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Box Office :「ジャスティス・リーグ」が前夜祭興業で早くも、ライバルの「ソー : ラグナロク」に敗北 ! !、「バットマンVスーパーマン」の半分以下にまで売り上げが激減 ! !



どちらかと言うと大人向けだけに、深夜の興業ではライバルのマーベルよりも強いはずのDC・ユニバースが、ついに敗北を喫してしまいました!!


ザック・スナイダー監督が使った製作費の約2億5,000万ドルに加えて、「アベンジャーズ」のジョス・ウィードン監督を起用し、大きな撮り直しをしたことから、総額で3億ドルに近い巨額が投じられたと伝えられている「ジャスティス・リーグ」が、どうにか収支の帳尻を合わせるためには全世界のトータルの興業成績で、少なくとも6億ドル以上は稼がなければならないのですが、その注目の DC コミックスのヒーロー大集合映画の北米での前夜祭興業の結果が約1,300万ドルだった…と、製作・配給のワーナー・ブラザースが発表してくれました!!


北米で昨日の木曜日=11月16日の夕方の午後6時から、3,700館での上映でスタートした「ジャスティス・リーグ」の前夜祭興業の結果が約1,300万ドルというのは、ガル・ガドットの人気が大爆発した今夏の大ヒット作「ワンダーウーマン」の同記録=約1,100万ドルを超えたばかりか、FOX の「X-Men」史上最大ヒット作の「デッドプール」(2016年)の記録=約1,270万ドルをも上まわっています!!、しかしながら…、


各国で現在も大ヒットの上映が続いているディズニー・マーベルの「ソー : ラグナロク」は前夜祭で、約1,450万ドルを稼いでいますから、ワーナー・DC としては、ヒーロー全部乗せの総力戦で挑んだ「ジャスティス・リーグ」にもかかわらず、ライバルのコミックヒーロー大集合映画ではない単独主演シリーズに負けてしまったことになります…。それどころか…、


悪のコミックヒーロー映画の「スーサイド・スクワッド」(2016年)の前夜祭での売り上げ=約2,050万ドルと比較すると、数字が大きく後退をしてしまっていますから、ヒーローたちは悪役に負けてしまったことになりますし、スーパーマン単独主演の「マン・オブ・スティール」(2013年)の売り上げ=2,100万ドルにも届かなかったことを踏まえると、かねてより指摘されているように宣伝プロモーションにおいて、最も人気のヒーロー、スーパーマンの存在をアピールすることなく、あえて封印し続けたのは、やっぱり間違いだったのでは…?!と、ネタバレを恐れすぎたがゆえに興業で惨敗したとされる「ブレードランナー 2049」に続く、カン違いの失敗のようにも受けとめられます。


そして、ヘッドラインのように、バットマン、スーパーマン、ワンダーウーマンの3大ヒーローが活躍した「BVS」(2016年)は前夜祭興業だけで、約2,770万ドルも稼ぎ出していた実績と比較すると、「ジャスティス・リーグ」は人気の超高速ヒーローのザ・フラッシュに、アクアマン、サイボーグを追加して、ヒーローの数を増やしたというのに、売り上げはあろことか、いきなり半減か…という驚きの結果になってしまっています…。


過激な暴力をふるう残酷さを持ちあわせながら、マザコン?!というヒーロー像を描いて、ファンの期待を裏切ってきたツケが、いよいよ数字に現われてしまったような感じですが、前夜祭興業の結果から推測される初日の売り上げは4,000万ドル前後ですから、雷神とハルクがスマッシュした初日の記録=約4,647万ドルには、やっぱり敵うことはなく、「ジャスティス・リーグ」は「アベンジャーズ」のようには、ヒーロー大集合の効果はなかった…ということになりそうかもしれません。

© Warner Bros. © Marvel Studios


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