Box Office : 1月5日～7日の全米映画ボックスオフィスTOP5の第2位 ! !

リン・シェイの霊能力者が悪霊に立ち向かうホラー映画「インシディアス」シリーズの第4弾「ザ・ラスト・キー」が、前作を上まわったどころか、「スター・ウォーズ」を超えて、よい意味で予想を裏切ってくれた初登場第2位のヒット ! !

第2位 (初) 「インシディアス : ザ・ラスト・キー」(1,000万ドル)

$29,265,000−(3,116館/$9,392)−$29,265,000

TV Trailer - Insidious: The Last Key

★RT支持率は評論家 25 % , 観客 62 % / Metacritic スコア 49 / 出口調査の CinemaScore B-

現在はヒーロー映画の「アクアマン」（12月21日全米公開）の仕上げに取り組んでいるジェームズ・ワン監督が、相棒の脚本家兼俳優のリー・ワネルに加えて、「パラノーマル・アクティビティ」シリーズのオレン・ペリ監督をまじえたトリオのチームを組んで、2011年に立ち上げた「インシディアス」シリーズも、もうネタ切れに近い感じがしなくもないだけに、製作者らは最後の打ち止めの作品にしようと思って、副題に " ラスト " をつけたものと思われますが、しかし…、

「インシディアス」シリーズの封切り成績と最終的な国内での売り上げのランキング

第1位「チャプター 2」（2013年9月公開）　4,027万ドル（3,049館）>>> 8,359万ドル
第2位「ザ・ラスト・キー」（2018年1月公開）　2,927万ドル（3,116館）>>> ？？？
第3位「チャプター 3」（2015年6月公開）　2,269万ドル（3,002館）>>> 5,222万ドル
第4位「インシディアス」（2011年4月公開）　1,327万ドル（2,408館）>>> 5,401万ドル

…と、ご覧のように、シリーズの人気が頂点に達した第2作めには、まるで及ばなかったものの、ステファニー・スコットちゃんを主演に起用して、サマームービーの話題作として封切った前作の「チャプター 3」を上まわる封切り成績の数字を売り上げてしまいました…！！

もはや、あきらめ気分？！だけに、前作とは違って、特に宣伝に力を入れていなかったのにもかかわらず、「ザ・ラスト・キー」が好成績を弾き出したのは、今年2018年の全米公開映画の最初の1本めとして、閑散期の年始に封切ったことで、他にライバルの新作映画がなかったことや、アルツハイマーのおばあさんが大変なことになるデビュー作「ザ・テイキング・オブ・デボラ・ローガン」（2014年）で、ホラー映画マニアの注目を集めたアダム・ロビテル監督を起用し、作り手を新たにしたことなどが功を奏したのでは…？！と思われますが…、

果たして、本当に " ラスト " でよかったのか…？！、安価な製作費の約1,000万ドルをいきなり回収できたであろうことや、公開4週めとは言え、引き続き、ヒットの「スター・ウォーズ : ザ・ラスト・ジェダイ」を第3位に追いやっての第2位のデビューだけに、さらに第5作めの製作や、スピンオフ映画の企画が持ち上がったとしても、けして、驚きではないですね…！！

Related: Insidious : 人気ホラー映画「インシディアス」シリーズが、あの霊能者エリーゼの生い立ちに踏み込んでいく第4弾の最新作「ザ・ラスト・キー」の恐ろしい予告編を2本同時にリリース ! !

Movie Clip : Into the Dark