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Nomis : スーパーマンのヘンリー・カヴィル、アレクサンドラ・ダダリオ、ベン・キングズレーら豪華キャストを集めたことに寄せられた期待を裏切ったサイコ・スリラー映画の失敗作「ノミス」の予告編 ! !


ネットで巧みに少女の関心を誘い、出会いにこぎつけるや、淫らな関係を持とうとするロリコン性犯罪者の社会問題がテーマだったはずですが…、


新人のデヴィッド・レイモンド監督が、あれもこれもと色んな要素を詰め込み過ぎたことで、ストーリーが混乱して破綻し、わけの分からない陳腐なものになってしまった…

Trailer : Nomis


…と、昨2018年秋のロサンゼルス・フィルム・フェスティバルのプレミア上映の結果、失笑を誘って、もろに失敗作のレッテルを貼られてしまった「ノミス」の予告編をご覧ください…!!


アメコミを代表するヒーローのスーパーマン役はもとより、トム・クルーズとがっぷり四つに組んだ「ミッション : インポッシブル - フォールアウト」(2018年)の好演も絶賛を博したヘンリー・カヴィルが演じるミネアポリス警察の殺人課の刑事マーシャルは妻と別れ、13歳の娘の親権を失ったことで気落ちしている不眠症気味の主人公。その彼が女性の殺人事件を追う捜査の過程で知りあった…


元裁判官のクーパー=ベン・キングズレー(「砂と霧の家」2003年)は、「スーパーガール」などのテレビ女優のエリアナ・ジョーンズが起用されたララと組んで、ネットを徘徊するロリコン性犯罪者を罠にかけて、誘い出しては懲らしめているヴィジランテだった。そして、ある夜、ララが本当に拉致されてしまったことから、もはや自分の手には負えないクーパーは警察に捜査を依頼し、ヘンリー・カヴィルのマーシャルはララを含めて複数の女性たちが監禁されている場所を見つけ出し、容疑者を捕まえることに…!!


ところが、捕まえた容疑者のサイモン=ブレンダン・フレッチャー(「ザ・レブナント」2015年)は聴覚の障害に加えて、自分のうちに複数の人格を持つ統合失調症…と、つまり、早い話が多重人格者だったことから、アレクサンドラ・ダダリオ扮するプロファイラーのレイチェルが登場!!、さらに余罪を隠し持っているらしいサイモンから、どうにか情報を引き出そうとアレクサンドラ・ダダリオが悪戦苦闘の一方、捜査陣の命を狙う妨害の攻撃が仕掛けられたことから、マーシャルは一連の事件の真犯人がサイモンのほかにいるに違いないと察知することに…!!


…といった次第で、98分間の上映時間の中に詰め込まれた二転三転するストーリ展開に興味を惹かれる方もいらっしゃるかもしれませんが、要は過去の様々なサイコ・スリラーやクライム映画の筋書きを寄せ集めて、一緒くたにしたパロディ?!のように見なされている「ノミス」は今のところ、本国の北米での公開は未定ですが、ロシアをはじめとするヨーロッパ諸国では今夏から秋にかけてのうちに封切られるようです。

Photo Credit: © Saban Films. All Rights Reserved.


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