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Box Office : 8月24日~26日の全米映画ボックスオフィスTOP5の第9位


軍が極秘に開発したロボット犬と、その飼い主になった青年との絆を描いたSFアクション「AXL」が、倒産目前の製作・配給=グローバル・ロードにトドメを刺したかもしれない惨敗の初登場第9位 ! !


第9位 (初) 「A.X.L.」(1,000万ドル)

$2,939,356−(1,710館/$1,719)−$2,939,356

Trailer : A.X.L.


RT支持率は評論家 22 % , 観客 69 % / Metacritic スコア 31 / 出口調査の CinemaScore B+

軍が極秘に開発したロボット犬の AXL(アクセル)と偶然にめぐり会った主人公の青年マイルスが、新たな飼い主として、お互いの意志を通わせることに成功するも、ロボット犬の開発者らが取り返しにやって来ることに…!!といった経緯から、マイルスとヒロインのサラとが力を合わせて、 AXL(アクセル)を守ろうとする活躍を描いたファミリー向けのSFアクション「A.X.L.」を封切ったグローバル・ロード・エンタテインメントが…、


週末3日間の売り上げをまとめた総額として、スクリーンの数が少ないとは言え、とうていオープニング成績とは思えない約294万ドルを発表したことから当然、上位ランキングに入ることはできず、かろうじてBEST10圏内に食い込んだ第9位の悲惨なデビューとなってしまいました…。


新人のオリバー・デイリー監督が、テレビシリーズ「コロニー」のアレックス・ノイシュテッターを主演に抜擢し、お相手のヒロインには、「パワー・レンジャーズ」(2017年)のイエロー・レンジャーとしても知られる人気歌手のレベッカ・ゴメス、つまり、ベッキーG を起用した「A.X.L.」の製作費は控えめな約1,000万ドルだそうですから、本来であれば、致命的な惨敗ではなかったかもしれませんが…、


しかし、今春3月に全米公開したハリウッド版「タイヨウのうた」の「ミッドナイト・サン」、5月に全米公開した犬映画「ショー・ドッグス」、そして、6月に全米公開したジョディ・フォスター主演の直近未来クライム・アクション「ホテル・アルテミス」が連続して、興行で大コケし、資金ぐりが危機におちいった同社の経営は、金主の財政支援者の管理下に置かれてしまい、倒産は目前だと考えられていますから、この「A.X.L.」の沈没は、ついにトドメが刺された…と見なされてしまうのかもしれません…。


ただし、出口調査の評価は、そこそこ好評の “ B+ ” を得ていますから、恐らくは社内事情のゴタゴタも影響して、興行的に大きく挫折はしたものの、この映画を観てみたい!!と思って、封切りの映画館に足を運んだ観客は、けして、映画の内容そのものには、そんなにガッカリはしていないことになります…!!


なお、グローバル・ロード・エンタテインメントの前身のオープン・ロード・フィルムズは、2016年開催の第88回アカデミー賞の授賞式で思いがけず、「スポットライト」が最優秀作品賞に選ばれるなどの輝かしい実績を残しています…。

Movie Clip : You Wanna Play


Movie Clip : No One Really Comes Here


Movie Clip : Everybody Can Dance


B-Roll :「A.X.L.」の撮影風景を紹介したメイキング・ビデオ ! !



Movie Stills and Posters




















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