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Box Office : 2017年の全米映画ボックスオフィスの年間BEST10 ! !


全世界の売り上げが公開3週めにして、10億ドル突破の「スター・ウォーズ : ザ・ラスト・ジェダイ」が、大晦日に「美女と野獣」を下す逆転劇で、2017年全米公開映画№1ヒット作の栄冠を獲得 ! !


第1位スター・ウォーズ : ザ・ラスト・ジェダイ(12月15日公開) 5億1,714万ドル(4,232館)

北米では今日の12月31日(日)の見込みの売り上げを含めたトータルの興行成績が、約5億1,714万ドルの巨額に達した「スター・ウォーズ : ザ・ラスト・ジェダイ」が、驚異的な大ヒット作とまで言われたエマ・ワトソン主演の「美女と野獣」が、119日間をかけて積み上げた5億401万ドルの記録を、たった17日めの上映で抜いてしまい、土壇場の大晦日で、2017年全米公開映画の最大ヒット作の年間チャンピオンの王座につくことになりました!!


封切りから3週連続で、週末興行ランキングの第1位をキープしている「ザ・ラスト・ジェダイ」は、まだまだ動員が見込めるだけに、さらに数字は伸びていくわけですが、全米興行成績の2017年の年間BEST10のランキングは、以下のような順位に決まることになりそうです!!


第2位美女と野獣」(3月17日公開) 5億401万ドル(4,210館)


第3位ワンダーウーマン」(6月2日公開) 4億1,256万ドル(4,165館)


第4位ガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシー Vol.2」(5月5日公開) 3億8,981万ドル(4,347館)


第5位スパイダーマン : ホームカミング」(7月7日公開) 3億3,420万ドル(4,348館)


第6位It(イット)」(9月8日公開) 3億2,748万ドル(4,148館)


第7位ソー : ラグナロク」(11月3日公開) 3億1,137万ドル(4,080館)


第8位デスピカブル・ミー 3」(6月30日公開) 2億6,462万ドル(4,535館)


第9位ローガン」(3月3日公開) 2億2,628万ドル(4,071館)


第10位ザ・フェ8・オブ・ザ・フューリアス」(4月14日公開) 2億2,576万ドル(4,329館)


ご覧いただいた年間ランキングの10作品のうち、ソニピが出資して、配給したマーベルのコミックヒーロー映画「スパイダーマン : ホームカミング」もディズニー絡みの作品として見なせば、実に半分の5本が、ディズニーが作った映画だったことになります!!

さらに第9位の「ローガン」を製作・配給した20世紀FOXも、ディズニー傘下にあるものと考えると、10本中の6本がディズニー!!ということになりますから、圧倒的にディズニーが興行を制していることになるため、同社の映画界での影響力が良くも悪くも増していくことは確実だと言えそうです。

ちなみに、ワーナー・ブラザースが社運を賭けた?!「ジャスティス・リーグ」は残念ながら、第11位となり、後一歩のところで、BEST10には入れませんでした…。DCコミックスのヒーロー大集合映画として、話題性は大きかったものの、実際は「ローガン」のウルヴァリンひとりに敵わなかったばかりか、怪盗グルーにすら太刀打ちできなかったのか…と思うと、ちょっとビックリの結果かもしれません…!!


以下は、12月29日から31日の3日間の通常の週末興行成績のBEST10です。第7位に、リドリー・スコット監督の新作「オール・ザ・マネー・イン・ザ・ワールド」が初登場しています!!、尚、10年間にわたって続いてきた全米映画ボックスオフィスBEST10ですが、次回の2018年度の第1回めからは、全米映画ボックスオフィスBEST5 として、上位5本のランキング紹介とさせて頂きます。

その理由としては、容易に集客することだけを目的として、大衆向けに作られたエロチック・スリラーや、特定の人種の観客層を狙ったベタなメロドラマや、チープなコメディ映画、また、キリスト教の信者向けの映画といったものが、ランキングに入ってくるのですが、実際のところ、映画にこだわりを持つファンの方が、それらの作品をご覧になるのか?!というと、多分ほとんどの方が興味をお持ちではなさそうです。

よって、それらの単に市場で消費されていく作品に時間を費やすよりも、映画館では上映されない配信だけの興味深い作品や、話題の映画に関連したネタを、もっと記事にしていく機会を増やしたいと思います。

そして、ランキングの圏外であっても、映画ファンの方が観たいと思われそうな小品の限定公開の作品などは、これまでも別枠で採りあげてきましたが、そういう機会も、より増やしていきたいと思います。

つまり、興行ランキングよりも、読者のみなさんが興味を持ちそうな作品に焦点を絞っていく考え方ですから、前向きな規模の縮小と受けとめて頂ければ…と思います。やはり、時代は変わってしまい、映画の興行成績のランキングには、もう以前ほどの意味はなくなってきました…。


*各数字は、週末成績-(公開館数/平均売上げ)-トータル成績。題名の後の()は概算の製作費です。
映画の鑑賞価値を推し測る参考の RT/MC の数値は、このBEST10にランクインした時点での値です。

第1位 (1) 「スター・ウォーズ : ザ・ラスト・ジェダイ」(???ドル)

$52,446,000−(4,232館/$12,393)−$517,144,228


RT支持率は評論家 93 % , 観客 56 % / Metacritic スコア 86 / 出口調査の CinemaScore A

なお、同じ「スター・ウォーズ」でも、一昨年の2016年末に大ヒットになった「ローグ・ワン」の最終的な国内での売り上げは約5億3,218万ドルでしたから、フェリシティ・ジョーンズのジンたちが、140日間をかけて稼いだ金額に、早くもデイジーのレイは迫っていることになります…!!、やはり、サーガの本流と外伝のアンソロジーとでは、集客力に大きな違いのあることが、あらためて思い知らされた感じです!!




第2位 (2) 「ジュマンジ : ウェルカム・トゥ・ザ・ジャングル」(9,000万ドル)

$50,570,000−(3,765館/$13,432)−$169,825,967

RT支持率は評論家 77 % , 観客 89 % / Metacritic スコア 58 / 出口調査の CinemaScore A-


第3位 (3) 「ピッチ・パーフェクト 3」(4,500万ドル)

$17,780,000−(3,468館/$5,127)−$64,268,470

RT支持率は評論家 29 % , 観客 53 % / Metacritic スコア 40 / 出口調査の CinemaScore A-


第4位 (4) 「ザ・グレイテスト・ショーマン」(8,400万ドル)

$15,270,000−(3,316館/$4,605)−$48,785,986

RT支持率は評論家 50 % , 観客 89 % / Metacritic スコア 48 / 出口調査の CinemaScore A


第5位 (5) 「ファーディナンド」(1億1,100万ドル)

$11,650,000−(3,337館/$3,491)−$53,810,105

RT支持率は評論家 74 % , 観客 74 % / Metacritic スコア 58 / 出口調査の CinemaScore A


第6位 (6) 「ココ」(2億2,500万ドル)

$6,572,000−(2,104館/$3,124)−$178,944,459

RT支持率は評論家 96 % , 観客 97 % / Metacritic スコア 80 / 出口調査の CinemaScore A+


第7位 (初) 「オール・ザ・マネー・イン・ザ・ワールド」(5,000万ドル)

$5,450,000−(2,074館/$2,628)−$12,610,000

Trailer : All the Money in the World


RT支持率は評論家 77 % , 観客 76 % / Metacritic スコア 73 / 出口調査の CinemaScore B



© Sony Pictures


第8位 (8) 「ダーケスト・アワー」(3,000万ドル)

$5,280,000−(943館/$5,599)−$17,926,287

RT支持率は評論家 85 % , 観客 83 % / Metacritic スコア 75 / 出口調査の CinemaScore


第9位 (7) 「ダウンサイジング」(6,800万ドル)

$4,600,000−(2,664館/$1,727)−$17,058,365

RT支持率は評論家 51 % , 観客 33 % / Metacritic スコア 63 / 出口調査の CinemaScore C


第10位 (9) 「ファーザー・フィギュアズ」(2,500万ドル)

$3,705,000−(2,902館/$1,277)−$12,740,000

RT支持率は評論家 22 % , 観客 49 % / Metacritic スコア 23 / 出口調査の CinemaScore B-


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