Baby Driver : エドガー・ライト監督史上最大ヒット作「ベイビー・ドライバー」を観た映画ファンは必ず、2017年公開映画のBEST10 に含めるだろうとまで言われる飛び抜けた絶賛の理由をわかってほしいソニピが、映画の冒頭のクールな約6分間のカーアクションを丸ごとリリース ! !

どうして「ベイビー・ドライバー」は面白い！！と言われるのか？！、映画の魅力が一目瞭然に理解できる約6分間の逃走劇に乗車して下さい！！




いま実際に映像を作る仕事に携わってる方や、映画作りを志して勉強中の方は、「ベイビー・ドライバー」の冒頭シーンをご覧になられた感想として、単にカーアクションを迫力タップリに描いただけではなく、BGM と言うよりも、このシーンのテーマ曲になっているジョン・スペンサー・ブルース・エクスプロージョンの “ Bellbottoms ” の音楽のタイミングにあわせた編集が類いまれなる絶妙！！と感心するどころか、これだけの仕事をやってのけたエドガー・ライト監督に対して、ジェラシーさえ抱いてしまうかもしれませんが…、

編集を手がけたポール・マクリスは、お前も現場に来い！！と、エドガー・ライト監督に呼ばれて、編集者なのに撮影につき合わされたそうです…！！

「ベイビー・ドライバー」は、ぼくが編集者として関わった映画のうちで、最も大変な仕事だったんだ…！！

…と、NAB 2017 に登場して、「ベイビー・ドライバー」の製作の背景について語ってくれたポール・マクリスは、「スコット・ピルグリム VS. ザ・ワールド」（2010年）、「ザ・ワールズ・エンド」（2013年）などの編集を手がけ、エドガー・ライト監督のワールドをよく理解してくれている相棒だからこそ、同監督も無茶を言えたのかもしれませんが、以下 ↓ の写真のように…、

ポール・マクリスは、屋台？！の編集室のようなものを現場にこしらえ、あらかじめ描かれた想定の絵コンテのストーリーボードと実際の映像とを観比べながら、15インチの MacBook Pro を駆使して、撮影と同時にライブで映画の編集を行ったそうです…！！

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それによって、カーアクションの展開が、まさにテーマ曲とピタリとマッチするように撮影が進められたそうですから、映画を作ると言うよりは、ミュージック・ビデオを作るような手法で、エドガー・ライト監督は「ベイビー・ドライバー」のイメージを紡ぎ出して、完成してくれたんですね…！！


冒頭の約6分間を観て、エドガー・ライト監督とポール・マクリスの仕事にワクワクしなかった…という人は仕方がありませんが、ちょっとでも面白かった…！！という人は、エドガー・ライト監督が今後もユニークな映画作りができるように、ぜひとも映画館に足を運んで頂ければ…と願います…！！