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Midnight Sun : Yui 主演の切ない青春ラブ・ストーリーの名作を、ベラ・ソーン主演でリメイクしたハリウッド版「タイヨウのうた」の「ミッドナイト・サン」の予告編を初公開 ! !



オリジナル映画は「波乗り」が重要なモチーフになっていて、最後に薫が「波に乗った」ことで、グッと胸が詰まり、涙する見事な幕切れでしたが…、


果たして、そのように切なさの込み上げる作品に仕上がっているのか?!、シンガーソングライターの Yui さんが、雨音薫(あまね かおる)として主演した同名の日本映画(2006年)をリメイクしたハリウッド版「タイヨウのうた」の「ミッドナイト・サン」の予告編を、配給のオープン・ロード・フィルムズが初公開してくれました!!

Trailer : Midnight Sun


オリジナル映画を製作・配給した日本の映画スタジオの松竹の紹介によれば…、

雨音薫、16才。学校に行かず、夜になると駅前の広場で歌い続ける毎日。彼女は、太陽の光にあたれないXP(色素性乾皮症)という病気を抱えていた。昼と夜を逆転した孤独な毎日。彼女は歌うことでしか生きていることを実感できないのだ。そんな彼女の秘密の楽しみ、それは、彼女が眠りにつく明け方からサーフィンに向かう孝司を部屋の窓から眺めることだった。太陽の下では決して出会う事のない二人だったが、運命は二人を引きよせる。初めてのキス、初めての恋。普通の幸せを夢見るようになる薫だが、自分の残された時間が少なくなっていることを知る…。


…とのことで、16歳の女子が夜間に、ひとりで出歩くのはいかがなものか?!とでも配慮されたのか、北米では成人の18歳になる一歩手前の17歳に年齢があげられているヒロインのケイティ・プライスは、「ザ・DUFF」(2015年)などのアイドルのベラ・ソーン。オリジナル映画では、塚本高史さんが扮した孝治の役を、チャーリーとして新たに演じているのは、シュワちゃんの息子ですが、あの暗殺されたケネディ大統領の血筋でもあるパトリック・シュワルツェネッガーです!!


「ステップ・アップ : レボリューション」(2012年)のスコット・スピアー監督がメガホンをとった新しい「タイヨウのうた」は、当初の予定では今夏のサマームービーとして、7月14日に全米公開のはずでしたが、新春2018年3月23日の封切りに変更されてしまいました。

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その公開延期の理由は、アマンドラ・ステンバーグ(「ザ・ハンガー・ゲームズ」2012年)が抜擢された主人公の少女マディーが、家から一歩も外に出ることができない難病を患っている…という設定が、「タイヨウのうた」によく似ているニコラ・ユン原作の難病モノめいた青春ラブ・ストーリー「エブリスィング、エブリスィング」を、メジャー・スタジオのワーナー・ブラザースがひと足早く、5月19日に封切る先手を打ってしまったから…という事情によるものと思われます。

Trailer : Midnight Sun(タイヨウのうた)


よって、日本映画はほとんど、わからない CIA ですら知っている「Taiyou no Uta」もしくは、「Midnight Sun」は、雨音薫が歌った主題歌と共に、国際的に映画ファンの間では人気の傑作ですが、ごく一般の観客は、このベラ・ソーン主演の難病映画がリメイク映画ということもわからないかもしれないため、YUI さんのファンの方には残念ながら、思いがけないヒットになった「エブリスィング、エブリスィング」を早速、パクッたのか…と、カン違いをされてしまいそうですね…。


なお、ステラ・メギー監督の難病モノめいた映画の原作小説「わたしと世界のあいだに」が世に出たのは、2015年ですから、本来は「エブリスィング、エブリスィング」のほうが、日本の映画の「タイヨウのうた」が意外に人気があるらしいというので、パクッたのか?!と疑われても、仕方のないことになります。

Photo : リメイク版「タイヨウのうた」の最新作「ミッドナイト・サン」の撮影がクランクアップのベラ・ソーン ! ! - B-side of CIA Movie News(15.11.14)

Goodbye Days from Midnight Sun


それにしても、冒頭の「波乗り」の伏線もそうですが、オリジナル映画の「ミッドナイト・サン」の魅力は、雨音薫の歌に寄りそっている部分が大きかったわけですから、それに匹敵するものを、ハリウッド版の「ミッドナイト・サン」が持っているのか…?!、Yui さんの " Goodbye Days " がないと、作品の引き締まりを欠いてしまうかも…。



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