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Box Office : 6月16日~18日の全米映画ボックスオフィスBEST10の第1位


ディズニー・ピクサーの自動車アニメ「カーズ 3」が、「ワンダーウーマン」を下して、第1位のゴールインを飾るも、ピクサー史上ワースト第2位と言える微妙な成績でしかなかった ! !


第1位 (初) 「カーズ 3(1億7,500万ドル)

$53,547,000−(4,256館/$12,582)−$53,547,000

Trailer : Cars 3



RT支持率は評論家 65 % , 観客 79 % / Metacritic スコア 59 / 出口調査の CinemaScore A

映画の大ヒットよりも、お目当てはキャラクター商品のおもちゃを売ること…と言われる「カーズ」シリーズ第3弾のオープニング成績=約5,355万ドルは、同じく続篇アニメとして、昨2016年の夏に公開された…

「ファインディング・ドリー」 1億3,506万ドル(4,305館)

…のディズニー・ピクサー史上最高の封切りヒットと比べると、もろに半分以下…の結果だけに、いきなりガッカリされてしまっても仕方がないのですが、さらに前2作を振り返ってみると…、


「カーズ」(2006年) 6,012万ドル(3,985館)

「カーズ 2」(2011年) 6,614万ドル(4,115館)

…と、残念ながら最下位のワーストのビリとなってしまいました…。

それではピクサー・アニメの歴史全体ではどうなのか?!というと、限定公開からのスタートだった初期の「ア・バグ’ズ・ライフ」(1998年)と「トイ・ストーリー 2」(1999年)を除くと…、


「ラタトゥイユ(レミーのおいしいレストラン)」(2007年)4,703万ドル(3,940館)

「ザ・グッド・ダイナソー」(2015年)3,916万ドル(3,749館)

「トイ・ストーリー」(1995年)2,914万ドル(2,457館)

全18本ある作品から、2本を引いた16本のうちで、「カーズ 3」よりも売り上げが少なかったのは、たったの3作品しかないことになります…。しかしながら…、

「ラタトゥイユ(レミーのおいしいレストラン)」=5,588万ドル

「トイ・ストーリー」=4,670万ドル

少し時代を遡った過去の作品である上記の2本のオープニング成績を、現在の通貨の価値に置き換えると、レミーのおいしいレストランの方が、おいしいだけあって、繁盛していたことになりますし、「トイ・ストーリー」については、スクリーンの数の公開規模が圧倒的に違うため、もしも同等の規模で封切られていたなら、おもちゃたちの方がヒットしていたのは容易に想像できそうです…。


よって、結論としては「カーズ 3」は実際のところ、「ザ・グッド・ダイナソー」に次いで、ワースト第2位の失敗作…という言い方ができてしまうことになります…。

ピクサー・アニメの中では、特に児童を観客の対象としたシリーズだけに、観客の約75%が家族連れだったそうですから、大人の観客の興味を集められなかったことが、ワースト第2位の位置づけになってしまったのでは…?!とも思われますが、しかし、オーウェン・ウィルソンが声優のライトニング・マックィーンの挫折と、そこからの立ち上がりをテーマにした第3弾は、これまでよりもシリアスなトーンを打ち出して、大人の観客にアピールをしたはずなので、その効果はあまり無かった…ということになりそうですね…。


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