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Alien :「エイリアン」最新作「コブナント」のリドリー・スコット監督が、ニール・ブロムカンプ監督の幻の「正・エイリアン3」に関して、「エイリアンズ」のジェームズ・キャメロン監督の発言を否定したのも同然の矛盾する事実を述べたことが伝えられた ! !



リドリー・スコット監督の言うことが事実ならば、ジェームズ・キャメロン監督とシガーニー・ウィーバーは噓つきになってしまうのかも…?!


まず初めに昨2016年の夏にお伝えしたジェームズ・キャメロン監督の発言をおさらいしてください。1986年公開の「エイリアンズ」が世に出て、30周年記念の同窓会のイベントで、同監督は以下のように語ってくれました…。

すごく緊張感に満ちて、エキサイティングな映画に仕上がって、成功するんじゃないかと思う。シナリオはとてもガッチリとして力強く、揺るぎないと思った。彼はその気になれば、例え、明日にだって撮影を始められるんじゃないかな。


…とのことで、ジェームズ・キャメロン監督は何について語っているのか?!というと、ニール・ブロムカンプ監督の「正・エイリアン3」の脚本を読んだらしい感想です。

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常連のCIA リーダーの「エイリアン」ファンのみなさんに向けて、「正・エイリアン3」の説明はもう不要かと思いますが、そうではない方のためにカンタンに振り返ると…、


デヴィッド・フィンチャー監督の「エイリアン3」(1992年)から以降のシリーズ作品はなかったことにして、ジェームズ・キャメロン監督の「エイリアンズ」の結末から、あらためて描き直そう…という企画は、「エイリアン」シリーズの元祖ヒロインのリプリーをキャストに起用した「チャッピー」(2015年)の製作中に、ニール・ブロムカンプ監督が思いついたものです。もう2年以上も前の2015年のはじめに、下 ↓ の “ エイリアン ” のクリーチャーのゼノモーフを模したヘルメットを被ったリプリーのコンセプト・アートが披露されて、大きな注目を集めて、センセーショナルな話題となりました。

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ニール・ブロムカンプ監督のアイディアでは、「エイリアンズ」に登場した少女ニュート(キャリー・ヘン)が成長し、27歳になった…という設定で再登場し、シガニー・ウィーバーのリプリーから戦うヒロインの座を引き継ぐことになる展開のようなのですが、言わば「エイリアン」シリーズをリブート?!するような「正・エイリアン3」とは一体、どんな映画なのか…?!、ぜひ観たい!!と願うファンの期待に応じるべく、20世紀FOX が早速、ニール・ブロムカンプ監督にコンタクトをとり、現実に映画を作る方向で話が進められたのですが、残念ながら2015年の秋に製作を見合わせる決定が下されて、すべてが白紙になってしまいました…。


しかし、それでも「エイリアン」シリーズのファンの方々は、大人になったニュートの戦うヒロインぶりが観たい!!、シガニー・ウィーバーが語っていた “ リプリーにふさわしい終わり ” とは、どのような運命の結末なのか?!と興味がついえることはなく、「正・エイリアン3」の進展が熱く望まれていたのですが、プロデューサーとして、若いニール・ブロムカンプ監督のプロジェクトをバックアップするはずだったリドリー・スコット監督が、フランスを代表する映画メディアの Allocine の取材に応じたコメントによれば…、

陽の目を見ることはないと思うよ。脚本がないんだから。

…とのことで、そもそもシナリオすら書いていないのだから、映画が作られるわけがない…!!という風に仰っています…!!、このリドリー・スコット監督の「正・エイリアン3」の脚本は存在していない…という発言は、明らかに前述のジェームズ・キャメロン監督の発言と矛盾し、リドリー・スコット監督が、あたかもジェームズ・キャメロン監督を否定してしまったような感じになるのですが…、

せいぜい12~13ページにしたためられたアイディアがあるというだけなんだ。

…だそうですから、もしかするとジェームズ・キャメロン監督がシナリオと言っていたのは、そのアイディアをまとめただけの10数ページのあらすじ?!のことだったのかもしれませんが、リドリー・スコット監督は…、

ぼくはプロデューサーとして加わらないといけないことになったんだけど、FOX が、その企画はやりたくないと決めてしまったからね。もう進展してはいないんだ。

…と、実情を語って、「正・エイリアン3」はもう、やっぱり完全に終わってしまったのかもしれない没が正式に決定しているらしいことを明らかにしてくれました…!!


FOX は、いつの時点で「正・エイリアン3」を没にしたのか?!、ジェームズ・キャメロン監督はいつ、「正・エイリアン3」の脚本?!、それとも、あらすじのようなもの?!を読んだのか…?!、各出来事の具体的なタイミングがわからないので、企画がスクラップに到った経緯の進展は何とも言えませんが…、


2015年2月末に「正・エイリアン3」の監督依頼を引き受けて、製作準備を進めたはずのニール・ブロムカンプ監督は、同年10月末に製作中止が決まるまでの約8か月間のあいだに脚本を執筆しなかったのか?!、あるいは、自分が思いついたアイディアのあらすじを、キチンとしたシナリオにまとめ切ることができず、その様を見た FOX がサジを投げてしまったのか…?!、しかし、ジェームズ・キャメロン監督は昨2016年の夏に、“ 明日にだって撮影を始められるんじゃないかな… ” と言ったわけですから、仮りに2015年秋の時点で「正・エイリアン3」の脚本はなかったとしても、翌年の夏には仕上がったのでは…?!とも考えられそうです。だとしたら、リドリー・スコット監督はどうして、「正・エイリアン3」の脚本はない…と言うのか…?!、それに…、

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「正・エイリアン3」に主演することを前提として、ニール・ブロムカンプ監督と一緒に企画を進めていたシガーニー・ウィーバーは昨2016年の春に…、

「プロメテウス 2」=「コブナント」が完成するまで、私たちの「エイリアン」を作るのは待ってほしいって、リドリーがニールにお願いしたの。リドリーは、彼の映画を先に撮影して、封切ってしまいたいと希望したから。それにしても、ニールの脚本は大したものよ!!

…と語っていましたが、本当に「正・エイリアン3」の脚本はないんでしょうか…?!

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さて、「正・エイリアン3」に関して、本当のことを語っているのは誰なのか…?!、CIA リーダーのみなさんは、ジェームズ・キャメロン監督の発言とリドリー・スコット監督の発言とが食い違っているように聞こえることについて、どのようなお考えをお持ちになられたでしょう…?!


「正・エイリアン3」の先行きはわかりませんが、「エイリアン」シリーズの生みの親のリドリー・スコット監督がメガホンをとった最新作「コブナント」は、来月5月19日から全米公開です…!!
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