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Dunkirk : クリス・ノーラン監督が戦争実話を描いた話題の超大作「ダンケルク」について、戦争映画は作っていないよと取り組み方の真骨頂を語ってくれた ! !



クリス監督が戦争映画じゃないと言うので、戦争映画という紹介の仕方はこれからは全て、NG です…!!


第二次大戦中の1940年5月末から翌6月にかけて、フランス北端の「ダンケルク」に追いつめられた連合軍がドーバー海峡を越え、イギリスに逃げることを目指した大規模な撤退作戦の “ ダイナモ作戦 ” の史実を下敷きにした最新作「ダンケルク」について、クリス監督が語ってくれたコメントによれば…、

ぼくのブロックバスター映画はすべて、PG-13 にレイティングされてきました。ぼくにとっては、全く仕事がしやすい快適なレイティングです。

…とのことで、先月3月末にラスベガスで開催された映画興行関係者のための新作映画の見本市シネマコンに登場したクリス監督は、「ダンケルク」のレイティングが、年齢による視聴制限が実際のところ無いに等しい PG-13 に決まったことについて、いわゆる AP 通信のアソシエイテッド・プレスに尋ねられ、以上のように答えてくれたのですが、PG-13 ということは、とりもなおさず、過激な描写は含まれていない作品のはずですから、戦争映画としての迫力は欠いているのかも…と、期待値が下がってしまうかもしれません…。しかしながら、クリス監督は…、

「ダンケルク」は戦争映画じゃないですよ。




…と言ってのけ、戦争実話の映画化だけに、これまで誰もが戦争巨編として紹介をしてきた「ダンケルク」は戦争映画じゃないと大胆に否定をしてしまいました…!!、だったら一体、「ダンケルク」とは、どんな映画なのか?!、クリス監督によれば…、


まずサバイバルの物語であって、最も率先されるのはサスペンス映画だということなんです。

サスペンス映画であれば、極度に強張った緊張が張りつめることになりますが、それは必ずしも、戦場の戦いで流血することに因んだものである必要はありません。そうした戦闘の描写はもう多くの映画で、とても上手に成し遂げられています。

…とのことで、計33万8,226名もの兵士を生還させた “ ダイナモ作戦 ” の映画化をクリス監督が選んだのは、絶体絶命のお膳立てとして、そこから脱出するサスペンスのドラマをこそ描くのが目的であり、血生臭い戦争の殺しあいを今さら観せるつもりはなかったようですが…、

ぼくたちは、ぼくたちなりの違ったアプローチを試みることで、別のやり方によって緊張感を絶頂に到らせることに懸命なんです。それぞれに異なる大勢の者たちが、自分の経験から何かをはじき出してみせるという取り組みこそ、ぼくが本当に好んでいることなんですよ…!!


…というわけで、クリス監督が周囲の声に耳を傾けて、様々なアングルから筋書きを見直した結果として、「ダンケルク」は間違いなく戦争の映画なのに、でも戦争映画じゃないという特徴を持つことになったようですが、サスペンスフルなサバイバル・ストーリーとして、クリス監督はどんな盛り上げ方のアプローチをひらめいてくれたのか…?!、製作・配給のワーナー・ブラザースは近日中に新しい予告編を披露してくれるものと期待できそうですから、そうしたクリス監督なりのアプローチの片りんが窺えることを楽しみにしておきしょう…!!

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クリス・ノーラン監督の最新作「ダンケルク」は、今夏7月21日から全米公開です!!、出演者は、大抜擢を受けた無名の新人フィオン・ホワイトヘッドのほか、チーム・ノーランのおなじみのメンバーのキリアン・マーフィー、トム・ハーディに加えて、「ブリッジ・オブ・スパイズ」(2015年)でオスカーを受賞したマーク・ライランスに、最新監督作の「オリエント急行殺人事件」が今秋11月22日から全米で公開のケネス・ブラナー、そして、ワン・ダイレクションの歌手のハリー・スタイルズといった顔ぶれです!!




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