Box Office : 1月3日～1月5日の全米映画ボックスオフィスTOP5

「スター・ウォーズ」の失敗作と見なされた「ザ・ライズ・オブ・スカイウォーカー」が、3週連続の第1位を達成するも、いまだ全世界の興行成績が10億ドルを超えられない不人気 ! !、ハリウッド版「呪怨」の「ザ・グラッジ」が絶不評を叩きつけられてしまった低調なデビュー ! !

＊各数字は週末成績－(公開館数/平均売上げ)－トータル成績。題名の後の()は概算の製作費です。
映画の鑑賞価値を推し測る参考の RT/MC の数値は、初めてランクインした時点での値です。

第1位 (1) 「スター・ウォーズ : ザ・ライズ・オブ・スカイウォーカー」(3億ドル)

$33,739,000−(4,406館/$7,658)−$450,796,441

★RT の評論家の支持率 58 % / Metacritic スコア 54 / 出口調査の CinemaScore B+

「ザ・ライズ・オブ・スカイウォーカー」の公開3週めの全世界の興行成績の総売上げは約9億1,880万ドルですから、特大のヒットであることは確かなのですが…、

「スター・ウォーズ」史上の最高傑作として絶賛された前作の「ザ・ラスト・ジェダイ」（2017年）は、19日め、そして、覚醒トリロジーの第1作めの「ザ・フォース・アウェイクンズ」（2015年）は、12日めにして、10億ドルの壁を突破していましたし、「アベンジャーズ : エンドゲーム」（2019年）にいたっては、たったの5日間だけで、10億ドル以上を稼ぎましたから、やはり、「スター・ウォーズ」の人気はもう息切れか…？！と言われても仕方のないスローペース？！となっています…。

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第2位 (2) 「ジュマンジ : ザ・ネクスト・レベル」(1億3,200万ドル)

$26,500,000−(4,134館/$6,410)−$236,206,405

★RT の評論家の支持率 66 % / Metacritic スコア 58 / 出口調査の CinemaScore A-

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第3位 (4) 「若草物語」(4,000万ドル)

$13,575,000−(3,308館/$4,104)−$60,023,332

Featurette : Behind-The-Scenes

★RT の評論家の支持率 95 % / Metacritic スコア 91 / 出口調査の CinemaScore A-

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第4位 (初) 「ザ・グラッジ」(1,000万ドル)

$11,300,000−(2,642館/$4,277)−$11,300,000

Featurette : Legacy

★RT の評論家の支持率 16 % / Metacritic スコア 37 / 出口調査の CinemaScore F

製作費が約1,000万ドルと安価なので、まず赤字になることはなさそうですが、サム・ライミ監督と一瀬隆重さんがプロデューサーの仕掛け人として、気鋭のニコラス・ペッシュ監督（「ピアッシング」2018年）にメガホンを託したハリウッド版「呪怨」の復活作「ザ・グラッジ」は…、

リメイクのリブートなのか？！、続編なのか？！の位置づけがよくわからない映画の内容が絶不評を博し、出口調査の評価で、あろうことか、これよりも下にけなすことはできない “ F ” のスコアを叩きつけられてしまったうえ、最も低い期待値のノルマをどうにかクリアしたに過ぎないオープニング成績の約1,130万ドルしか稼ぐことができませんでした…。

あけまして、おめでとうホラー？！として、同じくソニピが前年同時期に封切った「エスケープ・ルーム」の封切り成績は約1,824万ドル（2,717館）でしたから…、

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ひたすらリスクを避けて、昔の人気映画をくり返すハリウッドの “ 焼き直し商法 ” に対して、観客は当然、新しい映画を観たい！！と思っている当たり前のことが、あらためて確認ができた結果の当たり前となっています…！！