His Dark Materials : 美少女ウルヴァリン X-23 のダフネ・キーンちゃんとジェームズ・マカヴォイの「X-Men」のスターを起用して、トンデモ大作と言われたファンタジー・アドベンチャー「ライラの冒険」の原作をあらためて、忠実にドラマ化した「ヒズ・ダーク・マテリアルズ」の予告編 ! !
黄金ではなく、赤字の羅針盤になったことから続編は作られなかった映画とは違い、放送する前からもう、続きのシーズン 2 の製作が決定しています！！
20年近くにもわたって、シリーズを製作・配給してきた 20世紀FOX が、ディズニー傘下に入ったことから、既存の「X-Men」が終了し、マーベル・シネマティック・ユニバースのコミックヒーロー映画として、新たに生まれ変わる見込みからすると、「ローガン」（2017年）の続編として、美少女ウルヴァリン X-23 の成長と戦いとを描く「ローラ」は作られそうもない…、
Trailer : His Dark Materials
…だけに、ガッカリをしていたファンの方にはうれしい、ダフネ・キーンちゃん14歳が主演に抜擢された「ヒズ・ダーク・マテリアルズ」の予告編です！！
アカデミー賞の最優秀作品賞に選ばれた「ザ・キングズ・スピーチ」（2010年）や、ウルヴァリンのヒュー・ジャックマンが主演した「レ・ミゼラブル」（2012年）などを卒なく手がけたトム・フーパー監督が、彼本来のテレビ監督として、初回の第1話と第2話のメガホンをとったテレビ版「ライラの冒険」の原作の計3巻からなるベストセラー小説を邦訳出版する新潮社の紹介によれば…
第1巻 黄金の羅針盤
両親を事故でなくした孤児のライラは、オックスフォード大学の寮に暮らすおてんばな11歳の女の子。彼女のまわりで子どもが連れ去られる事件が立て続けに起きる。どうやら北極で何かの実験に使われているらしい…。ライラと彼女の守護精霊は、連れ去られた友だちと監禁されてしまった北極探検家のおじを救うべく、世界に6つしかない黄金の羅針盤を手に北極へと向かう…。
第2巻 神秘の短剣
オーロラの中に現われた「もうひとつの世界」に渡ったライラは、“ スペクター ” と呼ばれる化け物に襲われ、大人のいなくなった街チッタガーゼで、別の世界からやって来た少年ウィルと出会う。真理計はウィルのことを「人殺しだ」と告げる。父親を探しているウィルはこの街で、不思議な力を持つ “ 短剣 ” の守り手となる。ウィルの世界とチッタガーゼを行ったり来たりするうちに、ライラは大切な真理計を謎の紳士チャールズ卿に盗まれてしまう…。気球乗りのリーや魔女たち、そして天使までも巻き込んで、物語はさらに大きく広がっていく…。
第3巻 琥珀の望遠鏡
ライラが連れ去られてしまったことを知ったウィルは、2人の天使を伴って彼女を探しにいく。やがて、ウィルは森の奥深くで、母親に監禁されているライラを発見。ライラは薬によって眠り続けていた。ウィルは “ 別世界への窓 " を作ることができる神秘の短剣を使ってライラの救出を試みる。再会したライラとウィル。2人は友だちを助けるため「死者の国」へ向かうことを決意する。だが、その旅にダイモンを連れてはいけない。ライラの下した決断は…。そして、地上に楽園を求めるアスリエル卿は共和国建設の準備をすすめていた。“ 天上の王国 ” との世界を二分する闘いが始まる！！
…とのことで、第1巻の紹介に出てくる “ 守護精霊 ” と第3巻の紹介の “ ダイモン ” は何ぞや？！と思われる方がいそうですが、イギリスの児童文学作家のフィリップ・プルマンが、ヴィクトリア朝の時代を彷彿とさせる別世界を舞台にした物語では、登場人物はそれぞれ、様々な動物に姿を変える “ 守護精霊 ” の “ ダイモン ” を伴っており、ダフネ・キーンちゃん扮する主人公のライラは、主に白いオコジョとして寄りそう “ パン ” という名前のダイモンを相棒にしています…！！
最近では「シンデレラ」（2015年）や「ローグ・ワン」（2016年）といった大ヒット映画の脚本を手がけ、汚名返上した感のあるクリス・ワイツ監督が、まだ11歳だったダコタ・ブルー・リチャーズちゃん（現在25歳）を起用して、撮影を行い、2007年に封切られた「ライラの冒険 : 黄金の羅針盤」は…、
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原作に込められた反カソリック思想という宗教的な要素は出来るだけ避けて、映画化したものの、結局は宗教論争になってしまい、有害映画のように言われたことから沈没し、1億8,000万ドル以上の巨額の製作費に対して、全世界で約3億7,223万ドルの興行成績しか売り上げることができなかったため、シリーズ化は見送られて、続編はなかった次第ですが…、
果たして、ある意味では問題の原作をあらためて、より忠実にドラマ化しようと共同製作を試みた HBO と BBC の思惑は吉となるのか、それとも、また凶になってしまうのか？！はわかりませんが、最初の計8話の出来栄えに満足をした両社は、それを世に送り出す放送を待たずして、続きの計8話の製作を決定し、早々と第2シーズンへと進もうとしています…！！
映画では、ジェームズ・ボンドのダニエル・クレイグが演じたアスリエル卿の役を、ダフネ・キーンちゃんにとっては「X-Men」の先輩のジェームズ・マカヴォイ（↓）が新たに演じてくれたほか…、
ニコール・キッドマンが演じた悪役のコールター夫人の役は、テレビシリーズ「ルーサー」のルース・ウィルソン（↓）、サム・エリオットが演じたリー・スコーズビーの役には、「メリー・ポピンズ・リターンズ」（2018年）のリン・マニュエル・ミランダ（↓）が扮し、ジェームズ・マカヴォイとは「ヴィクター・フランケンシュタイン」（2015年）で共演した間柄のウィル・キーン、つまり、ダフネ・キーンちゃんのパパも出演し、父と娘の共演作でもあるテレビ版「ライラの冒険」の「ヒズ・ダーク・マテリアルズ」は、米英で今年2019年の後半に放送をスタート！！、羅針盤が黄金を指してくれればよいのですが…！！
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