Box Office :「アベンジャーズ : エンドゲーム」が「スター・ウォーズ」を追い抜いた史上最速の1億ドル突破のあと、初日の1日だけで、「ローグ・ワン」の週末3日間の封切り成績を超える巨額を叩き出し、もはや、映画興行の枠を超えて、経済史上の事件と言えるほど活況の大ヒット ! !
親たちの世代に「スター・ウォーズ」があったように、自分たちには「アベンジャーズ」がある！！と誇りを抱く若いファンが大勢いることから…
新旧の世代の大ヒット映画の対決！！を単に気取ったわけではなく、現実に「スター・ウォーズ」が多くの興行記録で首位に立ってきたことから当然の成り行きとして、比較にあげるのですが、すでに…、
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覚醒トリロジーの第1作め「ザ・フォース・アウェイクンズ」（2015年）が記録した前売鑑賞券の販売記録を超えた「アベンジャーズ」が…、
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“ 親たちの世代の映画 ” だけに、大人のファンが多い「スター・ウォーズ」に対して、若年のファンが多いことから勝つことができなかった前夜祭の深夜の興行でも、ついにサーガを超えたばかりか…、
「エンドゲーム」は史上最速の1億ドル突破 ! !
映画興行の成功の目安として、いわゆる大台と言われる1億ドルを超えるのに、「ザ・フォース・アウェイクンズ」が、あろうことか、1日すら必要とせず、わずか21時間で達成してしまい、まさに宇宙を飛ぶような光速の大ヒットだったのですが、ガーディアンズやキャプテン・マーベルも宇宙を飛ぶだけに、「エンドゲーム」がさらにありえない短縮をし、たったの17時間だけで、1億ドルを稼いでしまいました…！！
DC コミックスの戦うヒロイン映画の大ヒット作「ワンダーウーマン」（2017年）のオープニング成績は約1億325万ドルでしたから、ガル・ガドットのダイアナ・プリンスが3日間かけて稼いだ巨額を、アベンジャーズは17時間で集めてしまったことになりますし、「ジャスティス・リーグ」（2017年）は4日間、「ローガン」は5日間、「ダンケルク」（2017年）や「ボヘミアン・ラプソディ」（2018年）は、1億ドルを稼ぐのに、10日間を要しています。そのように比較をすると、約3時間1分の長尺だけに座席の回転率がよくない「エンドゲーム」が、17時間の間に、5回の上映と6回めの入場しか出来ないのに、1億ドルを稼いだ！！というのは、もう理解ができないメチャクチャな動員の勢いだということになります…！！
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「エンドゲーム」は史上最高の初日ヒット ! !
なので、その勢いからすると当然の結果と言えそうですが、「エンドゲーム」の全米公開初日の売り上げは、前夜祭の6,000万ドルを含めて、総額が約1億5,670万ドルにまで達し、またしても、けして破られることはないだろう…と言われた「スター・ウォーズ : ザ・フォース・アウェイクンズ」の史上最高の奇跡の初日の大ヒットの記録＝約1億1,912万ドルを超えてしまいました！！、ヘッドラインで比較にあげたように、「スター・ウォーズ」外伝の「ローグ・ワン」（2016年）の週末3日間の売り上げのオープニング成績は約1億5,508万ドル（4,157館）の大ヒットだったのに、それを上まわる金額を「エンドゲーム」は、たったの1日で稼いだの？！ということになります！！、ただし…、
「エンドゲーム」は史上最大の規模の拡大公開 ! !
「アベンジャーズ」が初日の売り上げにおいて、「スター・ウォーズ」超えを果たすことが出来た背景には、「ザ・フォース・アウェイクンズ」の上映館の数が、4,134館だったのに対して、「エンドゲーム」は全米映画興行史上最大のかつてない拡大公開規模の新記録＝4,662館で上映している！！と、スクリーンの数が、528館も多い有利な条件を与えられているんだから…と、負け続けのサーガのファンは、ぼやいて、ツッコミを入れることができます…！！
「エンドゲーム」は史上かつてない巨額の3億ドル突破デビューの可能性 ! !
よって、初日の成績から推測すると、いきなり、まさかの3億ドルを突破し、3億5,000万ドル前後のオープニング成績を稼ぐのではないか？！と期待され始めた「エンドゲーム」が、1館あたりの売り上げにおいても、「ザ・フォース・アウェイクンズ」をしのげば、真に人気の差を示す動員の数で勝ったものと見なせそうですが、果たして…、
「ザ・フォース・アウェイクンズ」の巨額封切り成績の約2億4,796万ドルを超えて、約2億5,770万ドルを稼ぎ、全米映画興行史上最大の封切りヒットを達成した前作「インフィニティ・ウォー」の記録を、さらに続編の「エンドゲーム」が上まわって、かつて前例のない3億ドル台のデビューを現実にするのか…？！
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そして、トータルの封切り成績の金額では、「スター・ウォーズ」に勝ったとは言え、1館あたりの平均の売り上げでは、約5万9,982ドルを叩き出していた「ザ・フォース・アウェイクンズ」に対して、実はおよばない約5万7,599ドルの敗北だった「インフィニティ・ウォー」の借りを返し、「エンドゲーム」が完勝するのか？！、「アベンジャーズ」が書き変えていく興行記録の続報が楽しみですが…、
社会を揺るがす「エンドゲーム」の経済効果はどれだけの巨額なのか…? !
しかし、これだけの未曾有の規模の動員をかき集めているとなると、単に映画館の入場料の稼ぎの興行成績のみならず、コンセッションの食べ物や飲み物、キャラクター・グッズの売り上げなども、うなぎのぼりの活況を呈しているはずですし、人が移動することに伴う消費や、映画鑑賞の前後に立ち寄る周辺のお店の売り上げなどにも貢献しているに違いないことを想像すると、「アベンジャーズ : エンドゲーム」の経済効果とは、いったい、どれだけの金額になるのか？！、そうした試算は経済の専門家の方しか出来ませんから、何とも言えないものの、もはや、アベンジャーズが映画の枠を超えたインパクトを社会に与えていることは間違いなさそうですから、経済史上の事件ではないか？！という言い方にもなる次第です…！！
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