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The Front Runner : ウルヴァリンのヒュー・ジャックマンが、大統領選の最有力候補にあげられながら、妻以外の女性と密会のスキャンダルによって、失脚した実在の政治家に扮して、アカデミー賞を狙う実話映画の大人向けドラメディ「ザ・フロント・ランナー」の予告編を初公開 ! !



ジョージ・クルーニー主演の「アップ・イン・ジ・エアー」以来、オスカーとは無縁のジェイソン・ライトマン監督が映画賞レースへの復帰を期した意欲作です!!


センセーショナルな見出しを掲げて、まことしやかにゴシップを伝え、大衆の俗っぽい関心を煽るタブロイド・メディアと、それらとは一線を画して、報道の倫理を掲げ、知性を重んじていたはずのメジャーな一流のマスコミとの境い目は一体、いつから曖昧になってしまったのか…?!、そして、政治のニュースはいつから、こっけいな茶番になってしまったのか…?!

Trailer : The Front Runner


30年前の実話を振りかえることから翻って、昨今の政治とマスコミをめぐるバカバカしい状況を揶揄したような大人向けの笑いのドラメディ「ザ・フロント・ランナー」の予告編を、配給のソニピが初公開してくれました…!!


主演のケヴィン・スペイシーが、これまでの悪行のセクハラ&パワハラを暴露されて、芸能界から追放された失脚により、終了を迎えることになってしまった Netflix の政治ネタのドラマ「ハウス・オブ・カーズ」に、実在のジャーナリストのマット・バイの役で出演していたジャーナリストのマット・バイが、2014年に発表したノンフィクションの著書「オール・ザ・トゥルース・イズ・アウト」を原作とする「ザ・フロント・ランナー」は…、


1987年公開の「月の輝く夜に」の名演技で、アカデミー賞の最優秀助演女優賞に選ばれ、その当時は「時の人」だったオリンピア・デュカキスのいとこのマイケル・デュカキス元マサチューセッツ州知事が民主党の候補として、共和党のいわゆるパパ・ブッシュのジョージ・H・W・ブッシュ副大統領を相手に対決するも、大敗を喫して、ブッシュ政権が誕生することになった1988年の大統領選挙にまつわるスキャンダルの実話の映画化です。とは言え…、


ヒュー・ジャックマンが演じる主人公は、デュカキスでもブッシュでもなく、コロラド州の上院議員の故ゲイリー・ハート氏(2017年没)。そもそも1988年の大統領選では、きっと圧勝し、次の大統領になるのは間違いない!!と大いに期待されていたはずの人気の故ゲイリー・ハート氏が、1987年4月に、マイアミ・ヘラルド紙によって、当時は女優として、「マイアミ・バイス」などに出演していたドナ・ライスとの密会を報じられたことから、政治家としてのみならず、妻帯者にあるまじきハレンチと非難されて、瞬く間に支持を失い、同年の翌5月には民主党の予備選挙から撤退せざるを得なくなったスキャンダルの一部始終を描いたものとなっています…!!

イーグルスのドン・ヘンリーが、1986年の大晦日に、コロラド州のアスペンで催した年越しパーティの場で、同ミュージシャンの元カノだったドナ・ライスと知りあった故ゲイリー・ハート氏は、その後、ドナが当時、暮らしていたマイアミで再会をしたことから、かねてより “ 女たらし ” とウワサされていた上院議員の尻尾をつかもうと思ったらしいマイアミ・ヘラルド紙が、ドナを尾行し、女優が首都ワシントンD.C.のハート氏の住まいを訪れて、一夜を共にした!!と報じたのが、スキャンダルの内容ですが、もちろん、両者は密会を否定し、建物には裏口があったのにもかかわらず、そこの出入りは監視していなかったマイアミ・ヘラルド紙の詰めの甘さも疑問となっています…。しかしながら…、


スキャンダルが大々的に報じられてしまうと、もはや取り返しがつかず、故ゲイリー・ハート氏は失脚して、大統領になるのを諦めるしかなかったわけですが、果たして、その苦渋を演じたウルヴァリンは、「レ・ミゼラブル」(2012年)以来となるアカデミー賞の最優秀主演男優賞へのノミネートを勝ち取ることが出来るのか…?!

そして、冒頭でふれた2009年公開の「アップ・イン・ジ・エアー」から後の「ヤング・アダルト」(2011年)、「レイバー・デイ」(2013年)、「メン、ウィメン & チルドレン」(2014年)、「タリー」(2018年)は、いずれも不発と言えるような長いスランプにおちっているジェイソン・ライトマン監督は再び、映画賞レースの花形に返り咲くのか…?!、「アップ・イン・ジ・エアー」では、ジョージ・クルーニーのお相手だったヴェラ・ ファーミガが、ヒュー・ジャックマンの妻の役をつとめているだけに、演技のみならず縁起もよさそうな「ザ・フロント・ランナー」は、北米では今秋11月7日に限定公開で封切りの予定です!!


かつてマスコミの被害?!に遭った経験からか、現在はインターネットのモラルを世に訴え、主に児童をネットの危険から守る社会活動に貢献するNPO Enough Is Enough の代表をつとめているドナ・ライスの役を演じたサラ・パクストン(「ザ・ラスト・ハウス・オン・ザ・レフト」2009年)をはじめ…、

© Sony Pictures

クロエ・モレッツちゃんの親友のひとりのケイトリン・ディーヴァー(「メン、ウィメン & チルドレン」2014年)、コートニー・フォード(「レジェンズ・オブ・トゥモロー」)、ママドゥ・アティエ(「ソーリー・フォー・ユア・ロス」9月18日 Facebook 配信)、アルフレッド・モリーナ(「スパイダーマン 2」2004年)、ビル・バー(「ダディ'ズ・ホーム」シリーズ)、ケヴィン・ポラック(「ウォー・ドッグス」2016年)、それから、ジェイソン・ライトマン監督の映画の常連俳優として、「ジュノ」(2007年)では、エレン・ペイジのお父さんだった名優 J・K・シモンズが当然、共演者として登場しています…!!


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