Box Office :「ブレードランナー」を超えた高評価の続編「2049」が、全米興行で記録破りの大ヒットを期待させる前夜祭興業の成績を達成した絶好調のスタート ! !
9月公開映画史上最高のヒットを、「It(イット)」で叩きだしたワーナー・ブラザースが、10月も続けて、2か月連続の新記録を達成するかも?!
リドリー・スコット監督のオリジナル映画(1982年)を超えることなんて、絶対にあり得ない!!、不可能!!と、まるで失敗をあらかじめ謝罪しているかのようだったデニス・ ヴィルヌーヴ監督が、軽々と前作を超えてしまったと高評価されている続篇「2049」の本日10月6日(金)の全米公開に先がけて…、
TV Spot : Blade Runner 2049
製作・配給のワーナー・ブラザースが、昨日の木曜日のヨル7時にスタートした前夜祭興業の売り上げが、約400万ドルだったことが明らかになりました!!
この前夜祭興業の売り上げ=約400万ドルというのは、10月公開映画史上最高の封切りヒット作「グラビティ」の同記録=140万ドルを大きく上まわっているばかりか、リドリー・スコット監督が、10月公開映画史上2番めの封切りヒットに迫った「ザ・マーシャン」の約250万ドルをも超えています!!
10月公開映画のオープニング・ヒット BEST 3 ! !
第1位「グラビティ」(2013年) 5,579万ドル(3,575館)
第2位「ザ・マーシャン」(2015年) 5,431万ドル(3,831館)
第3位「パラノーマル・ アクティビティ 3」(2011年) 5,257万ドル(3,321館)
よって、前夜祭興業の結果から憶測すると、「ブレードランナー 2049」が、「グラビティ」と「ザ・マーシャン」とを下して、新たに10月公開映画史上最高のオープニング・ヒット作の頂点に君臨するのでは…?!と、充分な期待が持てることになるのですが、ただし…、
旧作の両映画の前夜祭興業は、ヨル7時といった宵の口ではなくて、もっと遅い時間から始まっていましたから、「2049」は上映回数が少なくとも、1回は多いことになります。
なので、前夜祭興業で、両映画を上まわった!!とまでは、実際のところ、言えないんじゃないですか?!となってしまい、「グラビティ」を封切ったワーナーはまだしも、「ザ・マーシャン」を手がけた FOX からは、待った!!をかけられても仕方がありません。
しかしながら、前夜祭で稼いだ400万ドルを含めた「ブレードランナー 2049」の初日の興業成績は、1,800万ドル前後になるものと見込まれていますから…、
「グラビティ」=1,749万ドル
「ザ・マーシャン」=1,815万ドル
ぜひ追いこしたい両映画の初日の売り上げに、ほぼ匹敵する金額を集めて、おおむね横一線の出足として、肩を並べることができそうです…!!
仮りに「2049」が「グラビティ」を超えて、新たに10月封切りの第1位になった場合、デニス監督の続篇映画の当初のオープニング成績の見込みは、ワーナー・ブラザースが同じく80年代のマニア向けのヒット作を復活させた「マッドマックス : フューリーロード」(2015年)の4,543万ドル(3,702館)と同等と考えられていましたから、期待を大きく超えることになります…!!
さて、デニス・ ヴィルヌーヴ監督は封切りヒットの記録でも、「ザ・マーシャン」を超えて、リドリー・スコット監督の実績を上まわってしまうのか?!、注目の「ブレードランナー 2049」のオープニング成績は、週明け月曜日の全米映画ボックスオフィスBEST10 で、ご確認ください!!
© Warner Bros.