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X-Men :「X-Men」シリーズの新作映画の公開延期が決定 ! !、「ダーク・フェニックス」と「ザ・ニュー・ミュータンツ」のミュータントたちが、マーベル・シネマティック・ユニバースに合流するための先送り ? !



「X-Men」好きのコミックヒーロー映画ファンの方にはガッカリですが、20世紀FOXが待望のシリーズ2作品の全米公開延期を発表しました!!


マーベル・コミックス原作の「X-Men」シリーズの映画化を展開している20世紀FOXが、この秋に予定をしていた「ダーク・フェニックス」と、来年2019年春に予定していた「ザ・ニュー・ミュータンツ」の全米公開を共に先送りする延期を発表しました!!

まず、本来であれば、今秋の感謝祭の目玉映画として、11月2日に全米公開されるはずだった「X-Men」の本流シリーズの最新作「ダーク・フェニックス」の封切りは来年2019年春のバレンタイン・デー、2月14日の愛の全米ロードショー!!に変更だそうですから…、


その約1週間後の同年2月22日の全米公開を予定していた「ザ・ニュー・ミュータンツ」の封切りも変更しなければ、「X-Men」の映画を2週連続で公開することになってしまいますから、ジョシュ・ブーン監督(「ザ・フォールト・イン・アワ・スターズ」2014年)の全力ホラー映画は、同年夏の8月2日に先送りだそうです!!


そもそもは来月の4月13日に全米公開されるはずだった自分の「X-Men」映画の封切りが延期されたことについて、とても楽しみにしていたのに、ガッカリ…という残念の気持ちを公言していたアニヤ・テイラー=ジョイとしては、先送りされた2019年2月22日の全米公開が、さらにまた、夏の封切りに変更になったことで、よりもっとガッカリかもしれませんが、本来の来月公開と来年の夏とでは結局、1年以上の開きが出来てしまったことになるだけに、各方面から不満の声があがっても仕方がないのかもしれません…。

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それではどうして?!、20世紀FOXが「X-Men」シリーズの公開延期を決めたのか?!というのが当然、気になってしまうわけですが、その理由としては、次のふたつが憶測されています。

ひとつめの理由は、ブライアン・シンガー監督がメガホンをとっていただけに、「X-Men」シリーズとは全く無関係でもないような感じですが、しかし、内容的には何のつながりもないクイーンの故フレディ・マーキュリーの伝記映画「ボヘミアン・ラプソディ」が予定していた今年末12月25日の全米メリー・クリスマス・ロードショーをとりやめて、前倒しをし、秋の11月2日に全米公開!!と、つまり、「ダーク・フェニックス」に代えて、「ボヘミアン・ラプソディ」を封切る!!ということを、FOX は同時に発表していますから、「X-Men」よりも、クイーンが優先された?!と考えることができます。


実は過去の「X-Men」映画の撮影でも様々に問題を起こしていたらしいブライアン・シンガー監督が、ついに現場にやってこないという困り果てた事情や、同監督の同性愛に関係したスキャンダルなどから、「ボヘミアン・ラプソディ」の撮影が途中だというのに、同監督の完全追放を決め、社内に置かれてあった同監督の私物を敷地の外の道に放り出す…とまでいった徹底的な絶縁の姿勢を見せたらしいFOXが、後任の監督として、「エディー・ジ・イーグル」(2016年)のデクスター・フレッチャー監督を起用し、仕切り直した「ボヘミアン・ラプソディ」は大変によく出来た音楽伝記映画の傑作として、前評判が上昇していますから、稼ぎ時の感謝祭に封切るのは、むしろ、故フレディ・マーキュリーの映画の方が…と考えた同社が、「ダーク・フェニックス」の先送りを決め、それに連鎖して、「ザ・ニュー・ミュータンツ」も先送りされたもの…と憶測されている次第です。

次にふたつめの理由は、ヘッドラインで示したディズニーのマーベル・シネマティック・ユニバースに、「X-Men」シリーズが合流する見込みが、より現実になってきたのでは…?!といった見方です。


21世紀FOXから、傘下の20世紀FOXを譲り受けて、自分たちのグループに加えることになったディズニーによる買収は、順調に事が進めば、来年2019年の半ばには手続きが完了し、20世紀FOXは、ディズニー・FOXに生まれ変わる見込みですから、単にFOXの「X-Men」シリーズの最新作として、「ダーク・フェニックス」と「ザ・ニュー・ミュータンツ」を封切るよりも、人気のディズニーのマーベル・シネマティック・ユニバースに属するコミックヒーロー映画として公開をしたほうが、より大ヒットする可能性が高いからでは…?!という憶測です。

仮りにそう考えると、「ザ・ニュー・ミュータンツ」が追加の撮影で加える新キャラクターとは、誰なのか?!、ひょっとするとアベンジャーズのヒーローではないのか?!などとも期待したくなってしまうのですが、もちろん、現時点では何とも言えません…。

しかしながら、そうした憶測に対して、映画サイトの Collider は独自の取材にもとづいて、「ダーク・フェニックス」の撮り直しの追加撮影のスケジュールが、公開延期の真の原因だと伝えています。


プロデューサー兼脚本家として、「X-Men」シリーズを裏側から支えてきたサイモン・キンバーグが、ミスティークのジェンの薦めもあって、ついに前面に立って、自らメガホンをとることになった「ダーク・フェニックス」のテスト試写が行われた結果、どうやら、内容の一部を変更する必要があると判断したらしいFOXが、撮り直しの追加撮影のスケジュール決めに取り組んだところ、前述のジェンをはじめ、ジェームズ・マカヴォイや、ミヒャル・ファスベンダーといった多忙な人気スターの出演者たちが再び集結することができるのは、早くても今夏8月から9月にかけての時期になることから、そうすると秋の11月2日全米公開までに、VFX を加えて、映画を仕上げることができないため、先送りを決めた…とのことです。

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「ザ・ニュー・ミュータンツ」についても、やはり、内容を修正する撮り直しが、公開延期の大きな理由であると、Collider は伝えていますが、ジョシュ・ブーン監督と FOX との間で見解の相違があったらしく、実に映画の約半分の50%を撮り直すそうですから、実際のところ、撮り直しではなくて、作り直し?!だと言えるのかもしれません…?!


…と以上のように、「ダーク・フェニックス」と「ザ・ニュー・ミュータンツ」の公開延期によって、「X-Men」シリーズの今後のラインナップは…、


2018年5月18日全米公開 「デッドプール 2

2019年2月14日全米公開 本流シリーズの最新作「ダーク・フェニックス

2019年6月7日全米公開 チャニング・テイタム主演の「ガンビット

2019年8月2日全米公開 全力ホラー映画の「ザ・ニュー・ミュータンツ

2019年11月22日全米公開 デッドプール主演の「X-Force」かも??

…といった次第で、ドリュー・ゴダード監督(「ザ・キャビン・イン・ザ・ウッズ」2012年)がメガホンをとる「X-Force」の公開予定は、あくまでも憶測ですが、もしかすると来年2019年は「X-Men」シリーズの新作映画が4本も封切られる「X-Men」の超祭り!!になるのかもしれません!!

© 20th Century Fox

先々月の2月16日に全米公開された「ブラック・パンサー」が、ついに「アベンジャーズ」(2012年)を抜いて、全米映画興業史上最もヒットしたコミックヒーロー映画の頂点に立ったことを踏まえると、かつては映画の墓場と言われた閑散期の2月は今や、むしろ逆に大ヒットを狙えるタイミングに変わりつつありますから、果たして、「ダーク・フェニックス」が、その流れに乗って、「デッドプール」の第1作めが、2016年2月の全米公開で記録した「X-Men」史上最高のヒットの記録を書き変えることができるのか…?!

待ちぼうけを食わされることになったのは残念ですが、様々な可能性をはらんでいる「X-Men」シリーズの進展に期待しておきましょう…!!

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