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The Father : お父さんの目にはもう、娘の私の姿が別人に見えている…。フランスを代表する劇作家フローリアン・ゼレールが、名優アンソニー・ホプキンス、女王陛下のオリヴィア・コールマンら演技巧者をキャストに迎えて、老いることの困惑を描いた傑作戯曲を映画化し、オスカー候補になりそうな要注目の「ザ・ファーザー」の予告編を初公開 ! !


娘のアンの役に、女王陛下のオリヴィア・コールマンと「ゴーストライター」のオリヴィア・ウィリアムズのふたりのオリヴィアを起用して…


交互に演じさせることで、名優アンソニー・ホプキンス扮する父のアンソニーが老いて、現実を見失い…

Trailer : The Father


自分の娘なのにもう誰だか、わからなくなってしまい、他人だとカン違いする困惑を観客に疑似体験させる演出の工夫が話題の見どころになりそうな「ザ・ファーザー」を、北米で配給するソニー・ピクチャーズ・クラシックスが予告編を初公開してくれました…!!


フランスの劇作家のフローリアン・ゼレールが、2012年に発表した初演以来、老いをテーマにした傑作と讃えられて、数々の演劇賞を与えられた自作の同名戯曲を原作とし、初めての映画のメガホンをとったデビュー作「ザ・ファーザー」は…、


予告編でご覧のように、「ザ・フェイバリット」(2018年)のアン女王役で、アカデミー賞の最優秀主演女優賞に選ばれたオリヴィア・コールマンが演じる娘のアンが隣りにいるのに、1937年大晦日の12月31日生まれらしい高齢の父は、娘はパリに引っ越した…などと言い出す始末のチグハグからしても…、


かなり老いの症状が進行しているらしいアンソニー・ホプキンスが、ついに娘のアンのオリヴィア・コールマンの姿が、別人のオリヴィア・ウィリアムズに見えてしまうばかりか、アンの夫のポール=ルーファス・シーウェル(「ジュディ」2019年)の姿も他人のマーク・ゲイティス(「ザ・フェイバリット」2018年)に見え始めながらも…、


自分の身の回りの世話ぐらい自分で出来る!!と言い張り、ひとり暮らしを続けているはずが、果たして、本当はもう自分は誰かと一緒に暮らしているのか…?!、現実と記憶の境界が曖昧になるにつれて、感情の浮き沈みが激しくなっていく高齢者本人の困惑と、それを見守るしかない家族の姿を描いた人間ドラマですが…、


現実に後期高齢者のアンソニー・ホプキンスが、82歳にして発揮した演技力は、わずか2分半の予告編だけでも充分に感銘に価する卓越の極みのように観受けられますし、オリヴィア・コールマンも再びオスカーの候補にあげられても、おかしくないかもしれません…!!


若い介護人のルーシー役を演じてるイモージェン・プーツ(「グリーン・ルーム」2015年)も実力のある人ですから、映画通の方としては、大変に観応えのありそうな作品として、鑑賞の予定に入れたほうがよさそうな「ザ・ファーザー」は、北米では年末の12月18日から限定公開で封切りのあと、クリスマスの12月25日に全米規模の拡大公開の予定です!!、配給のソニピが、ひとまず、各映画賞の演技部門を狙っているのはもう絶対に間違いないですね…!!、乞うご期待です!!

Photo Credit: © Sony Pictures. All Rights Reserved.


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