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Jared Leto's 'Morbius' Grossed Higher Than Estimate At Opening : ジャレッド・レト主演のソニー・マーベルのホラー・タッチのヒーロー映画「モービウス」が、スパイダーマンのアニメ「イントゥ・ザ・スパイダーバース」を超えた期待以上のオープニング・ヒット ! !

ディズニーの本家のマーベル・シネマティック・ユニバースのうち、封切りで最もヒットしなかった…


…と言っても初期の作品なので、封切ったのはディズニーではなく、ユニバーサル映画だったエドワード・ノートン主演の「インクレディブル・ハルク」(2008年)のオープニング成績は約5,541万ドル(3,505館)でしたから、マーベルのキャラの映画ともなれば、少なくとも 5,000万ドル以上を稼ぐことができなければ、不発のように見えますが…、

モービウス」 $39,100,000−(4,268館/$9,161)−$39,100,000


RT の評論家の支持率 17 % / Metacritic スコア 36 / 出口調査の CinemaScore C+

トム・ハーディ主演の「ヴェノム」シリーズに続く、ソニピ版マーベル・ユニバースの第2弾として、この週末に同社が封切った「モービウス」のオープニング成績は約3,910万ドル(4,268館)でした…!!


先週末の封切り初日の金曜日(4月1日)にお伝えした前夜祭興行の結果から、ワーナー・DC の見た目は大人のヒーロー映画「シャザム」(2019年)のオープニング成績=約5,351万ドル(4,217館)と同等の数字を叩き出す可能性も考えられたジャレッド・レト主演作は、ソニピの低めの期待値の 3,300万ドル、つまり、マーゴット・ロビーのハーレー・クインが主演し、不発と言われた「バーズ・オブ・プレイ」(2020年)の同成績=約3,301万ドル(4,236館)を超えたため、ひとまずノルマは達成できたことになりますし…、

トム・ホランド主演の「スパイダーマン」の実写シリーズには、まったく及ばなかったものの、アニメの「イントゥ・ザ・スパイダーバース」(2018年)のオープニング成績は約3,536万ドル(3,813館)だったので、この秋の10月7日に続編の「アクロス・ザ・スパイダーバース」が全米公開される人気作よりも好調のスタートを切ったことになります。そして…、


昨2021年末の12月にプリクエールの「ザ・キング'ズ・マン」が封切られ、本流の第3作めが来年2023年に公開予定の痛快スパイ・アクション映画「キングスマン」の第2弾「ゴールデン・サークル」(2017年)の封切り成績が約3,902万ドル(4,003館)だったことを振り返ると、「モービウス」が稼いだ約3,910万ドルは、マーベル作品らしくはないものの、けして、そんなに良くない成績ではありませんし…、

「ゴールデン・サークル」の製作費が 1億ドルを超えていたのに対し、「モービウス」はコミックヒーロー映画としては、かなり安めと言えそうな約7,500万ドルだけに、続編の「モービウス 2」だって、あり得なくはないかもしれません…!!、しかしながら…、



映画の格付けサイト Rotten Tomatoes のジャーナリストの支持率が、たったの17%の腐敗映画に認定された「モービウス」は、出口調査の観客の評価のスコアが期待ハズレの “ C+ ” でしたから、コミックヒーロー映画のジャンルでは、絶不評で叩かれまくり、ジョシュ・トランク監督が失脚した「ファンタスティック・フォー」(2015年)の “ C- ” に次ぐ、史上2番めにサイテーのひどいスコアとなっています…。

Rotten Tomatoes の評価は、その低い支持率を与えたジャーナリストたちが映画を観たのは「仕事」だからであり、そもそも「モービウス」を観たい!!と思っていたとは限らないのに対して、封切りの出口調査のスコアが低いというのは、ジャレッド・レトの映画をイチ早く観たい…!!と心底から思って、鑑賞料金を支払ったファンを完全に裏切った最悪の結果ですから…、


前述のように出足の約3,910万ドルの封切り成績は必ずしも良くないとは言えないものの、内容が大ウケの好評を博して、国内の売り上げが約1億9,017万ドルにまで達し、世界総額の興行成績は約3億7,508万ドルだった「イントゥ・ザ・スパイダーバース」のように動員が尻上がりに伸びるのか…?!と言うと、それは「モービウス」には期待できなさそうですし、「キングスマン 2」のように国内の成績が辛うじて大台の1億ドルを超えることもないかもしれません…。となれば、続編の「2」に進むのは難しいかもしれませんが…、

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製作費が安めの「モービウス」は諸外国の封切りでは約4,490万ドルを売り上げて、全世界総額の封切り成績は約8,400万ドルですから、最終的に赤字におちいる可能性は低そうです。となれば、ジャレッド・レトのモービウスが、これから登場するクレイヴン・ザ・ハンターシルクといった新キャラクターや、既存のヴェノム、そして、スパイダーマンも…?!と絡んで、ソニピ版マーベル・ユニバースの世界を形づくっていく役割を思うと、難はあったものの、ひとまずデビューを果たして、キャラを紹介し、ユニバースに追加できた…!!という評価にまとめることができそうかもしれませんね…!!

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