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How much Box Office will likely down due to COVID-19 ? : 新型コロナ感染拡大により映画館閉鎖の北米の今年2020年の映画興行成績はどれだけ失われることになりそうか ? !、悲惨な試算の数字がはじき出された ! !


閉鎖されている映画館の現場スタッフはもとより、最高経営責任者のCEOまで一時解雇の状態におちいっている北米最大の映画館チェーンの…


AMCシアターズの倒産は免れないのでは…?!という厳しい見方も出始めている北米の映画興行界ですが、果たして、世界中を襲っている現在の新型コロナのパンデミックにより一体、どれだけの売り上げが失われることになるのか…?!、その大きな減収の見込みをはじき出したイギリスのガワー・ストリート・アナリティクスの試算を伝えてくれた THR のパメラ・マクリントックによれば…、


先月の3月半ばに始まった全米の約5,400館の映画館の閉鎖が、仮りに再来月の6月中に解除されるので…と希望的に想定をし、映画館が閉鎖される期間は約3ヶ月間になるだろうと見込んだ場合のケースでは、今年2020年の売り上げは約68億2,000万ドルになるだろう…と、映画ビジネスに特化したデータ・サイエンスの市場調査を行っているガワー・ストリート・アナリティクスは試算しているそうです。その試算の約70億ドルに近い金額というのは…、

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昨2019年の実績の約114億ドルと比較すれば、約40%減のマイナスになるそうですから、1年間の4分の1にあたる約3ヶ月間を休んだからといって、損害が4分の1にとどまることはないばかりか、その試算は映画館の扉が開くやいなや、観客がパンデミック以前と変わらない勢いで映画館に訪れ、動員がまったく元通りに戻ったならば…という現実にはあり得なさそうな想定だそうですから、新型コロナの終息が伝えられたあとも、世間の人々が引き続き、感染を恐れて当分、映画館には来ないだろう…と当たり前に考えれば、今年の映画館の売り上げは実に半減ということになってしまいそうです…。

また、仮りに6月中に映画館が上映を再開したとしても、客足がいきなり元通りになるわけがない…と考えている映画界はまず、過去の名作や人気映画のリバイバル上映から再スタートし、新作の封切りは控えるであろうことから、実際のところ、北米の映画館が息を吹き返すのは、7月17日全米公開のクリス・ノーラン監督の謎のスパイ・アクション映画の超大作「テネット」の登場からではないか?!と期待されていますから、やはり映画館の損失は約4割の減収では済みそうにはありません…。

Photo Credit: © Warner Bros. All Rights Reserved.

なお、今から約22年前の1998年の北米の映画館の売り上げが約68億6,000万ドル、翌1999年の売り上げが約73億3,000万ドルだったそうですから、単純な数字の比較で言えば、映画の興行成績は約20年前の水準に戻ってしまう…ということになってしまいそうです…。


新型コロナのパンデミックがいつになったら終わるのか…?!、その終息の時期については何とも言えませんが、とりあえず、ひとりひとりが外出自粛を心がけて頂いて、できるだけ早く終わるようにつとめて頂くしか、仕方がありません…。

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