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Box Office : さようなら、ターミネーター…。130億円以上もの巨額赤字を抱える見込みになった「ダーク・フェイト」の大失敗を受けて当然、もう続編は作らないシリーズ完全終了の幕引きのお陀仏が伝えられた ! !


「ターミネーター」シリーズ生みの親のジェームズ・キャメロン監督が仕掛け人として、本格的に乗り出しても、再起動はダメだっただけに…


もはや、「ターミネーター」の人気の寿命は尽きたと判断されたのかもしれない続編製作の見込みが失われたシリーズ完全終了?!とも受けとめられる悲報を、業界メディア THR のパメラ・マクリントックが伝えてくれました…。


CIA の全米映画ボックスオフィスの興行レポートでもお伝えしたように、「ダーク・フェイト」の肝心の本国でのオープニング成績が約2,900万ドルということは…、

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「X-Men」史上最低の失敗の沈没作として、この夏に話題になった「ダーク・フェニックス」の同成績=約3,283万ドル(3,721館)を下まわっているばかりか、やはり、今夏の大失敗作と嘲笑われた「メン・イン・ブラック : インターナショナル」の同成績=約3,003万ドル(4,224館)にも負けていますし、ストリッパーの女性たちが仕掛けた詐欺の実話を描いた「ハスラーズ」=オープニング成績は約3,318万ドル(3,250館)のようなブロックバスター映画ではない小規模な作品にすら劣ってしまった無様な結果になっています…。


よって、巨額の2億ドルに近い製作費の約1億9,600万ドルの約3割をそれぞれ負担したパラマウント映画とディズニー・FOX、そして、シリーズの権利を持つスカイダンス・メディア、それから残りの約1割を負担したらしい中国のテンセントは実に痛い目に遭ってしまったわけですが、「ダーク・フェイト」が抱え込むであろう赤字の額は 1億2,000万ドル以上…、つまり、約130億円以上にもなると試算されているそうです…。


となれば当然、スカイダンスがさらに「ターミネーター」の映画を製作する予定は現時点では、もうない…と、同社に近い筋からの証言が伝えられるのも無理はなく、せっかく主演に復帰をした元祖サラ・コナーのリンダ・ハミルトンの活躍は「ダーク・フェイト」が観納め…と覚悟しておいたほうがよさそうです…。


パラマウント映画とスカイダンスは、ウィル・スミスがウィル・スミスと共演したダブル・ウィル・スミスを売りにした「ジェミニ・マン」を先月10月半ばに封切るも、お見事に沈没し、約81億4,509万円以上もの巨額赤字を抱えるだろう…と試算されていましたから、「ターミネーター : ダーク・フェイト」によって、その穴埋めをするどころか、さらに傷口を広げてしまった大出血の事態となってしまっています…。

Photo Credit: © Paramount Pictures. All Rights Reserved.

リスクを恐れながらも、大儲けを狙う…という矛盾した腹積もりにもとづいて、過去の人気タイトルに巨額を投資する映画界の焼き直しビジネスはもう限界に達したのかもしれませんね…。


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