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Marriage Story : 円満に別れるつもりの夫婦が、やがて、たどり着く離婚の悪夢を描いた最高傑作として、来春の第92回アカデミー賞の主要部門を総なめにし、スカーレット・ジョハンソンとアダム・ドライヴァーが、それぞれ主演賞に選ばれるべきだと言われている Netflix の必見作「マリッジ・ストーリー」の予告編 ! !


スカーレット・ジョハンソンが演じている女優のニコールは、「ザ・ヘイトフル・エイト」で知られる女優のジェニファー・ジェイソン・リーです!!


…というのは、つまり、脚本を執筆して、メガホンをとったノア・バームバック監督が、自己の離婚体験を投影し…、

Trailer : Marriage Story


その苦悩のトラウマを消化して、自分自身を救うためのセラピーとして作ったに違いないと言われている、ざんげ録的?!な最新作「マリッジ・ストーリー」の全長版の予告編を、配給・配信の Netflix がリリースしてくれたので、先に披露された夫と妻のそれぞれの視点からの予告編とあわせて、計3つの予告編をご覧ください…!!


2005年にジェニファー・ジェイソン・リーと結婚し、2013年に離婚するまでの約8年の間に、夫婦で一緒に「マーゴット・アット・ザ・ウエディング」(2007年)と「グリーンバーグ」(2010年)を作るなどしたノア・バームバック監督が…、


「フランシス・ハ」(2012年)、「ホワイル・ウィア・ヤング」(2015年)、そして、「ザ・マイヤーウィッツ・ストーリーズ」(2017年)でも組んだ間柄だけに、すっかり常連俳優と言えるアダム・ドライヴァーが演じているチャーリーは、ニューヨークを拠点として、前衛的な劇を披露し、評論家の筋からは高い評価を得ている演出家。

What I Love About Charlie


そのチャーリーの才能と魅力に惚れ込んだ女優のニコール=スカーレット・ジョハンソンは華やかなハリウッドの映画の世界での成功を捨てて、ニューヨークに移り住み、夫の舞台に出演をして、息子のヘンリー=アジー・ロバートソンくん(スカーレット・ジョハンソン主演の「ラフ・ナイト」2017年)まで儲けたものの、芸術家肌だけに、やや身勝手なところのある夫と間にすれ違いを感じた始めた折り、西海岸に舞い戻る仕事に恵まれる…。

What I Love About Nicole


…といったような経緯から離婚を決意するチャーリーとニコールは当初、円満に別れようとするのですが、しかし、夫婦の間に息子はひとりしか、いないことから、次第に別れ話は複雑化して、対立の様相を呈し、ついにお互いに弁護士を雇っての裁判に突入というドロ沼の事態へとおちいっていくことに…。


「ジョーカー」が現在、大ヒット中のホアキン・フェニックスのお相手として、OS の人工知能の役をつとめた「ハー」(2013年)の声の演技に対し、アカデミー賞は最優秀主演女優賞のオスカー像を与えるべきだった…と、強い支持を受けたスカーレット・ジョハンソンが、いよいよ現実にオスカー女優になるのかもしれない「マリッジ・ストーリー」は、北米では来月11月6日に映画館で封切りのあと、12月6日から配信スタート!!


アダム・ドライヴァーは、「スター・ウォーズ」の完結編の「ザ・ライズ・オブ・スカイウォーカー」が、12月20日から世界各国で公開ですが、むしろ、サーガに先がけて、披露される「マリッジ・ストーリー」のほうが話題となり、離婚の悪夢の現実味が絵空事の暗黒の騎士に勝るだろう…と言われていますから、「ブラッククランスマン」での今春の第91回 アカデミー賞の助演男優賞のノミネートに続けて、2年連続でオスカーに絡み、夫婦役を演じた男女が共に最優秀の主演賞に選ばれる可能性もあり得そうです…!!

Photo Credit: © Netflix. All Rights Reserved.

さらに加えて、それぞれ弁護士役で登場する共演者のローラ・ダーン(「スター・ウォーズ : ザ・ラスト・ジェダイ」2017年)、レイ・リオッタ(「グッドフェローズ」1990年)の名演技も高評価を博していますし、もう83歳の名優アラン・アルダ(テレビシリーズ「マッシュ」)も出演しているだけに、映画通の方としては、とりあえず、Netflix をサブスクするしかなさそうですね…!!


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