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The Mauritanian : 衝撃作「ラスト・キング・オブ・スコットランド」のケヴィン・マクドナルド監督が、ジョディ・フォスター、ベネディクト・カンバーバッチら演技派を起用し、「グアンタナモ収容所 地獄からの手記」を映画化したオスカー狙いの注目作「ザ・モーリタニアン」の予告編を初公開 ! !

次の第93回 アカデミー賞の授賞式は新型トランプ延期をして、いつもより遅い新年2021年4月25日の開催ですから…


ノミネートの対象になる映画の公開時期も例年のように前年末…つまり、今月2020年12月のうちの封切りではなく、2021年の2月末までに公開すれば、OK だけに…

Trailer : The Mauritanian


オスカー狙いギリギリのタイミングと言える2月19日公開を選んだ配給の STX エンタテインメントが、社会派の勝負映画「ザ・モーリタニアン」の予告編を披露してくれました…!!


東アフリカのウガンダ共和国の独裁者として知られた食人大統領の故イディ・アミン(2003年没)に扮して、鬼気迫る迫力を魅せたフォレスト・ウィテカーが、アカデミー賞の最優秀主演男優賞に選ばれた衝撃作「ザ・ラスト・キング・オブ・スコットランド」(2006年)などの社会派映画の作り手のケヴィン・マクドナルド監督とは…

「第九軍団のワシ」の映画化「ジ・イーグル」(2011年)でも組んだ間柄のアルジェリア系フランス人のタハール・ラヒムが、モーリタニア・イスラム共和国出身の実在のモハメドゥ・ウルド・スラヒさん(現在49歳)の役を与えられた「ザ・モーリタニアン」は、そのモハメドゥさんが、2015年に出版された「グアンタナモ収容所 地獄からの手記」を原作とする実話の映画化です。その原作を邦訳出版する河出書房新社によれば…

罪状不明のまま今も米国政府に収監されている著者が経験した、拷問と虐待の日々…。この手記は、国家と人間について何を語るのか?

…とのことで、いわゆるイスラム教の聖戦のジハードを目指すムジャーヒディーンを支持していたモハメドゥさんが、ロサンゼルス国際空港の爆破未遂事件に関与しているのでは?!との疑いを持たれ、1999年から2000年にかけての時期に住んでいたカナダの安全情報局の取り調べを受けた…


…という前例があったことから、2001年9月11日に同時多発テロ事件が起きたあと、テロリストの勧誘に関わっていたのでは…?!という疑問を抱いたアメリカの FBI と CIA が、ヨルダンを経由して、モハメドゥさんの身柄を確保し、何ら罪状も示すことなく、ましてや、裁判すら行わないまま、2002年の夏に悪名高いグアンタナモの拘置所にぶち込んで、2016年秋の10月までの実に約14年間も自由を拘束した…!!

陰謀かぶれのアメリカ政府の人権無視のやりたい放題を突っつく社会派の実話映画は、今年2020年のパンデミックを悪用して、あろうことか独裁者を目指したトランプ容疑者の暴政と大統領犯罪が大きな国際問題になっている今の現実にピッタリのタイムリーなテーマ!!とも言えそうですが…、

Photo Credit: © STX Entertainment. All Rights Reserved.

モハメドゥさんの解放に貢献した弁護士のジョディ・フォスターとシェイリーン・ウッドリー、米軍の検事に扮したベネディクト・カンバーバッチら演技巧者同士の競演が、映画ファンにとっては期待の大きな見どころにもなっていますね…!!、なお、共演者として、見た目は大人でも中身は子どものザッカリー・リーヴァイ、つまり、シャザムも参戦しています…!!


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