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China using Twitter bots to promote #SupportMulan : 香港の逃亡犯条例改正案に絡んで、ディズニー映画の「ムーラン」をボイコットしろ ! ! という世論の流れを変えて、映画を成功に導くため、中国政府がボットを使って、情報操作をしていたことが発覚した ! !


政治をテーマにした映画ならまだしも、そうではない娯楽作を政治的な駆け引きに利用したり、ましてや、情報操作をするのは断じて、許せません!!


いわゆる一国二制度を敷いている香港と中国本土との間で、犯罪の容疑者の身柄の引き渡しや、資産の凍結などを可能とする「逃亡犯条例改正案」は、香港の自由が奪われる…として、現地の住民らが極めて大規模な反対運動のデモをくり広げていることが、ニュースで報道され、世界各国で注目を集めていますが…、


中国の「木蘭」の伝承を描いた名作アニメの実写映画化「ムーラン」(2020年3月27日全米公開)の主人公に大抜擢をされたリウ・イーフェイが、当の本人は中国の湖北省で生まれただけに?!、自身の考えとして、体制側を支持して、香港の人たちを罵倒する Tweet をしてしまったことから当然…、


アメリカに帰化して、いまはアメリカ人のお前は、自分には関係がないから、そんなこと言えるんだ!!とばかりに怒りを買う炎上の騒ぎとなり、「ムーラン」をボイコットしろ!!という #BoycottMulan のハッシュタグが SNS に氾濫する事態になっていたのですが…、


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そのリウ・イーフェイの庶民ではなく、体制を支持する!!という考えを当然、快く受けとめた中国政府が、あろうことか、 #BoycottMulan に対抗する #SupportMulan を拡散するために、ボットを持ち出し、ネットの世論を変える情報操作を行っていたことが、Twitter が中国発のアカウントを20万以上も削除し、Facebook も同様の動きをとったことから明白になった事情を、Variety のレベッカ・ディヴィスがレポートしてくれました…!!


とにもかくにも、「ムーラン」が話題に採りあげられることについて、映画を製作・配給するディズニーが実際のところ、どのように思っているのか?!は何とも言えませんが、あまり歓迎できない注目のされ方であるのは間違いないはずです…。


リウ・イーフェイが「ムーラン」の主演女優という立場を超えて、彼女自身の考えを示す人権が当然ありますから、どのような視点からも政治的な発言をしたことを責めるわけにはいきませんが、しかし、こうして映画の位置づけや、その価値が故意に情報操作されてしまう…というのは、まったく頂けません…。


CIA はこれまでにも、SNS で言われていることを無闇に信じたり、影響されてはいけない…と、読者のみなさんにお願いをしていますが、こうして映画が政治的な駆け引きの道具にされてしまう…というネットの事情について、みなさんはどのようなご意見のお考えをお持ちになられたでしょう…?!

Photo Credit: © Walt Disney Studios. All Rights Reserved.


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