Header Ads

David Cronenberg reunite Vincent Cassel for Supernatural Thriller 'The Shrouds ':「クライムズ・オブ・ザ・フューチャー」が楽しみなクローネンバーグ監督の次回作の撮影が早くも決定 ! !、棺おけモニターをめぐる墓荒らし事件の謎を描くスリラー「ザ・シュラウズ」に、ヴァンサン・カッセルが主演 ! !

棺おけモニターって、何ですか…?!と記事の見出しを一読するなり、疑問して当然かと思いますが…、


愛してやまない人が亡くなった…なんて、とうてい受け入れられず、死んでも絶対に離れたくない…と悲嘆に暮れるご遺族のために、ご遺体に着せる経帷子(きょうかたびら)、つまり映画のタイトルの「死に装束(Shroud =シュラウド)」(下 ↓ の写真はシュラウドの一例)を身に着けることで、埋葬されたご遺体が腐敗し、朽ちていく様子をリアルタイムでモニターすることができますよ!!という画期的に奇妙な装置!!のことらしいだけに、まったく…

デヴィッド・クローネンバーグ監督らしいじゃないか…!!と同監督ファンの映画通のみなさんが、ひざを叩いて、よろこびそうな次回作「ザ・シュラウズ」の海外配給権などの営業を、来週の火曜日の5月17日に開幕する第75回 カンヌ国際映画祭のマーケットで、フィルムネイションが行う予定を、業界メディアの Deadline がレポートしてくれました…!!


デニ・ヴィルヌーヴ監督のSF映画の異色作「アライヴァル」(2016年)などを製作したフィルムネイションだけに、やっぱり、ふつうではない切り口からの SF とも言えそうな「ザ・シュラウズ」は、クローネンバーグ監督とは「イースタン・プロミス」(2007年)と「ア・デンジャラス・メソッド」(2011年)で組んだ間柄のヴァンサン・カッセルが主人公のカーシュ役を演じ…、

革新的なビジネスマンのカーシュが、愛妻を失った深い哀しみに苛まれたことから、前述の棺おけモニター?!とも言える死に装束のデバイスを開発し、自分と同じように喪失感を埋めきれない遺族という市場を狙って、商売を始めるや、あろうことか国際的に大ヒット!!が目前の成功をつかみ始めた矢先…、


棺おけモニターを設置した自社の墓地が荒らされ、亡き愛妻のお墓まで半壊されたカーシュは、いったい何者が何を目的として、墓荒らしの惨事を起こしたのか…?!、犯人と事件の謎を追うにつれ、物語は超自然的な領域に踏み込むようですが、亡き愛妻との追憶を守りたいカーシュは、自分が起業した死人とつながるビジネスの意味を考えはじめることに…。


…といった次第で、奇妙にねじれた愛情表現を描く節がうかがえるところもクローネンバーグ監督らしい「ザ・シュラウズ」は来春の2023年3月に撮影を開始するクランクインが決まっているそうですから、フランス映画界を代表する名優のヴァンサン・カッセルが主演する人選も踏まえれば、さらに翌年の2024年のカンヌ国際映画祭への出品を目指しているに違いない…!!と、映画通は誰でも予想できるだけに…、



来週に始まるカンヌでのセールスの営業を成功させるためにも、その第75回めの映画祭で世界初お披露目のプレミア上映を行う「クライムズ・オブ・ザ・フューチャー」が高評価を博す必要がありますが、しかし、当のデヴィッド・クローネンバーグ監督は、映画の冒頭のえげつない描写を観るなり、これはとても耐えられない…と判断した観客たちが、上映開始から5分以内に席を立ち去るだろう…と語り、物議をかもす結果におちいる騒動を覚悟しているそうです…!!

ヴァンサン・カッセルと同じくクローネンバーグ監督とは名コンビのヴィゴ・モーテンセンが主演をつとめ、レア・セドゥとクリステン・スチュワートの2大女優が脇をかためた近未来SF映画のボディ・ホラー「クライムズ・オブ・ザ・フューチャー」は、北米では6月3日に限定公開のあと、翌週末の10日の金曜日から順次拡大公開の予定です…!!

Powered by Blogger.