Header Ads

Box Office : 5月25日~27日の全米映画ボックスオフィスTOP5の第1位


ミレニアム・ファルコンが墜落 ! !、主人公がハン・ソロに見えない「ソロ」が初登場第1位を飾る大ヒットながら、「スター・ウォーズ」としては沈没の巨額赤字を抱えそうな痛いデビューの完敗 ! !


第1位 (初) 「ソロ : ア・スター・ウォーズ・ストーリー(少なく見積もっても3億ドル)

$83,325,000−(4,381館/$19,020)−$83,325,000

TV Spot - Solo: A Star Wars Story


RT支持率は評論家 71 % , 観客 59 % / Metacritic スコア 63 / 出口調査の CinemaScore A-

北米で明日の月曜日の5月28日が、いわゆるメモリアル・デー(戦没将兵追悼記念日)の祝日であることから、ふだんの週末よりも休みが1日多い連休のロング・ウィークエンドの書き入れ時を狙って、「スター・ウォーズ」アンソロジーの第2章「ソロ」を封切ったディズニーが、公開から3日間のオープニング成績が約8,333万ドルになる見込みをプレス発表しました…!!


アンソロジー・シリーズの前作「ローグ・ワン」(2016年)のオープニング成績は約1億5,508万ドル(4,157館)の特大ヒットでしたから、「ソロ」はいきなり半減…とも言えそうな約46%の売り上げダウンだけに、「スター・ウォーズ」としては、まったく沈没の失敗と見なされる残念な結果となっています…。

「ソロ」が売り上げたオープニング成績の約8,333万ドルという金額は、フツーに考えれば、「ドクター・ストレンジ」(2016年)の同成績=約8,506万ドル(3,882館)や、ヒュー・ジャックマンの「X-Men」卒業作品「ローガン」(2017年)の同成績=約8,841万ドル(4,071館)に近い数字なわけですから、充分に大ヒット作!!と称賛されても然るべきはずなのですが…、


ディズニーの「スター・ウォーズ」の第1作め「ザ・フォース・アウェイクンズ」(2015年)の封切り成績は約2億4,797万ドル(4,134館)、その続編の「ザ・ラスト・ジェダイ」(2017年)の同成績は約2億2,001万ドル(4,232館)、そして、「ローグ・ワン」は前述の通りですから、1億ドルを切ってしまった成績というのは、もう比べ物にならない惨敗ということになってしまいますし…、


やはり、メモリアル・デーの書き入れ時のタイミングを狙って、公開された二日酔いコメディの続編「ザ・ハングオーバー Part II」(2011年)=約8,595万ドル(3,615館)や、「X-Men : デイズ・オブ・フューチャー・パスト」(2014年)=約9,082万ドル(3,996館)にすら劣ってしまっています…。

それではどうして、「ソロ」は「スター・ウォーズ」なのに、そっぽを向かれてしまったの…?!というのは、中国の封切りでは即死だったことをお伝えした記事でもふれたように…、

Related: Box Office :「スター・ウォーズ」アンソロジー第2章「ソロ」が、全米の前夜祭興行では、どうにか記録破りのスタートを切れたものの、中国では即死に近い沈没というショッキングな惨敗 ! !


監督交代劇のスキャンダルや、ポスターの盗作といったネガティブな話題に終始したこと、ハリソン・フォードとは、まるで似ていないアルデン・エーレンライクが演じるヤング・ハン・ソロが、ふつうの人の目には到底、ソロには見えないこと、そして、「スター・ウォーズ」は約5ヶ月前の昨年末に「ザ・ラスト・ジェダイ」が封切られたばかりという早すぎた公開の挙げ句、ライバル映画の多いサマームービー・ウォーズに飛び込んでしまった…などなど、いくつもの要素をあげられそうですが、映画自体の出来としても…、


出口調査の評価は “ A- ” ですから、ディズニーの「スター・ウォーズ」が、これまでずっと “ A ” だったのに対して、“ マイナス ” がつけられてしまった「ソロ」は、つまらないわけではないけど、だからと言って、飛び切り面白いわけでもない…という平凡なリアクションしか、観客からは得られていないようです…。

当初に起用したフィル・ロードとクリス・ミラーの監督コンビを更迭して、後任のロン・ハワード監督に大部分を撮り直してもらった…という言わば、二度手間を踏んだおかげで、製作費が雪だるま式に膨らんだ「ソロ」は、「スター・ウォーズ」史上最高額となる3億ドル以上が費やされた…と言われていますから、中国に続けて、肝心の本国の北米でも挫折…となると、もはや、巨額赤字を抱えるのは目に見えているだけに、できるだけ若者にチャンスを…と願ったサーガの女将のキャシーの母心?!は、まったく裏目に出たわけですが、生身の俳優が演じた人気キャラの過去の秘話ではなく、本流の覚醒トリロジーや、「ローグ・ワン」のように全く新しいキャラクターを主人公に据えた物語の方が無難だったのかもしれませんね…。


なお、「スター・ウォーズ」として当然、世界ほぼ同時公開で一斉に封切られた「ソロ」の売り上げの総額は約1億4,833万ドルですから、世界を合わせても、「ローグ・ワン」の国内での封切り成績にすら及ばなかったのか…という壊滅的な事態となっています…。


さて、CIA リーダーのジェダイの騎士のみなさんは、ついに初めて、ディズニーの「スター・ウォーズ」が興行的に沈没してしまった惨敗について、どのような感想をお持ちになられたでしょう…?!

Related:
Solo : ハン・ソロのワイルドな人生の原点を描いた「スター・ウォーズ」アンソロジー第2章の最新作「ソロ」が、アクションの見せ場をタップリと盛り込んだ全長版の新しい予告編をリリース ! !
Solo :「スター・ウォーズ」の最新作「ソロ」から解雇された監督コンビが明らかに力量不足だった現場の混乱を、出演者のひとりが、マスコミに激白 ! !、監督交代劇の真相として伝えられた ! !
Solo : ポスター盗作の疑惑が有罪視されてる「スター・ウォーズ」最新作「ソロ」が、パクリを修正したことで、変になってしまった恥の上塗りみたいな新しいポスターをリリース ! !
Solo :「スター・ウォーズ」アンソロジー第2章「ソロ」のポスターは、盗作のパクリだったことが判明 ! !、Sony の CDジャケットのデザイナーが、自分のアートを無断使用したディズニーに対して、金払え ! ! の不満の抗議 ! !

Movie Stills and Posters






© Disney / Lucasfilm


Powered by Blogger.