Header Ads

James Bond Cinematic Universe :「007」シリーズまで流行のシネマティック・ユニバース化を検討 ! !、スピンオフ映画の製作が、ついに現実になるかもしれない ? !



007」シリーズのマニアのベテランの映画ファンの方にとっては、またか…といった感じですが…、


ディズニーのヒーロー映画のマーベル・シネマティック・ユニバースが大成功したのを追って、ワーナー・ブラザースが同じヒーロー映画のDC・シネマティック・ユニバースをスタートしたのに続け!!とばかりに、パラマウント映画はドル箱の「トランスフォーマー」シリーズのシネマティック・ユニバース化を目指して、スピンオフ映画の「バンブルビー」(2018年6月8日全米公開)の製作に着手し、ユニバーサル映画は自社の古典ホラーを復活させるダーク・ユニバースの第1作めとして、トム・クルーズを主演に起用した「ザ・マミー」を先ごろ封切ったのに加えて、ワイルド・スピード・シネマティック・ユニバースの準備も進めています!!、そして、中華レジェンダリーはワーナーと組んで、ゴジラ・シネマティック・ユニバースを展開していますから、とにかく、現在の映画界は、シネマティック・ユニバースが大ブーム!!と言い切って、差し支えがありません…!!

また、言い方は違いますが、「スター・ウォーズ」の “ アンソロジー ” の「ローグ・ワン」(2016年)や、先ごろ監督交代の騒動になった「ソロ(仮)」(2018年5月25日全米公開)なども、シネマティック・ユニバース化のパターンと見ることもできそうです。

そうしたシネマティック・ユニバース化について、これまで無縁のように思われてきたスパイ映画の代名詞の「007」シリーズが、けして、そうではないらしいことを、映画ジャーナリストのジェフ・スナイダーが明らかにしてくれました…!!


父の故アルバート・R・ブロッコリから家業の「007」シリーズを引き継いだ女将のバーバラ・ブロッコリが、これまでの作品の重箱の隅をつついて、シネマティック・ユニバース化できそうなネタを探しているらしい…と、ジェフはほのめかしてくれた次第ですが、しかし、冒頭のまたか…のように実は過去にもジェームズ・ボンド以外の登場人物を主人公にしたスピンオフ映画を作ろうといった動きがなかったわけではありません…!!


そうした幻に終わった「007」のスピンオフ映画として、最も有名なのは第20作めの「ダイ・アナザー・デイ」(2002年)に登場したハル・ベリーのボンドガールを主演に据える「ジンクス」です…!!

タイトルロールのジンクスが、NSA=アメリカ国家安全保障局のスパイという設定でしたから、イギリスの男スパイが主人公の本流シリーズに対して、スピンオフのシリーズは、アメリカの女スパイを主人公にすれば、同じ世界観ながら、似て非なるものとして、メリハリがつくのでは…?!という考え方ですが、ここで察しのいい映画ファンの方は…、


「007」シリーズのパロディめいたスパイ・アクション映画とも言えるマシュー・ヴォーン監督の「キングスマン」シリーズが、どうして、今秋9月22日全米公開の第2弾「ゴールデン・サークル」に登場するアメリカのスパイ組織 “ ステイツマン ” のメンバー、ジンジャーの役に、ハル・ベリーを起用したのか…?!、そのジンクスとジンジャーの “ ジン ” つながり?!に、ご納得をされたかもしれません…!!


また、同じくピアース・ブロスナン主演の第18作め「トゥモロー・ネバー・ダイ」(1997年)に登場したミシェール・ヨー扮する中国の国外安保隊員ウェイ・リンを主人公にしよう…!!といったプランもあったそうですが、この中国人の戦うヒロインを活躍させるというアイディアは、中国が大きな映画市場へと発展を遂げた現在の状況には打ってつけかもしれません…?!


しかしながら、そのような過去の幻のスピンオフ映画の企画は、ブロッコリ家のイオン・プロダクションと共同で、シリーズを製作している映画スタジオのMGMが考えたものであり、女将のバーバラは、それらを認めることなく、「007」の世界の主人公はジェームズ・ボンドひとりだけ!!という本来の軌道にこだわって、譲りませんでした。


でも、ジェフ・スナイダーは今回は、ブロッコリ家がシネマティック・ユニバース化を考えているらしい…と書いていますから、過去の前例とは少し事情が違うのかもしれませんし、「007」シリーズは作品ごとの公開の間隔が長いことを踏まえると、その間に気楽なスピンオフ映画を挟み込んで、お金の流れを活気づけたい…といった狙いは充分にあり得そうです。

Related: James Bond 25 : ジェームズ・ボンドが帰ってくる「007」シリーズ第25弾の配給権をめぐって、5社が争奪戦 ! !、大手映画スタジオにまじって、あの大富豪のプロダクションが、ボンド獲得に名乗りをあげた ! ! - CIA Movie News

果たして、現実に「007」シリーズの脇役や、悪役たちが主人公として、単独で活躍するようなスピンオフめいた作品が作られて、シネマティック・ユニバース化につながるのか、どうか…?!は、まだ何とも言えませんが、しかし、ダニエル・クレイグのボンドをサポートしているナオミ・ハリスのイヴ・マネーペニーを主人公にしたスピンオフのCMであれば、すでに作られていますね…!!

Sony Xperia Z5 : Made for James Bond



さて、実際にスピンオフ映画のシリーズや、シネマティック・ユニバース化を進めるのであれば、1962年公開の「ドクター・ノオ」から、直近の「スペクター」(2015年)までの計24本の中には個性的なキャラクターや、ネタをたくさん見つけることができそうです…!!、もし仮に、あなたがプロデューサーであれば、誰を主人公にして、映画を1本、作ってみたいでしょう…?!

Powered by Blogger.