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Green Book :「メリーに首ったけ」の監督が、「ムーンライト」のマハーシャラ・アリと名優ヴィゴ・モーテンセンを起用し、人種差別が合法だった1960年代を舞台に肌の色も育ちも異なる者同士が友情を育む姿を描いた新境地の感動作「グリーン・ブック」の予告編を初公開 ! !



タイトルの「グリーン・ブック」は、アフリカ系の人たちが安全かつ快適にドライブ旅行をするための情報をまとめたガイドブックのことです!!


ジム・キャリーとジェフ・ダニエルズがコンビを組んだ「ダム・アンド・ダマー」シリーズや、キャメロン・ディアスとベン・スティラーが共演した「メリーに首ったけ」(1998年)、そして…、

Trailer : Green Book


現在はテレビ司会者として活躍しているジミー・ファロンとドリュー・バリモアが共演した「フィーバー・ピッチ」(2005年)などのコメディ映画のヒット作を連発して、90年代から00年代にかけて活躍したファレリー兄弟監督のうちのお兄ちゃんのピーターが単独でメガホンをとった「グリーン・ブック」の予告編を、配給のユニバーサル映画が初公開してくれたので、ぜひ、チェックしておいて下さい…!!


第89回アカデミー賞の最優秀作品賞は「ラ・ラ・ランド」に決定!!と発表された真の受賞作「ムーンライト」(2016年)の名演技により、最優秀助演男優賞に選ばれたオスカー俳優のマハーシャラ・アリと、「キャプテン・ファンタスティック」(2016年)が高評価をされて、同じく第89回の最優秀主演男優賞にノミネートされるも、残念ながら受賞を逃したヴィゴ・モーテンセンがコンビを組んだだけに、次回オスカー候補に挙げられそうな作品のうちの1本と見なすことができる「グリーン・ブック」は…、


公民権法が認められた1964年よりも前の1962年を時代背景として、ヴィゴ・モーテンセンが演じるブロンクス出身のイタリア系の用心棒のトニー・リップが、アフリカ系の高名なピアニストのドン・シャーリー=マハーシャラ・アリに雇われ、マンハッタンから南部を目指して、各地で演奏をするコンサート・ツアーの運転手として、ハンドルを握ることに…!!


悪法のジム・クロウ法によって、当時はアフリカ系のみならず、日本人を含むアジア系まで合法的に差別を受けていたご時世ですから、マハーシャラ・アリ扮するドンは天才的ピアニストとは言え、コーケイジャンの運転者を必要とし、どのルートを通って、どのホテルやお店を利用すれば、トラブルを避けることができるのかをまとめた「グリーン・ブック」を頼りにして、旅をするしかなかったわけですが…、


物腰の柔らかい知的なアーティストのドンとは違って、腕っぷしにモノを言わせ、強引に世渡りをしてきた粗野なトニーはミスマッチな相棒だけに、そんな2人のすれ違いをネタにして、ピーター・ファレリー監督がお得意のコメディ・タッチで笑わせながら、次第に両者が互いを理解しあっていく姿を描くことで感動に導こう…といったロード・ムービーは、果たして、オスカー候補に食い込むことができそうか?!、それとも、アカデミー賞の最優秀作品賞を与えたのは大間違いとして、オスカー史上の汚点になった「ドライビング・ミス・デイジー」(1989年)の運転手と雇い主の人種を入れ替えた現代版?!に過ぎないのか?!、CIA リーダーのみなさんは予告編をご覧になって、どのような感想をお持ちになられたでしょう…?!

© Universal Pictures

共演者として、「アベンジャーズ」のホークアイの妻として知られるリンダ・カーデリーニのほか、「ランペイジ」(2018年)の P・J・バーン、「タグ」(2018年)のセバスチャン・マニスカルコらが名前を連ねている「グリーン・ブック」は、感謝祭の話題作として今秋11月21日から全米公開となっています!!


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