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The Forever Purge : 毎年一夜だけ犯罪が合法のウサ晴らしの粛清の夜の制度廃止に不満の者たちが開き直って、殺りくを始めた無法地帯の恐怖を描いた残酷映画シリーズ第5弾の最終章「ザ・フォーエバー・パージ」の予告編を初公開 ! !

8年前の2013年公開のイーサン・ホークとレナ・ヘディが共演した第1作めが思いがけないヒットになったことから始まった…


パージ」は、シリーズのクリエイターのジェームズ・デモナコ監督が連続して、メガホンをとった第2作め(2014年)と第3作め(2016年)のトリロジーのあと、ジェラルド・マクマレー監督を起用して、物語の時代を過去にさかのぼり、どうして、粛清の夜の制度は始まったのか…?!の起源を描いたプリクエールの第4作め(2018年)が作られた…


…わけですが、大統領選挙をテーマにしたトリロジー完結編の第3作めで誕生した反パージの新大統領が、年に一夜だけとは言え、犯罪が合法になるという狂気の制度を終わらせてくれたものの、そのパージ終了に不満を抱いた者たちが暴れ始めてしまい、もはや毎日がパージ!!みたいになった後日談だけに…

Trailer : The Forever Purge


物語の流れとしては、シリーズ第4作めにあたる通算第5作めにして、これが本当のパージの締めくくりの真の完結編と銘打った最終章「ザ・フォーエバー・パージ」の予告編を、配給のユニバーサル映画が初公開してくれました…!!

クリエイターのジェームズ・デモナコ監督が仕掛け人として、プロデュースを手がけ、シナリオを執筆し、ナショナル・ジオグラフィックの TV シリーズ「マーズ」での仕事ぶりが評価されたエヴェラルド・グート監督にメガホンを託した最終章の具体的なお話としては…、

ザック・スナイダー監督のゾンビ・ホラーの強盗映画「アーミー・オブ・ザ・デッド」(北米5月14日公開 / 21日配信)も期待大のアナ・デ・ラ・レゲラと、同じく Netflix 発の「ナルコス : メキシコ」に出演していたテノッチ・ウエルタが演じるメキシコ人のカップルが麻薬組織のカルテルから逃げ出して、国境を越え、テキサスの牧場を安住の地として、穏やかに暮らしていたはずが、毎日がパージ!!の無法者たちに襲われてしまう…!!


…といった次第で、やはり、近年のアメリカの大きな社会問題となっている外国人嫌悪のゼノフォビアの事情が投影されているようですから、毎日がパージ!!の無法者たちの姿には、この「パージ」シリーズの悪影響を受けて、真似している…と世論と識者が指摘したトランプ狂信の武装集団の姿が重なって見えなくもありませんから…、

当初に予定されていた昨2020年夏の全米公開が当然、新型トランプ延期になって、約1年遅れの今夏7月2日全米公開になってしまったことは、その間の今年2021年1月6日(水)にバイデン・ハリス政権発足の妨害をたくらんで、あろうことか政府転覆の革命を目指したトランプ軍が議事堂を襲撃!!というトンデモないクーデターの事件が現実に起こり、まるで「パージ」のような異様な風体の者たちまでいたトランプ狂信の武装集団の民兵の狂気と恐怖を全世界が目の当たりにしたことを踏まえると…、


不謹慎な言い方になるかもしれませんが、物語の舞台として、テキサスを選んだのも、同州がトランプ狂信のメッカという当てこすりだけに、この「ザ・フォーエバー・パージ」にとっては想定外の宣伝になったかもしれません…?!


この週末の5月14日(金)に通算第9作めの「スパイラル」が全米公開され、とっくに終わったはずの「Saw」シリーズが復活するように、ホラー映画はいったん当たって、シリーズ化に成功するともう半永久的に続いて、けして終わることはない…と、映画ファンのみなさんはご承知でしょうから、本当に最終章かどうか?!は何とも言えない「ザ・フォーエバー・パージ」のその他の出演者は…、

ヤング・スーパーマンのテレビシリーズ「スモールヴィル」のキャシディ・フリーマン、「マンク」(2020年)のレヴェン・ランビン、「フォード v. フェラーリ」(2019年)のジョシュ・ルーカス、それから、「ミナリ」(2020年)のウィル・パットンといった顔ぶれとなっています…!!

Photo Credit: © Universal Pictures / Blumhouse Productions. All Rights Reserved.


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