映画に登場するんですか?!、それとも彼のストーリーは「インフィニティ・ウォー」だけで完結してしまうんでしょうか…?!

…と尋ねられたケヴィン・ファイギは…、


2本の映画は、とても違う作品なんだ。それがぼくに言える総てだよ。

…とのことで、「アベンジャーズ : インフィニティ・ウォー」と「アベンジャーズ 4」は、それぞれ違う別の映画だと語っています…!!、だとすると、当初に伝えられた「Part 1」と「Part 2」の前後編の2部作に仕上げる構想は、かなり見直されたことになり、2本の映画が別々の単独の映画として、それぞれの個性を持っているとするのであれば、「インフィニティ・ウォー」と「インフィニティ・ガントレット」という似通ったタイトルは避けられる可能性も考えられそうです。

よって、ジェームズ・ガン監督が「アベンジャーズ 4」の題名は「ガントレット」じゃないと言ったのは本当なのでは…?!と受けとめることもできそうですが、いずれにしろ、大勢の観衆の目に晒されたプレミア上映のレッド・カーペットでは、気持ちがやや舞い上がってしまうため、うっかりと口を滑らせてしまうことや、言い間違いは普通にあり得ることになります。

ですから、そこに即座に食いつくのは慎重でなければなりませんが、ネタが「アベンジャーズ」という超人気シリーズだけに、ゾーイ・サルダナの発言は思いのほか、大きく採りあげられてしまったものの、結局はジェームズ・ガン監督が出て来て、違うよと言って、おしまいの呆気なさですから、憶測を交えて、話を膨らませていったマスコミは過剰だったかもしれませんね…。


ゾーイ・サルダナが活躍する「ガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシー Vol.2」は、来週末の5月5日から全米公開!!
彼女を含めたガーディアンズたちが撮影中の「アベンジャーズ : インフィニティ・ウォー」は、来年2018年5月4日から全米公開!!
そして、今年2017年の後半に撮影すると、ゾーイ・サルダナが言っていた「題名未定のアベンジャーズ 4」は、再来年の2019年5月3日から全米公開です…!!

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