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Box Office : 11月9日~11日の全米映画ボックスオフィスTOP5の第1位

クリスマスが大嫌いのひねくれ者の主人公の声を、ベネディクト・カンバーバッチがつとめてくれた「ザ・グリンチ」が、11月公開のアニメ映画としては、史上3番めの封切り成績を叩き出したオープニング・ヒットの初登場第1位 ! !


第1位 (初) 「ザ・グリンチ(7,500万ドル)

$66,000,000−(4,141館/$15,938)−$66,000,000

Trailer : The Grinch


RT支持率は評論家 55 % , 観客 71 % / Metacritic スコア 50 / 出口調査の CinemaScore A-

大人気のキャラクター、ミニオンを世に送り出したことで知られるイルミネーション・エンタテインメントが、ドクター・ストレンジのベネディクト・カンバーバッチを声の主演に起用して、製作したアニメ映画「ザ・グリンチ」を封切ったユニバーサル映画が、週末3日間のオープニング成績として、約6,600万ドルの巨額を発表したことから…、


記録破りとまではいかなかったものの、ピクサーの「ジ・インクレディブルス」(2004年)=約7,047万ドル(3,933館)とディズニーの「フローズン」(2013年)=約6,739万ドル(3,742館)に次いで、11月公開のアニメ映画としては史上3番め!!に位置づけられる大ヒットだったことが明らかになりました…!!


児童文学者の故 Dr. スース(1991年没)が、1957年に発表し、今日まで愛され続けている古典「いじわるグリンチのクリスマス」は、ジム・キャリーが主演をつとめた実写映画でご存知の映画ファンの方が多いはずですが、ロン・ハワード監督がメガホンをとった同映画のオープニング成績は約5,508万ドル(3,127館)でしたから、ベネディクト・カンバーバッチのグリンチは、ジム・キャリーのグリンチを超えた!!と喝采を贈ることが出来そうです。ただし…、


実写版が封切られた2000年当時の約5,508万ドルは、お金の価値の変化のインフレ率にもとづいて換算すると現在の約8,070万ドルぐらいになりますから、実際の動員の勢いにおいては、ジム・キャリーの方がはるかに勝っていたことになるのかもしれません…。

Movie Clip : クリスマスが大キライなグリンチの聖夜の盗みを紹介した本編シーン ! !


また、故 Dr. スース原作のアニメ映画としては、同じくユニバーサル・イルミネーションが製作し、ダニー・デヴィートが声の主演をつとめた「ザ・ローラックス」(2012年)が、約7,022万ドル(3,729館)のオープニング成績を稼いでいますから、ベネディクト・カンバーバッチのグリンチは残念ながら、故 Dr. スース原作アニメとしても、首位に踊り出ることはできず、史上2番め!!のヒットとなっています…。


よって、同じくユニバーサル・イルミネーション発のいきなり1億ドル超えの封切り大ヒットを達成した「ザ・シークレット・ライフ・オブ・ペッツ」(2016年)の共同監督をつとめたヤーロー・チーニーが、新たな相棒として、ケヴィン・スミス監督のクリエイティヴ・パートナーをつとめてきたプロデューサーのスコット・モシャーを迎え、一緒にメガホンをとった「ザ・グリンチ」は、ひとまず文句なしの封切り成績をおさめはしたものの…、


しかし、映画の評価の賛否が分かれたことで、 Rotten Tomatoes の支持率が 55%と低迷をしたように、今ひとつズバ抜けた結果にはならなかったかのようですが、それでも評論家の見方とは裏腹に、出口調査の観客の評価は最高に近い “ A- ” を獲得していますから、これから本格的に始まる感謝祭からクリスマスに向けてのホリデイ・シーズンを通して、ファミリー層の客足を維持することはできそうかもしれません…!!

ミニオンたちと一緒に「ザ・グリンチ」の予告編を楽しもう ! ! バージョンの予告編 ! !



Movie Stills and Posters














Photo Credit: © Universal Pictures / Illumination Entertainment. All Rights Reserved.


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