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The Dark Tower : スティーヴン・キングの集大成の壮大な小説シリーズが、ついに映画化された話題の最新作「ザ・ダーク・タワー」の予告編を初公開 ! !



J・J・エイブラムス監督や、ロン・ハワード監督がお手上げになった「ザ・ダーク・タワー」が、まさかの現実に映画になりました…!!


約10年間にもわたって、映画化の企画が構想されては没になり…と二転三転し、製作する映画スタジオも度々変わった「ザ・ダーク・タワー」を、ついに現実のものにしたソニピが、ようやく、初公開してくれた予告編です…!!



そもそもは今からさかのぼって、約10年少し前の2007年春に、原作者のスティーヴン・キングから、わずか19ドル(本日の為替で約2,132円)という実際のところ、タダ同然のお金と引き換えに映画化権を託された J・J・エイブラムス監督(「スター・ウォーズ 7」2015年)が、相棒の脚本家のデイモン・リンデロフと一緒に企画開発に取り組むも、他の仕事が多忙だったこともあり、当時すでに計7冊あった小説シリーズのスケールを把握できないまま、2009年に辞退をして、「ザ・ダーク・タワー」の映画化は一旦、消滅しました…。

その後、2010年になって、「ダ・ヴィンチ・コード」シリーズのロン・ハワード監督がユニバーサル映画と組み、映画トリロジーの間にTVシリーズを挟み込む…と、つまり、 映画→テレビ→映画→テレビ→映画と連続する超巨大プロジェクトによって、小説シリーズを消化する構想を練るのですが、やはり、リスクが大きすぎると覚ったユニバーサル映画が手を引いてしまい、翌2011年にはワーナー・ブラザースが、その壮大なプランの実現に意欲を見せるも、検討のすえ、1年後の2012年には断念をしてしまいました…。


しかしながら、2014年秋に勃発したハッキング事件によって、傾いたソニピを建て直すべく、新たに代表に就任した元FOXのトム・ロスマン氏が、新生ソニピの起爆剤の勝負映画として、2015年の春に、もはや不可能と言われていた「ザ・ダーク・タワー」の映画化に乗り出し、途中で諦めずに、ついに完成したのが、ご覧の予告編のイドリス・エルバ VS.マシュー・マコノヒーです…!!

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現在では計8冊になっているスティーヴン・キングのライフワークの「ザ・ダーク・タワー」の映画化は、やはり、第1巻の「ザ・ガンスリンガー」が主な土台になっているので、その邦訳本を出版している角川書店の紹介を引用すると…、

時間も空間も変転する異界の地〈中間世界【ミッド・ワールド】〉。最後の拳銃使い【ガンスリンガー】ローランドは、宿敵である〈黒衣の男〉を追いつづけていた。
タルの町で〈黒衣の男〉の魔術によって死から甦った男や、妖艶な女説教師らから情報を聞き出し、孤独な旅は続く。
やがて、別の世界からやってきた少年ジェイクと出会ったローランドは、少しずつ心を通わせてゆく。だがその矢先、思いがけない事態が2人を襲った。


…とのことで、テレビシリーズに出演することから、キャリアをスタートしようとしていたトム・テイラーが大抜擢をされた少年ジェイクと、「ソー」シリーズのイドリス・エルバが起用されたガンスリンガーのローランドが、マシュー・マコノヒー扮する悪役の “ マン・イン・ブラック ” と対決することになるわけですが、アリシア・ヴィキャンデルの出世作「ロイヤル・アフェア」(2012年)を手がけた実績をもとに、この「ザ・ダーク・タワー」のメガホンを託されたニコライ・アーセル監督によれば…、

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キングの原作の映画化と言うよりも、むしろ、小説シリーズの続篇に近いような仕上がりだそうですから、 J・J・エイブラムス監督や、ロン・ハワード監督のように《完全映画化》を目指すのではなく、超キング・マニアの自分なりに咀嚼をして、エッセンスを凝縮してしまうことで、不可能と言われた企画を実現できたのでは…?!とも考えられそうです。

しかし、それにしても気になるのは、この「ザ・ダーク・タワー」の全米公開が…、


約3か月後の今夏8月4日に予定されていることです。サマームービーの勝負映画ともなれば、1年前に予告編をリリースしてしまう場合だってあるわけですから、ソニピにとっては、シリーズ化も目論んでいるはずの大事な「ザ・ダーク・タワー」の宣伝期間が、実際のところ、たったの3か月間しかないの…?!という疑問が生じてしまいます。


そのように実質の宣伝期間が短い理由として、まず考えられるのは、やはり、映画の出来栄えの内容が今ひとつ…のため、どうせヒットはしないだろうから、宣伝にお金を注ぎ込むのはやめよう…という失敗の事情ですが、しかし、あえて宣伝費を抑えて、その分を映画の中身を充実させるために使った…という反対の前向きな考え方もできそうです。


それに「美女と野獣」のウルトラ特大の超メガヒットや、「ザ・フェ8・オブ・ザ・フューリアス」の映画史上最大の封切りヒットがあったばかりか、「スター・ウォーズ」の覚醒トリロジー第2弾「ザ・ラスト・ジェダイ」(12月15日全米公開)の予告編の初公開もありましたし、この「ザ・ダーク・タワー」の予告編がアタッチされるマーベルのコミックヒーロー映画「ザ・ガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシー Vol.2」(5月5日)の話題の盛り上がりなどを踏まえると、それらが落ち着くサマーシーズンの開幕まで溜めに溜めて、タイミングを見計らい、ついに予告編を初公開した!!とも見なせそうです。


そのように良く悪くも理由を考えるのは何通りも可能なのですが、最も肝心なのは当然、映画の中身そのものに尽きることは言うまでもありません。約3分足らずの予告編をヒントにして、映画の全体像を見抜くことはできませんが、しかし、ひとまずの感想として、CIA リーダーのみなさんは約10年間も難産だった「ザ・ダーク・タワー」が、ついに映画になった現実の本編映像をご覧になって、どのような評価を下されたでしょう…?!



スティーヴン・キングのファンの方からすれば、もしかするとキング色のトーンが薄いかもしれませんが、ごく一般の観客にとっては、エンタテインメントの映画として、わかりやすいように作られているような感じがしないでもない「ザ・ダーク・タワー」の共演者のキャストは、テレビシリーズ「ヴァイキングス」のキャサリン・ウィニック、リメイク版「ロボコップ」(2014年)のジャッキー・アール・ヘイリー、そして、女優としての仕事なので、カーショウは書かなくてもいいアビー・リー(「ザ・ネオン・デーモン」2016年)です…!!



Jake Chambers (Tom Taylor) is a young 11-year-old adventure seeker who discovers clues about another dimension called Mid-World. Upon following the mystery, he is spirited away to Mid-World where he encounters the lone frontiersman knight Roland Deschain (Idris Elba), who is on a quest to reach the ‘Dark Tower’ that resides in End-World and reach the nexus point between time and space that he hopes will save Mid-World from extinction. But with various monsters and a vicious sorcerer named Walter Padick (Matthew McConaughey) hot on their trail, the unlikely duo find that their quest may be difficult to complete.

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