Header Ads

Christopher Nolan’s Favorite 30 Films : 現代の名匠のクリス・ノーラン監督が、映画ファンのあなたに観ておいてほしいお気に入りの傑作映画30本のリスト ! !


映画作りを志して、フィルム・スクールで学んでいる学生の方や映画史を勉強している方は必見!!と言えそうなクリス監督がお薦めの30本です!!



新ダークナイトのロバート・パティンソンをメイン・キャストに起用し、スパイ映画だと推測されている謎の新作「テネット」の撮影開始に向けて、準備に多忙のクリス・ノーラン監督は、どんな映画を観て、映画作りを学び、自分の作品の参考にしてきたのか?!、また、どんな作品をファンに薦めてきたのか…?!

Related: Tenet :「ザ・ダークナイト」のクリス・ノーラン監督が、新バットマン最有力候補のロバート・パティンソンを起用する謎のブロックバスター映画は待望のクリス監督版「007」のスパイ映画かもしれない概要と題名が伝えられた ! ! - CIA Movie News

過去の発言を掘り起こし、賞賛をしていたことから、クリス・ノーラン監督お薦めのお気に入り映画!!と言える30本のリストを、IndieWire のザック・シャーフがまとめてくれたので、CIA リーダーの皆さんも、クリス監督の映画の世界をより理解するのに役立ちそうな傑作映画の数々をチェックしておいて下さい!!


① 故大島渚監督が、ローレンス・ヴァン・デル・ポスト著の原作を映画化した「戦場のメリー・クリスマス」(1983年)

まずトップに写真をあげた「メリー・クリスマス, Mr.ローレンス」は、クリス監督が「ザ・プレステージ」(2006年)を作るにあたり、故デヴィッド・ボウイに出演してほしい!!と願う起用のキッカケになった作品!!、デヴィッド・ボウイのカリスマ性をとらえることが出来た映画は少ないが、この大島監督の傑作は、まさにデヴィッド・ボウイのために誂えられたような戦場ドラマだった!!とのことです!!


② 孤高の天才の故スタンリー・キューブリック監督のSF映画の金字塔「2001年宇宙の旅」(1968年)


このキューブリック監督の傑作を観たクリス少年は、現実すら上まわるとも言えるような高いクォリティを持った映像によって、宇宙の別世界へと連れて行かれる映画体験に、ひたすら驚嘆したそうです!!


③ 故シドニー・ルメット監督が、名優の故ヘンリー・フォンダと組んだ「十二人の怒れる男」(1954年)


12名の陪審員が評決を下すに到るまでの人物同士のやりとりの描き方の丁々発止は、いくつもの監督作品において、参考にしているそうです!!


④ リドリー・スコット監督の「エイリアン」(1979年)


クリス監督が憧れ続けた映画作りの達人のひとりのリドリー・スコット監督の代表作!!、完璧に創り上げられた映画の驚異的な世界に没頭し、クリス少年は圧倒されて、吹っ飛んだそうです!!


⑤ 故ルイス・マイルストン監督の「西部戦線異状なし」(1930年)

戦争がいかに非人道的な行いであるかということについて描いた最も最初の作品にして、最高の傑作!!とのことです!!


⑥ 故ニコラス・ローグ監督が、サイモン & ガーファンクルの歌手のアート・ガーファンクルを主演に起用したサイコ・スリラー「バッド・タイミングジェラシー)」(1980年)


革新的な映画の構成を見い出すことで知られるニコラス・ローグ監督の傑作!!とのことで、以下は、ぼくビリーのコメントですが、このあと、同監督と結婚した主演女優のテレサ・ラッセルが、とても素敵な作品でした!!


⑦ 故ジッロ・ポンテコルヴォ監督の「アルジェの戦い」(1966年)


物語を描くということにおいて、時代を超えて、強い影響を与え続ける作品。観客が映画の中の登場人物に感情移入し、現実の中にいるように思うほど、没頭させる力を持っているとのことです!!


⑧ スティーヴン・スピルバーグ監督の「未知との遭遇」(1977年)

「インターステラー」(2014年)を作るにあたり、クリス監督のインスピレーションの源になった作品。家族という単位の視点から、エイリアンとの出会いを描くという発想が気に入り、ストーリーを紡ぎあげていく参考にしたそうです…!!


⑨ リドリー・スコット監督のハリソン・フォード主演作「ブレードランナー」(1982年)


これも「インターステラー」の参考にした作品だそうです!!


⑩ ダミアン・チャゼル監督が、宇宙飛行士の故ニール・アームストロング氏の役にライアン・ゴズリングを起用した伝記映画「ファースト・マン」(2018年)


宇宙計画の実話を緻密に再現し、信ぴょう性に満ち満ちた驚きの作品として、絶賛されています!!


⑪ 故アル・ライナート監督が、NASA のアポロ計画を題材にしたドキュメンタリー映画「フォー・オール・マンカインド(宇宙へのフロンティア)」(1989年)

人類の偉大な挑戦の努力を描いた素晴らしいドキュメンタリー映画!!とのことです!!


⑫ サスペンスの神さまの故アルフレッド・ヒッチコック監督が、故ジョエル・マクリーを主演に起用した「海外特派員」(1940年)


映像によって、物語を語り、サスペンスを張りつめるという映画技法は、ヒッチコック監督がいなければ、けして、突き詰められることはなかっただろう。とのことで、この映画の飛行機の墜落の描き方が、「ダンケルク」(2017年)のお手本になったそうです!!


⑬ 故エリッヒ・フォン・シュトロハイム監督のサイレント映画「グリード」(1924年)


絶対的な天才の作品のうち、その真価が見過ごされている傑作!!だそうです!!


⑭ スティーヴン・フリアーズ監督が、テレンス・スタンプ、故ジョン・ハートらを起用したクライム映画「ザ・ヒット(殺し屋たちの挽歌 )」(1984年)


追い詰められる男たちだけを描くというシンプルな内容だけで、映画を成立させようとするギャンブルに挑んだ作品!!だそうです!!


⑮ 巨匠フランシス・コッポラ監督が製作総指揮に名前を連ねるという「宣伝」の貢献をしてくれたことでも知られるゴッドフリー・レッジョ監督の実験的ドキュメンタリー映画「コヤニスカッツィ」(1982年)

人類の偉大な努力の積み重ねが、いかに不安におちいる結果になってしまうのか…を描いた驚異的なドキュメンタリーとのこと。


⑯ 巨匠の故デヴィッド・リーン監督が、故ピーター・オトゥールを主演にした映画史上の名作「アラビアのロレンス」(1962年)


どうして、映画はフィルムで撮影をしなければならないのか?!、クリス監督が昔ながらのフィルムを使うカメラでの撮影に徹底して、こだわるのは、この作品を観れば、わかる!!という映像の機微を堪能することができる、まさに映画体験と言える傑作だそうです!!


⑰ 故フリッツ・ラング監督の SF ディストピア映画「メトロポリス」(1927年)


映画史上において、重要な試金石となった作品!!だそうです!!


⑱ 故オーソン・ウェルズ監督・主演の「アーカディン」(1955年)

謎めいた実業家の過去の秘密を探る主人公のグレゴリー・アーカディンを演じながら、メガホンをとった故オーソン・ウェルズの天才ぶりを垣間見ることができる作品とのこと!!


⑲ フィリップ・カウフマン監督の宇宙飛行士の実話映画「ザ・ライト・スタッフ」(1983年)


「インターステラー」を作るにあたって、「2001年宇宙の旅」なんて知らない…とは言えないのと同様に、けして無視することはできないと思った作品。ほぼ完璧とまで言えるほどの傑作なのに、多くの人が、この映画の偉大さに気づいていないのは、3時間(192分)を超える長尺だから…と仰っています!!


⑳ スティーヴン・スピルバーグ監督の戦争映画「プライベート・ライアン」(1998年)

始まりから終わりまで、力強さが衰えることのない作品。冒頭の戦闘シーンも、その後の戦闘シーンも共に観通すことができないほど恐ろしい…。これだけの作品と競いあうのは、とても無理…だそうです!!


㉑ ロジャー・ムーアが主演した「007」シリーズ第10作めの「私を愛したスパイ」(1977年)


スケールの大きな映画作りのお手本として、最も最初に頭のなかにとどめた作品。観客を映画の世界に引き込むことができれば、ロータス・エスプリが潜水艦に変形する!!という奇抜なアイディアにすら説得力を持たせることができるという映画の力を確信したそうです!!、ダークナイトの愛車のタンブラーが、バイクのバット・ポッドに変形したのは、そこから来たのか!!とわかった感じですね…!!


㉒ 巨匠の故デヴィッド・リーン監督が、サラ・マイルズを主演に起用した「ライアンの娘」(1970年)


映画の舞台に選ばれた土地や海の様子が、見事に物語の背景として、マッチしていたばかりか、そうした光景が、映画のテーマそのものすらをも表現していた純粋に映画的な映画として、感銘を受けたそうです!!


㉓ スティーブンとティモシーの双子のクエイ兄弟監督のストップモーション・アニメの短編「ストリート・オブ・クロコダイルズ」(1986年)

観る者の目を釘付けにする並々ならぬイメージの映像の世界だそうです!!


㉔ ドイツ表現主義の故 F・W・ムルナウ監督のアメリカ映画のロマコメ「サンライズ」(1927年)

映像だけで物語を表現することができるという無限の可能性のひらめきを与えてくれた無声映画。まったくジャンルは違うけれど、「ダンケルク」の参考にしたそうです!!


㉕ 故クリストファー・リーヴ主演の「スーパーマン」(1978年)


「ザ・ダークナイト」トリロジーを手がけるに到る動機のひとつとして、強い印象を受けたコミックヒーロー映画のお手本と言える教科書みたいな作品!!


㉖ 故フリッツ・ラング監督の「怪人マブゼ博士」(1933年)

途方もない悪役を描こうと思ったら、絶対に観ておかなければならない作品だそうです!!


㉗ 名匠テレンス・マリック監督が、ショーン・ペンやジム・カヴィーゼルらを起用した戦争映画「ザ・シン・レッド・ライン」(1998年)


戦争を非凡な視点から描いた群像劇の傑作として、「ダンケルク」の参考にしたそうです!!


㉘ 故ジュールス・ダッシン監督が、のちにギリシャ政府の大臣になる故メリナ・メルクルーリを主演女優に起用した強盗ものクライム・コメディの「トプカピ」(1964年)

映画の出来栄えもさることながら、アカデミー賞の最優秀助演男優賞に選ばれた故ピーター・ユスティノフの演技が最高に愉快!!とのことです!!


㉙ 名匠テレンス・マリック監督が、ブラッド・ピットとジェシカ・チャステインを主演に起用した「ザ・ツリー・オブ・ライフ」(2011年)


映像を一見するや、すぐにテレンス・マリック監督の映画だ!!と認められる作家性に敬意を抱いているそうです!!


㉚ そして、言わずと知れた「スター・ウォーズ」(1977年)


1970年生まれのクリス監督は、8ミリフィルムのカメラを使って、幼少期から映画作りに取り組み、言わば実験的な映像を作っていたのですが、「スター・ウォーズ」を観るや感化されて、真似をし、宇宙船が飛ぶ SF ものを作るようになったそうです!!


かなり昔の無声映画となると鑑賞するのが難しいかもしれませんが、クリス監督の過去の作品の「ザ・プレステージ」や「インターステラー」、「ダンケルク」を観返すにあたって、同監督が参考にした映画をあわせて観ると発見があるかもしれませんし、冒頭でふれた「テネット」は来年2020年夏の7月17日全米公開の予定ですから、それまでに30本全部を観ておくと、より楽しめるかもしれません?!、いずれにしろ、現代最高の映画監督のひとりとして、名前があげられるクリス・ノーラン監督はどんな映画を観て、影響を受けてきたのか?!、大変に興味深いリストであるのは間違いありませんね…!!

Photo Credit: © Warner Bros. All Rights Reserved.


Powered by Blogger.