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Box Office : 4月20日~22日の全米映画ボックスオフィスTOP5の第3位


女性の容姿をネタにした笑いが波紋を拡げてしまったコメディ映画「アイ・フィール・プリティ」が、沈没こそ免れたものの、エイミー・シューマー主演作としては、ワーストの封切り成績を記録した初登場第3位 ! !


第3位 (初) 「アイ・フィール・プリティ(3,200万ドル)

$16,220,000−(3,440館/$4,715)−$16,220,000

Trailer : I Feel Pretty


RT支持率は評論家 34 % , 観客 28 % / Metacritic スコア 47 / 出口調査の CinemaScore B+

ドリュー・バリモアとチームを組んだ「25年目のキス」(1999年)や「そんな彼なら捨てちゃえば?」(2009年)の他、最近では、ダコタ・ジョンソン主演の「ひとりな理由はきかないで」(2016年)などのロマコメ映画を得意とすることで知られる脚本家コンビのアビー・コーンとマーク・シルヴァースタインが初めて、自分たちのシナリオを自分たちの手で映画化した監督デビュー作「アイ・フィール・プリティ」を封切った STX フィルムズが、封切りから3日間のオープニング成績が、1,622万ドルになる見込みを発表してくれました…!!


大手のコスメ企業に勤めながら、パッとしない存在のエイミー・シューマー扮するデブス・キャラの主人公レネーが、自転車エクササイズのソウルサイクルで転倒し、文字通りにアタマをぶつけたことから、なぜか?!、自分を絶世の美女だと思い込んだカン違い女になるのですが、しかし、その絶対的な自信が魅力として、好意的に受けとめられ、人生が前向きのよい方向にばかり転がり始めることに…ッ!!


…といったお話は、けして、" デブス " をからかいたいのではなくて、いつも前向きの明るい女性は素敵である!!という " 自信 " を持つことの大切さの方が主題になっているのですが、しかし、この逆説的な設定が逆だけに素直には受けとめられず、むしろ…、


女性を外見でのみ評価する古い価値観にそって、女性の地位を貶めるものだとして、反感を買い、世間に波紋を拡げる仇となってしまったことから、沈没の可能性まで懸念されていたのを踏まえると、1,622万ドルの結果は、ホッと胸をなで下ろすことができた予想以上の数字となっています…!!

しかしながら、エイミー・シューマー主演の前2作の封切り成績は…、

スナッチド」(2017年) 1,954万ドル(3,501館)

トレインレック」(2015年) 3,009万ドル(3,158館)

…といったものでしたから、「アイ・フィール・プリティ」は、エイミー・シューマー主演作として、ワーストの封切り成績を記録したばかりか、共演者にミシェル・ウィリアムズ、エミリー・ラタコウスキーらを配したことも踏まえると、物足りない結果だ…と言われてしまうかもしれません…。

Movie Clip : エミリー・ラタコウスキーの登場シーン ! !


また、アビー・コーンとマーク・シルヴァースタインのコンビにしても、脚本家として関わったダコタ・ジョンソン主演の「ひとりな理由はきかないで」の封切り成績は約1,788万ドル(3,343館)でしたから、やはり、「アイ・フィール・プリティ」は、ちょっとハズしてしまった…といった印象になってしまうのかもしれません…。

お笑いがタブーに踏み込んで、社会風刺をする…というのは、お笑いが担っている立派な使命のひとつではないかと思いますが、しかし、女性の社会での位置づけについて、声高に議論される最近のシリアスな現状を踏まえると、タイミングがマズすぎた…ということになるのかもしれませんね…。


なお、映画の評価も、やや低めとなっていますが、しかし、出口調査の結果では、18歳以下の若年層に限るとサイコーの " A+ " となっています!!、ただし、それでもエイミー・シューマーはもっと優れた作品を作ることができる才能を持っているはずだから、彼女は単に女優として仕事するのではなくて、「トレインレック」のように、自ら脚本を執筆した映画に主演するべきだ…というのが、どうやら、大方の映画ファンの意見が一致するところのようです。


Movie Clips



Movie Stills and Posters






















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