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Welcome to Marwen : 記憶を失うほどの残酷な暴力に襲われたトラウマに苦悩する被害者の実話なのに、予告編がコメディ・タッチだったことから激しく批難されたロバート・ゼメキス監督の最新作「ウェルカム・トゥ・マーウェン」が反省した、やり直しの新しい予告編をリリース ! !



自分を投影した人形を作る創作に没頭することで、暴力の悪夢から癒されようとした実在の芸術家を笑い者にしたと批難された映画の出直しです!!


Trailer ② : Welcome to Marwen


今から18年前の2000年春の4月8日に、バーで出くわした5人の男性から袋叩きの暴力を受けたことで記憶を失ったアーティスト、マーク・ホーガンキャンプさんの風変わりな癒やしの創作活動を知ったフォト・ジャーナリストのデヴィッド・ナーグルが取材した記事と写真展を発端として作られたドキュメンタリー映画「マーウェンコル」(2010年)の劇映画化「ウェルカム・トゥ・マーウェン」の新しい予告編です!!


マーク・ホーガンキャンプさんが、いわゆる女装癖の持ち主であったことを理由として、地元のニューヨーク州キングストンのバーで絡んできた5人の男性らにより、半殺しと言えるほどの過激な暴力な受けたことから、9日間もの昏睡に陥り、脳に障害が残ってしまったため、それまでの38年間の自分の人生の出来事のほとんどを忘れてしまったマークさんは、自分を見失った引き換えのようにして、暴力の悪夢だけが脳裏に刻まれたトラウマのPTSD(心的外傷後ストレス障害)に苦しめられることに…。


しかし、当時のマークさんには充分なセラピーの治療を受けるだけの余裕がなかったことから、自分と周囲の人たちとを投影した人形を創作し、第2次大戦下のベルギーにある町という設定のジオラマ “ マーウェンコル ” の世界を自宅の庭に築き上げ、その架空の世界の中に自分を埋没させていく現実逃避に癒やしを求めることで、心の傷を乗り越えようとした…。


…という実話に着目をしたロバート・ゼメキス監督が、「ザ・ウォーク」(2015年)と「アライド」(2016年)に次ぐ実話の映画化トリロジー?!の完結編のようにして手がけた「ウェルカム・トゥ・マーウェン」は当然、来春の次回アカデミー賞の候補に目されるような注目作でしたが、約1ヶ月前の先月6月下旬にリリースした初公開の予告編(↓)には…、

Trailer ① : Welcome to Marwen


コメディ色が窺える軽めのタッチ、あたかも感動的な美談のハート・ウォーミング??な作品を装った風の音楽、そして、暴力描写を売り物としてアピールしたことなどから、マーク・ホーガンキャンプさんが受けた暴力のトラウマという深刻な事件の実際とは相容れないチグハグの非常識として、製作・配給のユニバーサル映画と作り手のロバート・ゼメキス監督らが世間の批難に晒されて、バッシングを受けるハメとなってしまいました…。


そうした困った事態を経て、早くもリリースされた新しい第2弾の予告編は、ドラマ色をやや重めとするように改められた編集やり直しの内容からすると、製作者らは出来るだけ早急に反省の姿勢を世間に見せなければ、映画が葬られてしまう…という危機感を抱いたのかもしれません…?!、しかしながら…、


予告編のタッチを変えた内容の修正は、ひとまず、よいとしても、ふたつの予告編のイメージが異なっていることによって、それでは実際のところ、本当の映画本編のタッチとは一体、どちらの予告編に近いものなのか…?!という疑問が新たに生じてしまいます…。


お笑い系の俳優スティーヴ・カレルを主人公のマーク・ホーガンキャンプさん役に起用したキャスティングにそって、仮りにコメディ色を持たせた映画にするつもりであったならば、製作者らは今年末12月21日の全米公開に向けて、内容を見直す作業に追われているのかもしれない…ということになりますが…、


果たして、実話の重みにふさわしい感動作に仕上げられることになるのか…?!、ニューヨークの飲み屋で遭遇した暴力事件の恐ろしい現実の体験と、そのトラウマから逃れるために作られた第2次大戦下の架空のベルギーの町だけに、魔女のキャラクターまで登場する “ マーウェンコル ” の世界とが交錯する異色の実話映画「ウェルカム・トゥ・マーウェン」の新しい予告編をご覧になられて、CIA リーダーのみなさんはどのような感想をお持ちになられたでしょう…?!


追って、以下のキャラクター・ポスターにあわせて、キャストの紹介文を追加します…!!









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