King Arthur : ガイ・リッチー監督がチャーリー・ハナムを主演に起用して、聖剣エクスカリバーの伝説を描いたアクション・アドベンチャー映画の最新作「キング・アーサー: レジェンド・オブ・ザ・スウォード」の最終版の予告編 ! !
この映画をご覧になると決めている方は、この最終版の予告編は観ないほうがよいかもしれません…!!
ガイ・リッチー監督の地元イギリスの古典のアーサー王の伝説の物語に、イギリスを代表するロック・バンド、レッド・ツェッペリンの “ Babe I’m Gonna Leave You ” の曲をあわせたことで、新旧のブリティッシュ・カルチャーをリミックスしたような印象をかもしだそうとしたらしい「キング・アーサー: レジェンド・オブ・ザ・スウォード」の最終版となる新しい予告編です…!!、冒頭で、この映画を観ると決めている方はパスしてください…と書いたのは…、
実際に予告編をご覧になられたら、おわかりのように、まるでストーリーをダイジェストしたかのように映画全体の流れが、ほとんど把握できてしまう作りになっているからです。とは言え、先に古典と書いたように、アーサー王と聖剣エクスカリバーの伝説はもう何度も映像化もされて、今さら物語のネタバレを恐れる必要はないわけですが、しかし…、
ガイ・リッチー監督が、その古いをお話をどのように自分なりの現代的なイメージで描いたのか?!、実際の映画を観てのお楽しみのところまでを、上 ↑ の新しい予告編はチラチラとかいま観せてしまっている風に観受けられます。
そのように映画の内容をやや露出し過ぎたかもしれな予告編から窺えるガイ・リッチー監督のタッチは、やはり、同監督が古典の名探偵を復活させた「シャーロック・ホームズ」シリーズのジュード・ロウが…、
チャーリー・ハナム扮する主人公アーサーの両親を殺害した悪役のヴォーティガンとして登場していることもあって、相通ずるものが感じられると言えそうです。ともすれば古臭いと思われるかもしれない物語のよいところを、現在の観客にとって馴染みやすい描写とペースで描こうとするガイ・リッチー監督のスタイルは好評を博したものの、しかし、前作の「ザ・マン・フロム・U.N.C.L.E.」(2015年)も、60年代の古いテレビシリーズの復刻でしたから、もうワンパターン?!として、飽きてしまった…という映画ファンの方もいらっしゃるかもしれません。しかしながら、ファンタジーの要素を盛り込んで…、
スケールの大きなアクションの見せ場の随所に窺わせている予告編は、これまでのガイ・リッチー監督の作品では観られなかったようなスペクタクルの醍醐味を出来るだけアピールしたかったようですから、その点においては「キング・アーサー」は新境地だと言えるのかもしれません…?!、ただし、まるでザック・スナイダー監督の映画みたい…という印象を持ってしまう人もいそうですが、ワーナー・ブラザースの作品なので、とりあえず、予告編が似た雰囲気になってしまうのは仕方がないのかもしれません…!!
ガイ・リッチー監督の最新作「キング・アーサー: レジェンド・オブ・ザ・スウォード」は、来月5月12日から全米公開!!、「パイレーツ・オブ・ザ・カリビアン 4」(2011年)のアストリッド・ベルジュ=フリスベ、「ガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシー」(2014年)のジャイモン・フンスー、そして、「スター・トレック」(2009年)のエリック・バナです…!!