Godzilla vs. Kong : ゴジラ・シネマティック・ユニバースは失敗 ! ! と判断したのかもしれないワーナー・ブラザースが、日米モンスター対決の頂上決戦「ゴジラ vs. コング」の全米公開延期を決定 ! !
映画館での公開はあきらめて、むしろ、ワーナー・ブラザースの新しい配信サービス HBO Max の目玉プログラムとして、リリースするのでは…?!
…といった不穏なウワサもありますが、来春の2020年3月13日に予定していた「ゴジラ vs. コング」の全米公開を延期すると決めたワーナー・ブラザースが、約8ヶ月先送りの同年秋の11月20日の新しい封切り日を発表しました…!!と、つまり、あと4ヶ月ぐらいの辛抱か…と楽しみにしていた怪獣王のファンの方としては、いきなり1年近いお預けを食らってしまったわけですが…、
しかし、全米公開まで、もう半年を切っている…というのに、予告編どころか、ポスターも何も披露されていなかっただけに、とっくに延期を覚悟していた方も少なくなかったのでは…?!
そもそもは 2020年5月22日全米公開だった「ゴジラ vs. コング」を前倒しして、春の3月公開を決めたワーナーとレジェンダリーが、どうして、また封切りを秋に遅らせることにしたのか…?!、その理由については具体的に說明されてはいませんが…、
スカーレット・ウィッチのリジーが主演女優だったハリウッド版「ゴジラ」の第1作め(2014年)の国内での売り上げが約2億68万ドルだったのに対して、今夏に封切った「キング・オブ・ザ・モンスターズ」は、いきなり半分に近い約1億1,050万ドルにまで急落したこと。世界総売り上げにしても、第1作めは約5億2,908万ドルを稼いだのに、第2作めは約3億8,330万ドルにまで低下し、大赤字を出してしまっています…。
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そして、対戦相手のコングが初登場した「スカルアイランド」(2017年)の世界総売り上げは「ゴジラ」を超えて、約5億6,107万ドルを儲けたものの、国内での売り上げは2億ドルには届かず、約1億6,805万ドルにとどまっていますから、ゴジラ・シネマティック・ユニバースが思惑通りに盛り上がっていないのは明白であるため、建て直しのための時間を稼いだのか?!、テコ入れの追加撮影を行うつもりなのか?!などと憶測できますが…、
「ゴジラ vs. コング」の新たな封切り日の 2020年11月20日は、もともとは「ファンタスティック・ビースツ」シリーズの第3作めの全米公開日だったことを踏まえると、暴力亭主のレッテルを貼られたジョニー・デップを起用したことが裏目に出た「ハリポタ」スピンオフの不調も同時に影響しているように思えなくもありません…?!
Photo Credit: © Legendary Pictures / Warner Bros. All Rights Reserved.
ハリウッド版「デス・ノート」(2017年)のアダム・ウィンガード監督にメガホンが託された「ゴジラ vs. コング」の出来栄えは当然まだ何もわかりませんが、来年の秋はマーベルのコミックヒーロー映画「エターナルズ」=2020年11月6日全米公開が猛威を振るいそうだけに、怪獣王は早くもピンチにおちいったかもしれません…?!、公開日が二転三転する「ゴジラ vs. コング」について、怪獣王のファンのみなさんはどのようなご意見をお持ちになられているでしょう…?!