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Terminator :「ターミネーター」の生みの親のジェームズ・キャメロン監督が仕掛け人をつとめ、「T2」のその後を物語る正・続篇の通算第6作めが、全米公開を延期した新しい封切り日を発表 ! !



シリーズとしては通算第6作めですが、実質的には「ターミネーター」の正・トリロジーの完結編にあたる第3作めの全米公開が延期されました…!!


第6作めなのに第3作めというのは、どういうことですか?!と、これまでの事情をご存知ない方は当然、疑問してしまうかと思いますが、つまり、シリーズの生みの親のジェームズ・キャメロン監督とは無関係のようにして作られた第3作め(2003年)と第4作め(2009年)、そして、もう3年前の2015年に封切られた第5作めの「ジェニシス」はなかったことにして、あらためて、「T2」(1991年)の正・続編にあたる「純・ターミネーター 3」を作ろう!!という意気込みの「ターミネーター 6」の全米公開を先送りにしたことを、製作・配給のパラマウント映画が発表しました…!!


プロデューサーとして、「ターミネーター」シリーズに本格復帰を果したジェームズ・キャメロン監督から指名を受けて、正・トリロジーを締めくくるメガホンを託されたティム・ミラー監督(「デッドプール」2016年)が、再来月の6月にクランクインを予定している「T 6」の全米公開日は当初、来年2019年夏の7月26日が予定されていましたが、新たな全米公開日は、約4か月遅れの同年秋の11月22日だそうです!!


よって、本来であれば、書き入れ時の夏場に封切られるはずだった「T 6」、もしくは「T 3」は秋の感謝祭の目玉映画に変わったわけですが、どっちにしろ、大ヒットを狙うことができるタイミングですから、パラマウント映画にとって、「ターミネーター」の新作が重要な勝負映画であることには変わりはありません。しかし、それにしても、どうして…

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…と、こちらが書き終えるよりも前に、あぁ、やっぱり、シュワルツェネッガーが緊急に心臓の開胸手術をしたからな…、映画の製作と公開が遅れるのは仕方がない…と、公開延期の理由を察した方は少なくないかと思いますが、ところが、業界メディア Deadline の興行担当のアンソニー・ダレッサンドロによれば、T-800 が先月3月末に手術を受けるよりも前から、「純・ターミネーター 3」の先送りは検討されていたそうなので、アーニーの健康状態と映画の公開延期との間に特につながりはなく、無関係と言えるそうです。

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となると、当初の2019年7月26日全米公開であれば、その同日にドウェイン・ジョンソン主演の「新・ワイルド・スピード」と言えるスピンオフ映画の封切りが予定されていますから、「ジュマンジ」(2017年)の大ヒットを踏まえると、人気のザ・ロックとの興業対決を避けたのか?!と考えることもできそうです。とは言え、新しい封切り日の2019年11月22日には、20世紀FOXが、マーベル原作のヒーロー映画、つまり、「X-Men」シリーズの最新作?!を公開する予定ですから、どっちにしろ、「ターミネーター 6」は、強豪のライバル映画を相手に興業バトルを戦うことになります…!!


なので、ジェームズ・キャメロン監督とパラマウント映画が、「T 6」、もしくは「T 3」の公開を遅らせることにしたのは、むしろ、映画の内容をより吟味するためでは?!と考えるのが、もしかすると無難な想像なのかもしれませんが、リンダ・ハミルトンの元祖サラ・コナーのカムバックを楽しみにしていたファンの方にとっては、少し待たされることになってしまいました…!!


なお、シュワルツェネッガーとリンダ・ハミルトンのオリジナル・キャストに加わって、新作に出演の後、さらに先の新たなシリーズ展開で活躍しそうな新世代の若い俳優として、現時点では「ブレードランナー2049」(2017年)のマッケンジー・デイヴィスの参戦だけが決まっています…!!

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