The Art of Self-Defense :「ゾンビランド」のジェシー・アイゼンバーグが得意の臆病者に扮し、真の男になりたいと願い、空手道場に入門したことから、行き過ぎた男らしさの世界に迷い込むブラック・コメディの最新作「ジ・アート・オブ・セルフディフェンス」の予告編を初公開 ! !

他人を圧倒する強い自信を持った自分を築くための手段は必ずしも、腕力や武力には限らず、知力や財力といった別の力もあると思うのですが…


Trailer : The Art of Self-Defense

アウトローのバイカーに夜道で襲われたことをキッカケとし、臆病な自分を変えなければならないと思った主人公が空手道場に入門する「ジ・アート・オブ・セルフディフェンス」の予告編を、配給のブリーカー・ストリートが初公開してくれました…！！

現地のテキサス州オースティンでは今日の3月8日（金）に開幕したサウス・バイ・サウスウエスト映画祭で、この週末の日曜日（10日）にプレミア上映を行うブラック・コメディのシナリオを執筆し、メガホンをとったのは、メアリー・エリザベス・ウィンステッドが主演をつとめ、カルトからの脱洗脳をテーマにしたカルトなデビュー作の「フォールツ」（2014年）が絶賛を博したライリー・スターンズ監督です！！

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その新鋭の待望の第2作めで、ジェシー・アイゼンバーグが演じてる主人公の平凡な簿記係のケイシーは、自分の周囲の何事に対しても、内心では常にビクついているパラノイア気味の臆病者。しかし、空手を習い始めたことで、ようやく生まれて初めての自信を抱くケイシーだったが、どこかしら怪しい先生＝アレッサンドロ・ニヴォラ（「ユー・ワー・ネヴァー・リアリー・ヒア」2017年）の謎めいた夜の特訓に参加したことから、途方もなく行き過ぎて、過剰に毒された男らしさの世界を目の当たりにするそうです…！！

当初に予定された前述のメアリー・エリザベス・ウィンステッドに代わって、空手バカの茶帯のアンナの役を、「グリーン・ルーム」（2016年）のイモージェン・プーツ（↓）が演じてくれた「ジ・アート・オブ・セルフディフェンス」は、北米では初夏の6月21日から限定公開で封切りの予定となっています…！！

Photo Credit: © Bleecker Street. All Rights Reserved.

プロレスは八百長ですか？！と尋ねられた長州力選手が、人は武器を手に入れたら、それを使ってみたくなるものだ…と意味深に応じ、どうやら真剣勝負の一面も持ち合わせているらしいことをほのめかしていましたが、もしかすると、そういうテーマが描かれるのかもしれませんね…。