Header Ads

Death Note : ハリウッド版実写映画「デスノート」が、死神のノートをめぐるキラとLの攻防をかいま見せた全長版の新しい予告編をリリース ! !



日本とアメリカの殺人の発生率を比較すると、人口10万人あたりに対して、非合法かつ意図的に他人を死に至らしめる割り合いが、日本では、ひとりも殺されていない 0.31 件に対して、アメリカでは実に5人近くも殺されてしまう 4.88 件だそうですから、他人を殺す目的や、手段はさておき、日本では滅多に誰かを殺したりはしないのに、アメリカでは、けして、そうでもないらしいことが窺えます。(via : Global Note

そうしたお国柄の違いを踏まえると、誰かに恨みや憤りを抱いたり、世の中に不満を持ったとしても、日本の人は感情をおさえて、自分のうちにため込みそうなのに対して、アメリカの人は現実に何かの行動を起こしてしまうのではないか…?!とも想像できそうですから、言わば大人しい日本の人にとっては、殺したい相手のお名前を書きこむだけで容易にあの世送りにできる “ 死神のノート ” は、鬱憤を晴らしてくれる格好のストレス解消のアイテムになるでしょうが、アメリカの人からすれば、相手の本名や顔がわからないと殺せないなんて、まどろっこしい…、本名なんて、どうでもいいから、サッサと引き金を引いてしまえ!!、その方がスッキリする…!!と、むしろ、イライラしてしまうかもしれません…?!、よって…、

Trailer : Death Note



大場つぐみさんと小畑健さん作の傑作コミックが世に送り出した秀逸なアイディアの “ 死神のノート ” の面白みが、どれぐらい理解されて、ウケるのか…?!、また、アダム・ウィンガード監督は、そうした日本とアメリカの犯罪の在り方の違いや、法律や制度の違いなどを踏まえて、どのように欧米化したのか…?!、とても興味深いハリウッド版「デスノート」の新しい予告編と撮影風景をまじえたプロモーション・ビデオをあわせて、ご覧ください…!!


名優それとも怪優?!のウィレム・デフォーが声優をつとめる死神のリューク、ミサミサの弥海砂(あまねみさ)に相当するミアミアのミア・サットンのマーガレット・クアリーらと一緒に、“ 死神のノート ” を使って、世直しのつもりの殺しを続けることで、新世紀の神の “ キラ ” に変貌していく夜神月(やがみらいと)の欧米化の主人公ライト・ターナーは、「ペーパー・タウンズ」(2015年)などのナット・ウルフ。

Featurette : Death Note Filmmaker



夜神月の父の警察官僚の夜神総一郎に相当するジェームズ・ターナー役は、「ワイルド・スピード」シリーズのシェー・ウィガム。そして、謎めいた殺しの背景を追って、“ キラ ” の正体を暴こうとする超天才の名探偵 L を、そのまま “ L ” として演じているのは、人種差別ホラー「ゲット・アウト」(2017年)のキース・スタンフィールド(↓ 写真)。その L を支える執事のワタリ役も、日系のポール・ナカウチを起用したことで、そのまま “ Watari ” という名前になっています…!!


次回作の「ゴジラ VS.コング」(2020年5月22日全米公開)でも、日本発のカルチャーの欧米化に取り組むことになるアダム・ウィンガード監督は、このハリウッド版「デスノート」について、名匠マーティン・スコセッシ監督が、香港映画の「インファナル・アフェア」(2002年)をリメイクした「ディパーテッド」(2006年)に近いものだと言っていますが…、


レオナルド・ディカプリオとマット・デイモンが共演した傑作は、ボストンを舞台にして、アイルランド系の人種と警察にまつわるカルチャーをうまく溶け込ませて、実にアメリカ映画らしい内容に置きかえられたことから、アカデミー賞の最優秀作品賞まで与えられたものと思われます。それと比べて、この「デスノート」はシアトルを舞台にして、れっきとしたアメリカ映画とまで言える内容に仕上げられているのか?!、 Netflix を通じての今夏8月25日の世界同時配信開始をお楽しみに…!!



↓ ワタリさん(ポール・ナカウチ)は、こんなヘアスタイルでした!!



Powered by Blogger.