Box Office : 8月16日～18日の全米映画ボックスオフィスTOP5の第1位

小学生版「スーパーバッド」のコメディ「グッド・ボーイズ」が、全米の大人に大ウケし、まったくのオリジナル映画としては、今年2019年では初の首位デビューを果たした想定外のヒットを達成 ! !

第1位 (初) 「グッド・ボーイズ」(2,000万ドル)

$21,000,000−(3,204館/$6,554)−$21,000,000

Trailer : Good Boys

★RT の評論家の支持率 80 % / Metacritic スコア 60 / 出口調査の CinemaScore B+

「アリタ : バトル・エンジェル」や「シャザム」、それにホラー映画の「ザ・カース・オブ・ラ・ヨローナ」なども週末興行ランキングの第1位になっていますが、それらは続編やリメイクではないので、オリジナル映画じゃないんですか…？！

…と疑問を持たれる方もいらっしゃるかもしれませんが、「アリタ」は木城ゆきとさんのコミックが原作ですし、「シャザム」も同様にコミックの映画化であるのに加えて、「バットマン V スーパーマン」（2016年）などと同じ世界観の中にあるものとして、DC・シネマティック・ユニバースのシリーズに含まれていますし、「ラ・ヨローナ」もザ・カンジュアリング・ユニバースに属していますから、そうしてチェックをしていくと…、

近年ではもう珍しいものになってしまった絶滅危惧種？！の “ まったくのオリジナル映画 ” としては、驚くべきことに週末興行ランキングの首位に躍り出たのは、今年2019年では最初の1本めとなる「グッド・ボーイズ」の封切り成績の見込みは、2,100万ドル！！と、配給のユニバーサル映画が発表してくれました！！

お笑いのセス・ローゲンが仕掛け人のプロデューサーをつとめた “ ボーイズ ” だけに、かれんさんが演じるダークな戦うヒロインのキミコも人気のヒーロー・ドラマの配信シリーズ「ザ・ボーイズ」とカン違いされそうな「グッド・ボーイズ」の封切り成績として、ユニバーサル映画が期待していた目標値は、大人向けのハレンチな R 指定映画なのに、主人公は小学生！！というブラック・ジョークの人を食ったネタですから、1,000万ドルを超えて、どうにか、1,200万ドルを稼げれば…といった程度でした。

それがノルマを大きく超えて、2,100万ドルを稼いだ…！！となれば、もはや、続編の第2弾は確定か？！といった感じですが…、

ジェイコブ・トレンブレイくん（「ザ・プレデター」2018年）、ブレディ・ヌーンくん（TVシリーズ「ボードウォーク・エンパイア」）、キース・L・ウィリアムズくん（TVシリーズ「ザ・ラスト・マン・オン・アース」）らの小六トリオが売り上げた2,100万ドルの封切り成績は…、

同じくセス・ローゲンが仕掛け人をつとめ、昨2018年春に全米公開されて、好評を博した女子高生トリオと、その親たちの騒動を描いたエッチ系コメディ「ブロッカーズ」が稼いだ封切り成績の約2,056万ドル（3,379館）を若干ながら上まわっています！！、キュートな演技派女優のキャスリン・ニュートンがヒロインだった青春コメディが最終的に国内で売り上げた金額は約6,031万ドルであり、それを含めた全世界での興行成績の総額が約9,405万ドルという大台の1億ドルに近いヒットだったことを踏まえると…、

出口調査の観客の評価のスコアが “ B ” だった「ブロッカーズ」よりも、やや上の “ B+ ” の「グッド・ボーイズ」は、おバカなコメディ映画はなかなか “ B+ ” をもらえない…という現実を含めて推測すると、観客はかなり満足をしていることになりますから、「グッド・ボーイズ」はウケる！！という口コミが拡散するのは必至！！と予想すれば、小学生トリオが女子高生トリオよりも多くの金額を稼ぐに違いありません！！、なので、製作費の約2,000万ドルを回収して、黒字になるのは、もはや確実！！と言えそうですね…！！

B-Roll :「グッド・ボーイズ」の撮影風景のメイキング・ビデオ ! !