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Alfonso Cuaron’s ‘Roma’ Wins Golden Lion At 75th Venice Film Festival : アルフォンソ・キュアロン監督の白黒映画「ローマ」が、第75回 ヴェネツィア国際映画祭のグランプリに選ばれ、Netflix が勝利 ! !



大絶賛を博したブラッドレー・クーパーとレディー・ガガ共演の「スター誕生」(10月5日全米公開)は、コンペ外での上映でしたから、オスカーはまだわかりません!!



現地のイタリアでは今日の9月8日の土曜日に閉幕を迎えた第75回 ヴェネツィア国際映画祭の審査委員長をつとめたギレルモ・デル・トロ監督が各賞を発表し、グランプリにあたる金獅子賞は、アルフォンソ・キュアロン監督の「ローマ」(12月14日配信予定)に贈られました!!


ギレルモ・デル・トロ監督とアルフォンソ・キュアロン監督が、ともにメキシコ出身の大親友であり、製作プロダクションの共同経営者の間柄でもあるだけに、身内びいきのようにも見られそうですが、「ローマ」の高評価を踏まえると、まったく妥当な結果と言えるグランプリの授与となっています…!!

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また、前回の第74回の金獅子賞を受賞したのは、ギレルモ・デル・トロ監督の「ザ・シェイプ・オブ・ウォーター」でしたから、2年連続して、メキシコの才能が、ヴェネツィアの頂点の栄冠を獲得したことになりますが、半魚人が今春の第90回アカデミー賞の最優秀作品賞にも選ばれた実績からすると、ついに Netflix の配信映画がオスカーを制覇するのか…?!という映画界の時代の移り変わりを目の当たりにする可能性もあり得そうです!!

さらに Netflix は、コーエン兄弟監督の「ザ・バラッド・オブ・バスター・スクラッグス」(↓ 写真)が最優秀脚本賞に選ばれていますから、いずれにしろ、オスカーを目指して、この秋から展開する映画賞レースでは、以前よりも大きな存在感を放つことになるのかもしれません…!!


そして、次点の準グランプリにあたる審査員大賞には、エマ・ストーンの最新作「ザ・フェイバリット」(北米11月23日限定公開)が選ばれました!!、ギリシャ映画界の異才の鹿殺しヨルゴス・ランティモス監督がメガホンをとった同映画は、グレート・ブリテン初代女王のアン役を演じたオリヴィア・コールマン(↓ 写真)が、女優賞もあわせて、獲得しましたから、映画賞にはめっぽう強い FOX サーチライトの作品も当然、オスカーに絡んでくることになるものと思われます!!


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なお、男優賞は、ジュリアン・シュナーベル監督の「アット・エターニティ’ズ・ゲート」(北米11月16日限定公開)で、画家のフィンセント・ファン・ゴッホに扮したウィレム・デフォーに贈られたほか…、


監督賞にあたる銀獅子賞は、ホアキン・フェニックスとジョン・C・ライリー共演の西部劇のコメディ「ザ・シスターズ・ブラザーズ」(北米9月21日限定公開)を手がけたフランス映画界のジャック・オーディアール監督に与えられました!!

© Netflix

さて、ヴェネツィアを制したことで、アルフォンソ・キュアロン監督が前作の「グラビティ」(2013年)では果たせなかったオスカーの最優秀作品賞を手にすることになるのか…?!、今後の映画賞レースの進展もお楽しみに…!!


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