90th Academy Awards : 第90回アカデミー賞の栄えある最優秀作品賞が、ギレルモ・デル・トロ監督の「ザ・シェイプ・オブ・ウォーター」に決定 ! !、最優秀監督賞を含む最多4部門で受賞した半魚人が、オスカー制覇の勝利を飾った ! !
超オタクのギレルモ・デル・トロ監督のジャンル系ファンタジー映画が、ついに映画賞の頂点を極め、オスカー制覇の快挙を果してくれました！！
最優秀作品賞の発表を間違えた！！という前代未聞のトラブルに見舞われた前回から続けて、ジミー・キンメルが司会をつとめた第90回アカデミー賞の授賞式が、現地ハリウッドのドルビー・シアターで本日の3月4日（日）に行われ、最優秀作品賞と監督賞、そして、作曲賞と美術賞の計4部門で受賞したFOX作品「ザ・シェイプ・オブ・ウォーター」が、最も多くのオスカー像を持ち帰る結果になりました…！！
タイトルに ★ がついている作品と人物が受賞した勝者です！！、「ザ・シェイプ・オブ・ウォーター」に次いで、計3部門で受賞したクリス監督の「ダンケルク」の栄冠は、以下 ↓ のリンク先の技術部門のページで、ご確認ください！！
90th Academy Awards : 伝説的名カメラマンのロジャー・ディーキンスが、14回めノミネートにして、初受賞を果たした「ブレードランナー 2049」が2冠、「ダンケルク」が3冠に選ばれた第90回 アカデミー賞の技術部門とその他部門の受賞リストをご確認ください ! ! - CIA Movie News
ギレルモ・デル・トロ監督のオタク映画の世界が、ついにアカデミー賞でも認められた！！という点には、大いに意味のあった第90回アカデミー賞の授賞式ですが、前述のように昨年に大きなトラブルがあったことで、やや自重する傾向にあったのか？！、全体的に精彩を欠いていたように思われましたし、スピーチを無理に短くするための工夫として、最も早く切り上げることができた受賞者には、ジェットスキーをプレゼント！！といった趣向も、ハナから受賞の感激を削ぐようなものに受けとめた人もいるかもしれません…。
また、人種の多様性や、女性の人権について…といった社会的な要素も、本来は映画という娯楽の祭典なのだから、もっと以前のように陽気に戻ったほうがよいように思われるのですが、CIA リーダーのみなさんはどのような感想をお持ちになられたでしょう…？！
最優秀作品賞 － BEST PICTURE
★「ザ・シェイプ・オブ・ウォーター」
「ダンケルク」
「ゲット・アウト」
「レディー・バード」
「ザ・ポスト」
「スリー・ビルボーズ・アウトサイド・エビング, ミズーリ」
「ダーケスト・アワー」
「ファントム・スレッド」
オスカーの頂点の最優秀作品賞を発表する大トリのプレゼンターは、昨2017年の第89回の授賞式で、別の間違った封筒を渡されたことから、発表間違いの大騒動の失態におちいってしまったフェイ・ダナウェイとウォーレン・ベイティです！！
そんなコンビの発表だけに？！、本当に「ザ・シェイプ・オブ・ウォーター」が最優秀作品賞に選ばれたのか？！、ギレルモ・デル・トロ監督が自分の目で、しっかりと封筒を確認する愉快なパフォーマンス？！の受賞シーンをお楽しみください！！
最優秀長編アニメ映画賞 － ANIMATED FEATURE FILM
★「ココ」
「ザ・ボス・ベイビー」
「ファーディナンド」
「ラヴィング・ヴィンセント」
「ザ・ブレッドウィナー」
長編と短編の両アニメ部門のプレゼンターは、「スター・ウォーズ」の新星のケリー・マリー・トランと、ポー・ダメロンと BB-8 の名コンビ、そして、伝説のジェダイの騎士のルークでした！！、どうして、BB-8 の言っていることがわかるのよ？！と、ローズがポーにツッコミを入れてくれています！！
最優秀監督賞 － DIRECTING
★ギレルモ・デル・トロ監督 ‐「ザ・シェイプ・オブ・ウォーター」
グレタ・ガーウィグ監督 ‐「レディー・バード」
ジョーダン・ピール監督 ‐「ゲット・アウト」
クリストファー・ノーラン監督 ‐「ダンケルク」
ポール・トーマス・アンダーソン監督 ‐「ファントム・スレッド」
最優秀主演男優賞 － ACTOR IN A LEADING ROLE
★ゲイリー・オールドマン ‐「ダーケスト・アワー」
ティモシー・シャラメ ‐「コール・ミー・バイ・ユア・ネーム」
ダニエル・カルーヤ ‐「ゲット・アウト」
デンゼル・ワシントン ‐「ローマン・J・イスラエル, エスクワイア」
ダニエル・デイ＝ルイス ‐「ファントム・スレッド」
最優秀主演女優賞 － ACTRESS IN A LEADING ROLE
★フランシス・マクドーマンド ‐「スリー・ビルボーズ・アウトサイド・エビング, ミズーリ」
サリー・ホーキンス ‐「ザ・シェイプ・オブ・ウォーター」
マーゴット・ロビー ‐「私はトーニャ」
シアーシャ・ローナン ‐「レディー・バード」
メリル・ストリープ ‐「ザ・ポスト」
最優秀主演女優賞のプレゼンターをつとめてくれたのは、ジョディとジェンの女漫才コンビでした！！
最優秀助演男優賞 － ACTOR IN A SUPPORTING ROLE
★サム・ロックウェル ‐「スリー・ビルボーズ・アウトサイド・エビング, ミズーリ」
ウディ・ハレルソン ‐「スリー・ビルボーズ・アウトサイド・エビング, ミズーリ」
ウィレム・デフォー ‐「ザ・フロリダ・プロジェクト」
リチャード・ジェンキンス ‐「ザ・シェイプ・オブ・ウォーター」
クリストファー・プラマー ‐「オール・ザ・マネー・イン・ザ・ワールド」
最優秀助演女優賞 － ACTRESS IN A SUPPORTING ROLE
★アリソン・ジャニー ‐「私はトーニャ」
メアリー・J. ブライジ ‐「マッドバウンド」
ローリー・メトカーフ ‐「レディー・バード」
レスリー・マンヴィル ‐「ファントム・スレッド」
オクタヴィア・スペンサー ‐「ザ・シェイプ・オブ・ウォーター」
最優秀オリジナル脚本賞 － WRITING - ORIGINAL SCREENPLAY
★「ゲット・アウト」
もしかすると主要部門を席巻するドンデン返しが起きるのでは…？！と期待されていたソーシャル・ホラーの「ゲット・アウト」ですが、しかし、オスカーの差別の壁？！は、まだまだ厚かった…と言えるのかもしれませんが、ノミネートされた4部門のうち、受賞できたオスカーは結局、脚本賞のひとつだけでした…。
「ザ・ビッグ・シック」
「レディー・バード」
「ザ・シェイプ・オブ・ウォーター」
「スリー・ビルボーズ・アウトサイド・エビング, ミズーリ」
最優秀脚色賞 － WRITING (ADAPTED SCREENPLAY)
★「コール・ミー・バイ・ユア・ネーム」
名匠ジェームズ・アイヴォリー監督（「眺めのいい部屋」1986年）が、89歳の脚本家として果たした受賞は、オスカー史上最高齢での栄冠となっています！！、89歳にしてなお、初恋の物語をつづるような老人になりたいものですね！！
「ザ・ディザスター・アーティスト」
「ローガン」
「モリー’ズ・ゲーム」
「マッドバウンド」
最優秀作曲賞 － MUSIC - ORIGINAL SCORE
★「ザ・シェイプ・オブ・ウォーター」
「ダンケルク」
「ファントム・スレッド」
「スター・ウォーズ : ザ・ラスト・ジェダイ」
「スリー・ビルボーズ・アウトサイド・エビング, ミズーリ」
最優秀オリジナル主題歌賞 － MUSIC (ORIGINAL SONG)
★「Remember Me」 from 「ココ」
「Mystery of Love」 from 「コール・ミー・バイ・ユア・ネーム」
「This Is Me」 from 「ザ・グレイテスト・ショーマン」
「Stand Up for Something」 from 「マーシャル」
「Mighty River」 from 「マッドバウンド」
VFX の最優秀視覚効果賞などの技術部門と、その他部門のページは、以下 ↓ のリンク先です！！
90th Academy Awards : 伝説的名カメラマンのロジャー・ディーキンスが、14回めノミネートにして、初受賞を果たした「ブレードランナー 2049」が2冠、「ダンケルク」が3冠に選ばれた第90回 アカデミー賞の技術部門とその他部門の受賞リストをご確認ください ! ! - CIA Movie News
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