The Gray Man :「ブレードランナー」のライアン VS「キャプテン・アメリカ」のクリス ! !、「アベンジャーズ」のルッソ兄弟監督の次回作が、Netflix 史上最大の「007」級のアクション超大作シリーズを立ち上げる第1作め「暗殺者 ザ・グレイマン」に決定 ! !
マーベル・シネマティック・ユニバースにスパイ映画のサスペンスの要素を採り入れ、男同士の運命の対決を描いた…
「キャプテン・アメリカ : ウィンター・ソルジャー」(2014年)が、コミックヒーロー映画の枠を超えた質の高い作品として絶賛を博したことから、ヒーロー大集合映画の「シビル・ウォー」(2016年)を経て、「アベンジャーズ」の総決算の「インフィニティ・ウォー」(2018年)と「エンドゲーム」(2019年)のメガホンを託されたルッソ兄弟監督が…
待望の次回作として、「ブレードランナー 2049」(2017年)のライアン・ゴズリングを主演に起用する Netflix 史上最大規模のアクション映画「ザ・グレイマン」を手がけることが正式に決定しました…!!
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マーベル作品を通じて、勝手知ったる間柄のキャプテン・アメリカのクリス・エヴァンズを対戦相手に迎えて、およそ2億ドル…ということは、「ブラック・パンサー」(2018年)と同等の巨額の製作費が投じられる予定のブロックバスター映画の超大作「ザ・グレイマン」は、マーク・グリーニー著の同名ベストセラーの小説シリーズの映画化です…!!、その2009年に出版された原作の邦訳本を出版する早川書房の紹介によれば…
身を隠すのが巧みで、グレイマン(人目につかない男)と呼ばれる凄腕の暗殺者ジェントリー。CIAの特殊活動部に属していた彼は、突然解雇され命を狙われ始めたが、追跡を逃れて今は民間警備会社の経営者から暗殺の仕事を受けている。だが、ナイジェリアの大臣を暗殺したため、兄の大統領が復讐を決意、やがて、様々な国の暗殺チームがグレイマンを標的とする死のレースを開始した!!、熾烈な戦闘が連続する冒険アクション小説。
…とのことで、ライアン・ゴズリング主演の新たな「007」シリーズとでも言ったイメージの「ザ・グレイマン」の第1作めは、今後の新型トランプの感染状況によって、スケジュールは見直しされる可能性は当然、あり得ますが、今秋に本格的な製作準備に着手し、来年2021年早々には撮影を開始するクランクインを目指しているそうです…!!
CIA の捜査官のロイド役のクリス・エヴァンズが、元 CIA の同僚だったライアン・ゴズリング扮する暗殺者のグレイマンこと、ジェントリーを追うことに…!!と、かつては仲間同士だった男たちが、お互いに戦わなければならなくなってしまう葛藤を抱える対決の構図は、まさに「キャプテン・アメリカ : ウィンター・ソルジャー」と同じですが、ジョー・ルッソ監督が執筆した「ザ・グレイマン」のシナリオを仕上げたのは、「ウィンター・ソルジャー」を含めて、「キャプテン・アメリカ」のトリロジーと、前述の「アベンジャーズ」の2作品を手がけた脚本家コンビのクリストファー・マルクスとスティーヴン・マクフィーリーだそうですから、まったく期待が持てそうです…!!
なお、製作・配信の Netflix は「ザ・グレイマン」に投じる2億ドルが、同社史上最高額の製作費に位置づけていますが、表向きの公称は約1億8,000万ドルと言っているものの、名匠マーティン・スコセッシ監督は「アイリッシュマン」(2019年)を完成するにあたって、実際は約2億5,000万ドルを使っていますから、本当は Netflix 史上2番めの超大作です…!!
「アド・アストラ」(2019年)のジェームズ・グレイ監督とブラッド・ピットのコンビが組んでの映画化を目指していたほか、主人公の性別を女性に変えて、金髪爆弾のシャーリーズ・セロンが自分の主演シリーズにしたいと検討していた原作だけに、大ヒット・シリーズに発展しそうなポテンシャルを秘めた「ザ・グレイマン」が、ルッソ兄弟監督とライアン、クリスたちによって、どんなアクション超大作に仕上げられるのか…?!、続報をお楽しみに…!!