Box Office : 善意のチャリティに後押しされた「ブラック・パンサー」が、全米の前夜祭興業で、「キャプテン・アメリカ : シビル・ウォー」を超えたヒーロー大集合映画級の大ヒットを記録した快挙が発表された ! !
ネットで映画の観賞券を販売している Fandango で、これまでに最も前売りが売れたヒーロー映画ですから当然と言えば、当然の結果なのかも？！
全米で今日の2月16日（金）の初日に先がけて、昨夜の木曜日のヨル7時にスタートした「ブラック・パンサー」の前夜祭興業での売り上げが、並のオープニング成績、つまり、週末3日間の稼ぎにも匹敵する約2,520万ドルの大入り超満員だったことを、製作・配給のディズニーがプレス発表しました！！
この「ブラック・パンサー」が一夜にして集めた約2,520万ドルというのは、マーベル・シネマティック・ユニバースにおいて、コミックヒーロー大集合映画の「アベンジャーズ : エイジ・オブ・ウルトロン」（2015年）が叩きだした約2,760万ドルに次いだ2番めの大ヒットであり、「キャプテン・アメリカ : シビル・ウォー」の記録＝約2,500万ドルすら超えたものだそうですから、ティチャラは自分がデビューをしたヒーロー大集合映画の実績を、あろうことか、単独で破ってしまったことになります…！！
また現時点において、2月公開映画史上最大封切りヒットの王座に居座っている「デッドプール」（2016年）の前夜祭興業での売り上げは約1,270万ドルでしたから、その約2倍の金額を集めたワカンダの若き王によって、チミチャンガの王の立場が奪われるのは、もはや必至と言えそうです。
そして、「ブラック・パンサー」の前夜祭での実績から予想される本日の初日の売り上げは、朝までに稼いだ約2,520万ドルを含めて、総額が6,500万ドル前後になるのでは…？！と見込まれていますから、「キャプテン・アメリカ」の第1作め（2011年）の週末3日間の売り上げ＝約6,506万ドル（3,715館）と、「ソー」の第1作め（2011年）のオープニング成績＝約6,572万ドル（3,955館）に相当する金額を、たったの1日だけで稼いでしまうことになりそうです…！！
さらに、この週末の3日間のオープニング成績としては、「ブラック・パンサー」はいきなり、大台の1億ドルを突破する1億6,000万ドルに近い金額を叩きだす可能性が考えられていますから、仮りにそうなったとすると、コミックヒーロー映画のジャンルにおいて、単独主演デビューの第1作めとしては、これまでに最も成功したのは、悪役特攻部隊というチームがデビューした「スーサイド・スクワッド」（2016年）の約1億3,368万ドル（4,255館）であり、文字通りに単独とすると「デッドプール」の約1億3,243万ドル（3,558館）になりますから、ハーレー・クインたちが敗れるばかりか、マーク・ウィズ・ア・マウスは、2月公開映画史上最大封切りヒットの記録のみならず、単独の第1作めとしての記録も、黒ヒョウのヒーローに超えられてしまうことになりそうです…！！
なお、この「ブラック・パンサー」の大ヒットについては、つけ加えておかなければなりませんが…、
CIA の Instagram でもお伝えしたように、オスカー女優のオクタヴィア・スペンサー（「ザ・シェイプ・オブ・ウォーター」全米公開中）をはじめとする複数のセレブや、教会などの慈善組織、また善意の大学生のグループ、そして、自分たちのシネマティック・ユニバースが事実上の終了を迎えたDCコミックスのヒーロー映画のファンたちが、映画館を貸し切ったり、大量にチケットを購入し、無償で提供するなどして、主にアフリカ系の貧困世帯の子どもたちが、アフリカ系のヒーローの映画を楽しめる環境作りに取り組んでくれているので、そうした社会貢献の恩恵も少なからず、含まれています！！、オクタヴィア・スペンサーなんて、映画館を無料で開放したばかりか、ポップコーンと飲み物まで付けてくれています…！！、「ブラック・パンサー」は、それだけ多くの方に愛されて、支持されているコミックヒーロー映画です！！
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