Header Ads

First Man :「ラ・ラ・ランド」の監督が、ライアン・ゴズリングと再び組んで、宇宙飛行士の故ニール・アームストロングが人類史上初めて、月面に第1歩を踏みしめるまでの苦難の道のりを描いた伝記映画の最新作「ファースト・マン」の予告編を初公開 ! !



「ラ・ラ・ランド」のエマ・ストーンに代わって、ライアンのお相手をつとめているのは、新・ドラゴン・タトゥーの女のクレア・フォイです!!


お笑いマドンナのエマがオスカー女優になってしまったミュージカル映画「ラ・ラ・ランド」(2016年)で、自らも史上最年少のアカデミー賞最優秀監督賞受賞の快挙を果たしたダミアン・チャゼル監督は…、

Trailer : First Man


2009年公開のデビュー作「ガイ・アンド・マデリン・オン・ア・パーク・ベンチ」と、出世作となった2本めの「ウィップラッシュ」(2014年)も、音楽にちなんだ映画でしたから、その共通のテーマから初めて離れただけに、新境地に挑んだと言える伝記映画「ファースト・マン」を製作・配給するユニバーサル映画が、待望の予告編を初公開してくれました…!!


アカデミー賞の複雑な票読みのカラクリの結果として、偶然に最優秀作品賞に選ばれてしまったと言われている「スポットライト」(2015年)、そして、昨2017年末に全米公開されたスピルバーグ監督の「ザ・ポスト」などを執筆し、実話映画を得意としている脚本家のジョシュ・シンガーが、映画のシナリオの下敷きとしたジェイムズ・R. ハンセン著の「ファーストマン : ニール・アームストロングの人生」を邦訳出版するソフトバンク・クリエイティブの紹介によれば…、


「これは一人の人間にとっては小さな一歩だが、人類にとっては偉大な跳躍だ」- 1969年、ニール・アームストロングはアポロ11号で月への第一歩を記した。スプートニク・ショックから50年(※)。アメリカの有人月着陸という壮大なミッションの真実が改めて明らかにされる。アームストロング公認の迫真のノンフィクションである。

※ジェイムズ・R. ハンセン氏が、公式の伝記本に認定された原作を発表したのは、2005年ですが、日本語訳が出版されたのが、2007年なので、ロシアの人工衛星スプートニクの打ち上げ成功によって、アメリカが当時の冷戦下の敵国を相手に、宇宙開発で遅れをとってしまった…!!と覚り、ショックを受けた1957年から数えて、50年めという言い方になっています。


歴史家ジェイムズ・ハンセンは、月に初めて降り立った人物の悲劇と災難と成功を、詳細に書き出している。彼はその専門家の腕で、アーム・ストロングの物語と宇宙開発に乗り出したころのアメリカの歴史的背景を巧みに結びつけ、新米飛行士時代から最初の月着陸船船長に至るニールの人生にまつわる、誤った神話を訂正しているのだ。机上の宇宙飛行士たちの記憶を呼びさます、画期的な本だ。−アポロ13号の船長、ジェイムズ・ラベル


宇宙飛行士の本のほとんどは、彼らの「冒険」について描かれている。詳細に調査され、かつ記録されているこのジム・ハンセンによる本は、「冒険者」について描かれたものだ。"First Man"は、我々が探検家を突き動かす資質を理解するための貴重なきっかけとなる、現代のコロンブスについての感動的な物語である。寡黙で、複雑で、そして思慮深い男、アームストロングは身を削りながら、アメリカと世界中を月面まで連れて行ってくれた。まさに彼にふさわしい時代を生きた人物なのだ。−元NASAミッションフライトディレクター、ユージーン・クランツ


…といった次第で、2012年に惜しくも亡くなられた故ニール・アームストロング氏が、1961年に宇宙飛行士に選抜されてから、ジェミニ計画での宇宙飛行を経て、アポロ計画に突入し、1969年7月16日にアポロ11号が降り立った月面に、人類として最初の第1歩を記すまでの経緯を、ライアン・ゴズリングが演じてくれているそうです…!!

しかし、そうなると、実話の映画化の宿命として、最終的にアポロ計画は成功して、ライアン・ゴズリングのニール・アームストロングは月に到着する…という結末はネタバレしているわけか…、


…となってしまうだけに、そこに到るまでの経緯をどれだけ巧みに力強く描いて盛り上げ、観客を魅きつけることができるのか?!というドラマの密度が問われるタイプの作品なわけですから、ダミアン・チャゼル監督は、まさに作り手の手腕が問われる勝負に挑んだことになりますし、ライアン・ゴズリングの演技力もあらためて、問われることになりそうです…!!


そんな両者の挑戦が吉と出るか、どうか?!は、今秋10月12日の全米公開を待たなければ、何とも言えませんが、しかし、予告編の手応えからすると、前述の「ウィップラッシュ」、「ラ・ラ・ランド」に続けて、「ファースト・マン」がオスカーに絡んでいく可能性は高そうに思われるので、ひょっとして、3度めの正直として、頂点の最優秀作品賞に着陸もあり得るのか…?!、CIA リーダーの映画通のみなさんは、初公開の予告編をご覧になって、どのような期待の感想をお持ちになられたでしょう…?!

© Universal Pictures

冒頭でふれた新・ドラゴン・タトゥーの女のクレア・フォイが、故ニール・アームストロング氏の最初の妻のジャネットさんの役を演じているほか、カイル・チャンドラー、コリー・ストール、ジェイソン・クラーク、シェー・ウィガムに、パブロ・シュレイバー、クリストファー・アボット、パトリック・フュジット、ルーカス・ハースと、共演者の顔ぶれも大変に豪華となっています…!!


Powered by Blogger.