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Movie Studios Renew Deal with Kodak : ハリウッドの映画スタジオ大手がコダックとの契約を更新 ! !、デジタル時代でも引き続き、一部の映画は伝統的にフィルムを使っての撮影を継続する ! !


映画はフィルムで作るものという伝統へのこだわりが人一倍強いクリス監督の最新作「テネット」はもちろん全編丸ごとフィルムの映画です!!


来週末の2月9日(日)に、第92回 アカデミー賞の授賞式が催される会場のドルビー・シアターは以前は、コダック・シアターという名称だった…などと覚えているベテランの映画ファンの方にとっては当然、映画とは切っても切り離せないはずの写真メーカーのコダックが、北米では昨日の水曜日=1月29日に…、


ディズニー、ユニバーサル映画、パラマウント映画、ソニー・ピクチャーズ、そして、ワーナー・ブラザースのメジャー・スタジオ 5 社との間で契約を更新し、映画撮影用のフィルムを引き続き製造して、供給する発表をしたことを、THR のカロリン・ジャルディーナがレポートしてくれました…!!

今やデジタルカメラで撮影するのが当たり前になってしまった映画ですが、昨2019年は「若草物語」と「マリッジ・ストーリー」の両名作に、「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」、それから「スター・ウォーズ : ザ・ライズ・オブ・スカイウォーカー」のほか、昔はフィルムにこだわっていたマーティン・スコセッシ監督の「アイリッシュマン」も一部はフィルムを使って撮影し…、

Photo Credit: © Sony Pictures. All Rights Reserved.

今年2020年は冒頭でふれた「テネット」のほか、ダニエル・クレイグ主演シリーズの最終章「007 : ノー・タイム・トゥ・ダイ」や、エドガー・ライト監督の「ラスト・ナイト・イン・ソーホー」、そして、スティーヴン・スピルバーグ監督が古典ミュージカルを再映画化した「ウエスト・サイド物語」などが伝統的に昔ながらのセルロイドのフィルムを回して、作られたそうです…!!

Photo Credit: © Danjaq / MGM. All Rights Reserved.

人気のマーベル・シネマティック・ユニバースは “ シネマ ” と名乗りながらも、フィルムではなく、デジタル映画であることや、フィルムを使って、本格的な映画作りをしたつもりとは言え、あまりにも内容がバカバカしいので、観客が最後まで観ずに途中で帰ってしまう「スター・ウォーズ : ザ・ライズ・オブ・スカイウォーカー」などもあるように、デジタルかフィルムか?!の違いは、けして映画の価値に結びつくものではありませんが…、




映画の作り手が自分の希望するイメージを実現するために、昔ながらのフィルムで撮影をすることもできるという選択肢が残されていくことには、大きな価値があると言えそうです。なお、昨日発表された契約は、コダックが2013年に倒産をしかけたことから、映画フィルムの製造を続けてもらわなければならない!!

Photo Credit: © Warner Bros. All Rights Reserved.

…と願ったクリス監督が音頭をとり、クエンティン・タランティーノ監督やエドガー・ライト監督、そして、コメディ映画のヒットメーカーのジャド・アパトー監督に、プロデューサーの J.J. エイブラムスたちが賛同し、2015年に大手の映画スタジオに対して、コダックと契約を結ぶことを求めたフィルム存続の運動が功を奏して、更新が繰り返されたものです。

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ブロックバスター映画の大作なのに、今や問題視されている焼き直しではなくて、まったくオリジナルの独創的な新しい作品を生み出す本格派のクリス監督に映画を作り続けてもらわなければならない!!というのが、映画フィルムが生き残ってこれた決め手だったかもしれませんね…!!


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