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Spawn : 原作者のトッド・マクファーレンが映画監督デビューに挑戦する「スポーン」トリロジーのダークヒーロー役が晴れて、「ジャンゴ・アンチェインド」のジェイミー・フォックスに正式に決定 ! !



1992年の初登場から約26年間も人気を持続してるだけに、どうして、スポーンは誕生したのか?!という「始まりの物語」は描かないそうです!!


先月4月初めに全米で封切られるや、驚きの大ヒットになってしまったホラー映画の「ア・クワイエット・プレイス」(全米公開中)の主演を兼ねつつ、メガホンをとった俳優のジョン・クラシンスキーが、世界はどういう経緯を経て、盲目のクリーチャーによって滅びることになったのか…?!という発端を詳しく描かないまま、いきなり、生き残った家族の物語の本筋へと突入したことに感銘を受けたと語るコミック作家のトッド・マクファーレンによれば…、


3部作のトリロジーを想い描いてるんだ。でも、第1作めをヒーロー誕生の「始まりの物語」にするつもりはない。「始まりの物語」ってのに、ぼくはもうメンタル的に疲れちゃったんだよ…。


…と、過去に大々的に映画化もされたわけですし、ファンは当然もう、よく知っているヒーロー誕生の経緯をあらためて描く…といった時間の無駄を省いて、いきなり、ダークヒーローの戦いを本格的に描くつもりらしい新しい「スポーン」の主人公アル・シモンズの役に、ジェイミー・フォックスを起用したことを、自らの Instagram を通じて発表し、業界メディアの Deadline を通じて、映画監督デビューへの抱負を語ってくれました…!!

Trailer : Spawn (1997)


冷奴先生の代表作「デビルマン」から強い影響を受けたトッド・マクファーレン作の地獄から蘇ったダークヒーローのスポーンは、世に出た90年代に大ブームとなり、現在はワーナー・ブラザース傘下のニュー・ライン・シネマが、マイケル・ジェイ・ホワイトを主演に起用した映画(↑ 予告編)を、1997年に封切るも、キャラクターの魅力を存分に描けなかったことなどから失敗作として、興行的に沈没してしまった過去の挫折を踏まえると、原作者自らがメガホンをとることは興味深いのですが…、


いわゆる低予算ホラーのヒット作の連発で知られるブラムハウスで製作される「スポーン」は、ディズニーのマーベル・シネマティック・ユニバースや、ワーナー・ブラザースのDC コミックスのヒーロー映画とは違って、高額の費用を注ぎ込むブロックバスター映画ではなく、1本あたりの製作費が約1,000万ドルから1,200万ドルという安価な低予算ヒーロー映画として企画されています…!!

そのため封切りと同時に黒字になる可能性が高そうですから、新人のトッド・マクファーレン監督の構想通りのトリロジーが完結する見込みには存分に期待できそうです…!!、ただし、映画のトーンとしては…、

恐ろしい映画の代表にあげられる「ジョーズ」(のサメ)や、ジョン・カーペンター監督の「遊星からの物体X」(のクリーチャー)、あるいは「呪怨」(の伽椰子)に「ザ・リング」(の貞子)、そして、「ハロウィン」のブギーマンは、おしゃべりしたりしないんだ…!!

…とのことで、地獄から蘇ったスポーンは、キャプテン・アメリカを代表とするコスチュームを身に着けて、乙女のヒロインを救う典型的なヒーローではないため、ジョン・カーペンター監督のホラー路線や、サスペンスの神さまヒッチコック監督のハラハラを目指す大人向けのR指定の怖い映画になるそうです!!


なので、新しい「スポーン」は、コミックヒーロー映画と言うよりは、むしろ、ブラムハウスの一連の低予算ホラー映画の流れを汲んだ作品として、M・ナイト・シャマラン監督の異色すぎるコミックヒーロー映画に位置づけられる「スプリット」(2017年)や、今週末全米公開の「アップグレード」に近い作品になるのかもしれませんが…、

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「アメイジング・スパイダーマン 2」(2014年)の悪役エレクトロや、タランティーノ監督の傑作ウエスタン「ジャンゴ・アンチェインド」(2012年)などで知られるジェイミー・フォックスの起用については…、


ジェイミーは約5年前に、「スポーン」の映画化のアイディアを持って、ぼくのオフィスにやって来たんだ。そして、ぼくたちは話し合いをした。

…とのことで、5年前の2013年のコミック・コンで、「スポーン」に主演したいという希望を明らかにしたジェイミー・フォックスのことを…、

ぼくは彼のことを忘れたりはしない。ぼくはシナリオを執筆する時に、登場人物と誰かを結びつけて、イメージするんだけれど、ぼくが想い描いていたのは、彼なんだ。けして、彼を手放したりはしないよ…!!

…といった次第で、本人がノーと言わない限りは、ジェイミー・フォックスを起用すると、ハナから決めていたそうです…!!


よって、5年前からスタートしたとも言えるジェイミー・フォックス主演の「スポーン」トリロジーの製作が、ようやく承認されて、現実に動き始めることになった…!!というのが、本日(5月29日)の発表の要点ということになりますが、具体的な撮影のスケジュールや、完成した映画の公開予定などにはついては明らかにされていません。


しかし、あくまでも低予算映画ですから、製作に多くの日数が費やされるとも思えないので、早ければ来年2019年のうちにも第1作めが封切られることになるのではないでしょうか…?!、ジェイミー・フォックス主演の恐ろしいコミックヒーロー映画としての「スポーン」の続報をお楽しみに…!!



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