Box Office : 4月27日～29日の全米映画ボックスオフィスTOP5の第1位
「アベンジャーズ」の衝撃作「インフィニティ・ウォー」が、映画史上最高封切りヒットのハットトリックを達成した奇跡の快挙 ! !、ついに「スター・ウォーズ」を倒して、国内外の記録を書き変え、シネマティック・ユニバースの頂点にのぼりつめた初登場第1位 ! !
第1位 (初) 「アベンジャーズ : インフィニティ・ウォー」(続篇「4」とあわせた総額が10億ドル？！)
$250,000,000−(4,474館/$55,878)−$250,000,000
音響デザイナーのジャスティン・カーペンターさんが編集したファンメイドの予告編 ! !
★RT支持率は評論家 84 % , 観客 93 % / Metacritic スコア 68 / 出口調査の CinemaScore A
あろうことか、あの「ワンダーウーマン」（2017年）のオープニング成績の数字を、たったの1日で超えてしまった！！というトンデモない出足の大動員をお伝えした昨日の記事の最後に、クライマックスの衝撃度が大きい「インフィニティ・ウォー」の口コミは膨張しているので、サーガを超える可能性はゼロではない…と書きましたが…、
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どうやら、CIA の読みは正解だったらしく、マーベル・シネマティック・ユニバースを展開しているディズニーが、「アベンジャーズ : インフィニティ・ウォー」の週末3日間の封切り成績として、驚きの巨額の2億5,000万ドルに達する見込みをプレス発表してくれました…！！
たったの3日間の興行だけで、2億5,000万ドルを稼ぐというのが、どれだけスゴイことなのか？！というのは、ライバルのワーナー・ブラザースが、マーベル・シネマティック・ユニバースを壊滅する最終兵器として、昨2017年の秋に封切ったDCコミックスのヒーロー大集合映画「ジャスティス・リーグ」の国内の最終的な売り上げは約2億2,902万ドルでしたから、バットマンや、スーパーマンたちが119日間、つまり約4ヵ月間をかけて集めた巨額よりも、さらに大きな金額を、アベンジャーズはたったの3日間で叩きだした！！と書けば、ちょっと信じられないことが起きた…！！というのが実感できるかと思います！！
しかし、その途方もない2億ドル超えの特大封切りヒットも、実は「スター・ウォーズ」に関しては、フツーの当り前になっているのですが…、
覚醒トリロジーの第1作め「ザ・フォース・アウェイクンズ」が、2015年末に記録した全米映画興業史上最高の未曾有の封切りヒットの約2億4,797万ドル（4,134館）の数字については、恐らく半永久的に破られないだろうが、もしも今後、それを超えられる作品が仮りにあるとするならば、同じ覚醒トリロジーの完結編の「エピソード 9」（2019年12月20日全米公開）ぐらいでは…？！などと言われていました…。
でも、ご覧のように…、
全米封切り成績の歴代BEST10
第1位「アベンジャーズ : インフィニティ・ウォー」（2018年） 2億5,000万ドル（4,474館）
第2位「スター・ウォーズ : ザ・フォース・アウェイクンズ」（2015年） 2億4,797万ドル（4,134館）
第3位「スター・ウォーズ : ザ・ラスト・ジェダイ」（2017年） 2億2,001万ドル（4,232館）
第4位「ジュラシック・ワールド」（2015年） 2億881万ドル（4,274館）
第5位「アベンジャーズ」（2012年） 2億744万ドル（4,349館）
第6位「ブラック・パンサー」（2018年） 2億200万ドル（4,020館）
第7位「アベンジャーズ : エイジ・オブ・ウルトロン」（2015年） 1億9,127万ドル（4,276館）
第8位「キャプテン・アメリカ : シビル・ウォー」（2016年） 1億7,914万ドル（4,226館）
第9位「美女と野獣」（2017年） 1億7,475万ドル（4,210館）
第10位「アイアンマン 3」（2013年） 1億7,414万ドル（4,253館）
ディズニーが発表した見込み（※）に間違いがなければ、ついにアベンジャーズのヒーローとヒロインたちが、ジェダイの騎士を上まわり、全米映画興業のオープニング・ヒットの頂点に君臨することになりますし、BEST10 のうち、実に半数以上の6本が、マーベル作品によって占められることにもなります！！
（※ ディズニーの傾向としては、見込みの数字は控えめに少なく発表されます）
よって、全米映画興業史上最高のミラクルなオープニング・ヒットを叩きだした「インフィニティ・ウォー」は当然…、
シネマティック・ユニバースの全米封切り成績の歴代BEST10
第1位「インフィニティ・ウォー」（2018年） 2億5,000万ドル（4,474館）
第2位「アベンジャーズ」（2012年） 2億744万ドル（4,349館）
第3位「ブラック・パンサー」（2018年） 2億200万ドル（4,020館）
第4位「エイジ・オブ・ウルトロン」（2015年） 1億9,127万ドル（4,276館）
第5位「シビル・ウォー」（2016年） 1億7,914万ドル（4,226館）
第6位「シェルヘッド 3」（2013年） 1億7,414万ドル（4,253館）
第7位「GOTG Vol. 2」（2017年） 1億4,651万ドル（4,347館）
第8位「シェルヘッド 2」（2010年） 1億2,812万ドル（4,380館）
第9位「ラグナロク」（2017年） 1億2,274万ドル（4,080館）
第10位「ホームカミング」（2017年） 1億1,703万ドル（4,348館）
マーベル・シネマティック・ユニバース史上においても歴代第1位になるのは、もう特に驚きではないかもしれませんが、しかし、さらにビックリなのは…、
北米と足並みをそろえて封切られた諸外国での売り上げのトータルが、いきなり、約3億8,000万ドル…というのは、「マッドマックス : フューリー・ロード」（2015年）の全世界トータルの最終的な興業成績＝約3億7,886万ドル以上の金額を、「インフィニティ・ウォー」は封切りと同時に達成しました！！という無茶な話になっていますが…、
全世界トータルの封切り成績の歴代BEST5
第1位「アベンジャーズ : インフィニティ・ウォー」（2018年） 6億3,000万ドル
第2位「ザ・フェ8・オブ・ザ・フューリアス」（2017年） 5億4,190万ドル
第3位「スター・ウォーズ : ザ・フォース・アウェイクンズ」（2015年） 5億2,900万ドル
第4位「ジュラシック・ワールド」（2015年） 5億2,550万ドル
第5位「ハリー・ポッターと死の秘宝 Part 2」（2011年） 4億8,320万ドル
ご覧のように、国内外をあわせた総額が約6億3,000万ドルにまで膨れ上がった「インフィニティ・ウォー」は、「ワイルド・スピード 8」をブッチぎって、全世界トータルのオープニング成績の記録までも書き変え、新たに王者の座に着いています！！、ただし…、
「フェ8」の諸外国での封切りの売り上げのトータルが約4億4,430万ドルだったのに対して、「インフィニティ・ウォー」は約3億8,000万ドルですから、海外のセールスに限っては、ヴィン・ディーゼルに敗北をし、マーベルのヒーローたちは第2位になってしまいます。しかしながら、「ワイルド・スピード 8」は完全に全世界同時に封切りだったのに対して、「アベンジャーズ 3」は世界最大の映画市場の中国と、それに次ぐ大国のロシアでは、まだ封切られていません！！
なので、「インフィニティ・ウォー」は、あまりにも大きなハンデがあったわけですから、仮りに両大国でも同時に封切られていたとしたならば、完璧に「フェ8」の数字を上まわったであろうことは火を見るよりも明らかですが、しかし、それにしても、中国で封切られていないのに、どうして、全世界トータルの封切り成績が歴代第1位になるのか…？！、むしろ、そっちの方がおかしいだろ！！と、もう理解できない規模の大ヒットに、ツッコミを入れたくなってしまいそうです…！！
そんなディズニー・マーベルのヒーロー映画については、ヒットするか、しないか？！ではなく、もはや、大ヒットは前提として、それがどれだけ大きな数字になるのか？！の方にこそ、関心を持たれる次第ですが、「アベンジャーズ : インフィニティ・ウォー」は、この先、どこまで数字を伸ばしていくのか…？！
初日の金曜日の売り上げの約1億596万7,000ドルは、残念ながら、「スター・ウォーズ : ザ・フォース・アウェイクンズ」が記録した約1億1,912万ドル（4,134館）を超えられず、歴代第2位だったものの、2日めの売り上げの約8,301万ドルは、「ジュラシック・ワールド」の記録＝約6,964万ドル（4,274館）を抜いて、土曜日史上最高の新記録の第1位ですし、3日めとなる本日の日曜日の売り上げも、「ザ・フォース・アウェイクンズ」の記録＝約6,055万ドル（4,134館）を抜いて、約6,100万ドルを売り上げる日曜日史上最高の新記録の第1位になる見込みですから…、
冒頭でふれたように、クライマックスの衝撃を映画館で体験したい！！という口コミが拡散し始めた「アベンジャーズ : インフィニティ・ウォー」は、これまでのどの大ヒット作よりも動員を持続しています！！、果たして、アベンジャーズは今後、どういうことになってしまうのか…？！、マーベル・シネマティック・ユニバースの物語の先行きへの興味に加えて、興行記録の発展もあわせて、お楽しみに…！！
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Movie Stills and Posters
© Disney / Marvel Studios
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